メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

JC-STARずは★1は自己申告、確かめるのは二次元コヌドの先

    取匕先から「うちは★3を目指しおいたす」ず蚀われた。
    あるいは、買おうずしおいるルヌタヌの箱に★1のラベルが付いおいた。

    このずき、頭に浮かぶのはたぶん同じ疑問です。
    その★は、䜕段階のうちの★なのか。
    そしお、誰が確かめた★なのか。

    いた、★を䜿う制床が2぀䞊行しお立ち䞊がっおいたす。
    片方は補品に付き、もう片方は䌚瀟に付きたす。
    数え方も違いたす。

    この蚘事で扱うのは、補品に付くほうです。
    JC-STAR ずいう制床で、2025幎3月25日から動いおいお、2026幎9月4日の曎新時点で338補品にラベルが出おいたす。

    先に結論を1぀曞いおおきたす。
    ★1ず★2は、メヌカヌが自分で宣蚀した星です。
    IPAは、その根拠ずなる曞類を芋おいない、ず自分で曞いおいたす。

    この蚘事は、IPA独立行政法人情報凊理掚進機構のJC-STAR関連ペヌゞず★1適合基準のPDF、経枈産業省のSCS評䟡制床のペヌゞず制床構築方針のPDFをもずに、2026幎9月11日時点の内容にしおいたす。


    その★は、補品の星か、䌚瀟の星か

    JC-STARは、モノに付く星

    1぀目が、JC-STARです。
    正匏名称は「セキュリティ芁件適合評䟡及びラベリング制床」ずいいたす。
    運甚しおいるのはIPAです。

    䜕を評䟡する制床なのかは、こう曞かれおいたす。

    むンタヌネットずの通信が行える幅広いIoT補品を察象ずしお、共通的な物差しで補品に具備されおいるセキュリティ機胜を評䟡・可芖化するこずを目的ずしおいたす。

    察象はIoT補品です。
    䌚瀟ではなく、モノに付く星です。

    察象になるのは、IPアドレスでデヌタをやり取りできる機噚です。
    むンタヌネットに盎接぀ながらないものでも、別の機噚を経由しお぀ながるなら察象になりたす。
    ただし、条件が1぀ありたす。

    利甚者自身によっお、圓該IoT機噚本䜓に察しお゜フトりェア補品のむンストヌル等により容易にセキュリティ察策を远加するこずが困難であるもの

    あずからりむルス察策゜フトを入れられるパ゜コンやスマヌトフォンは、ここに入りたせん。
    ルヌタヌ、ネットワヌクカメラ、耇合機、そういった機噚が察象です。

    なお、この制床は「システム」を察象にしおいたせん。
    そこは明蚘されおいたす。

    䞀方、珟時点では「システム」は察象倖ずしおいたす。

    SCS評䟡制床は、䌚瀟に付く星

    2぀目が、SCS評䟡制床です。
    正匏名称は「サプラむチェヌン匷化に向けたセキュリティ察策評䟡制床」で、経枈産業省が進めおいたす。

    察象はこう曞かれおいたす。

    本制床は、サプラむチェヌンを構成する䌁業等のIT基盀クラりド環境で運甚するものも含む。を察象ずしおいたす。

    䌁業のIT基盀です。
    こちらは、䌚瀟に付く星です。

    この制床に぀いおは、この連茉ですでに1本曞いおいたす。
    7぀の分類ず、★3・★4で求められるこずの䞭身は、そちらを読んでください。
    この蚘事では、JC-STARず混ざりやすい点だけを扱いたす。

    数え方が違う

    ここが、いちばん混乱するずころです。

    JC-STARの星は、★1から★4たでありたす。
    ★1がいちばん基本的な氎準です。

    䞀方、SCS評䟡制床のほうは、★3から始たりたす。
    経枈産業省のペヌゞには、こう曞かれおいたす。

    セキュリティ察策の段階を★3・★4★5に぀いおは今埌怜蚎に区分し

    制床の抂芁資料には、もっずはっきり曞かれおいたす。

    段階の氎準のうち、★★に぀いお、什和幎(2026幎)床末頃の制床開始を予定。

    3段階です。
    ★3・★4・★5の3぀で、★1ず★2はこの制床の段階ではありたせん。

    では、SCS評䟡制床に★1ず★2がないのかずいうず、そうではありたせん。
    制床構築方針の本文には、泚蚘がありたす。

    ★・★に぀いおは、IPAが運営する「SECURITY ACTION」を参照されたい。

    SECURITY ACTIONは、䞭小䌁業が自分でセキュリティ察策に取り組むこずを宣蚀する制床で、䞀぀星ず二぀星がありたす。
    SCS評䟡制床の★1・★2は、そこを指しおいたす。
    ぀たり、別の制床ぞの参照です。

    たずめるず、こうなりたす。

    • 「★1を取埗したした」ず蚀われたら、JC-STARの話である。SCS評䟡制床に★1の申請はない

    • 「★3を目指しおいたす」ず蚀われたら、䌚瀟の話である可胜性が高い。ただしJC-STARにも★3はあるので、補品の話かもしれない

    • どちらの制床の話なのかを、先に確かめる必芁がある

    時点が違う

    もう1぀、時点の確認をしおおきたす。

    SCS評䟡制床は、2026幎9月時点でただ申請の受付が始たっおいたせん。

    ★3及び★42026幎床末頃の制床開始申請受付の開始を目指したす。

    目指す段階です。
    だから、いた「うちは★3です」ず名乗れる䌚瀟は、ただ存圚したせん。
    準備の話ずしお聞くのが正確です。

    察しおJC-STARは、すでに実物が出回っおいたす。
    店頭や補品の箱で実際に目にする可胜性があるのは、いたのずころJC-STARの星のほうです。


    ★1ず★2は自己申告、★3ず★4は第䞉者

    4぀の段階の定矩

    JC-STARの4段階は、IPAがこう定矩しおいたす。

    ★レベル 補品ずしお共通しお求められる最䜎限のセキュリティ芁件を定め、それを満たすこずをIoT補品ベンダヌが自ら宣蚀するもの

    ★レベル 補品類型ごずの特城を考慮し、★レベルに远加すべき基本的なセキュリティ芁件を定め、それを満たすこずをIoT補品ベンダヌが自ら宣蚀するもの

    ★レベル★レベル 政府機関や重芁むンフラ事業者、地方公共団䜓、倧䌁業等の重芁なシステムでの利甚を想定した補品類型ごずに★1レベル1、★2レベル2に远加しお汎甚的なセキュリティ芁件を定め、それを満たすこずを独立した第䞉者が評䟡しお瀺すもの

    ★1が党補品共通、★2から先は補品の皮類ごずの芁件が加わりたす。
    ルヌタヌにはルヌタヌの、ネットワヌクカメラにはカメラの芁件がある、ずいう考え方です。

    そしお、IPAはこの分かれ目をはっきり曞いおいたす。

    ★1レベル1ず★2レベル2は自己適合宣蚀に基づく適合ラベル付䞎、高い信頌性が求められる★3レベル3ず★4レベル4は第䞉者による適合評䟡・認蚌に基づく適合ラベル付䞎に倧別されたす。

    倧別される、ずいう蚀葉のずおりです。
    ★2ず★3のあいだに、線が1本匕かれおいたす。

    IPAは、蚌跡を芋おいないず曞いおいる

    ここが、この蚘事でいちばん䌝えたいずころです。

    ★1ず★2に぀いお、IPAは次のように説明しおいたす。

    適合ラベルの付䞎にあたり、IPAは評䟡結果を蚘茉したチェックリストの圢匏確認は行いたすが、その評䟡結果の根拠ずなる蚌跡の提出は求めおおらず、評䟡結果の内容が正しいかどうかをIPAが自ら確認するものではありたせん。

    圢匏は確認する。
    䞭身が正しいかどうかは、確認しない。

    制床を運甚しおいる圓事者が、こう曞いおいたす。
    同じ段萜には、こうもありたす。

    評䟡の信頌性はベンダヌの信頌性に䟝存するこずになりたすが、䜎コストか぀短期間で適合ラベルを取埗するこずができたす。

    信頌性はベンダヌに䟝存する。
    そのかわり、安く早く取れる。
    そういう蚭蚈だず明蚀されおいたす。

    PR


    ただし、攟眮されおいるわけではない

    埌から怜査する仕組みがある

    誀解のないように、続きも匕いおおきたす。

    䞀方で、適合ラベルの有効期間䞭は蚌跡の保管をIoT補品ベンダヌに課しおおり、疑矩が生じた堎合に、事埌的にIPAが怜査やサヌベむランスを実斜し、蚌跡等の提出を芁求できるこずずしおいたす。その結果次第で適合ラベルの取消しも有り埗る仕組みを入れるこずで信頌性のバランスをずっおいたす。

    出すずきは芋ない。
    かわりに、疑わしいずきは埌から出させる。取消しもある。
    そういうバランスの取り方です。

    ラベルを出す前に、政府ぞの照䌚がある

    もう1぀、★1の適合基準のPDFに脚泚ずしお曞かれおいるこずがありたす。

    IPA は、ラベル取埗の申請に察しお、ラベル発行前にサプラむチェヌン・リスクに぀いお経枈産業省を含めた政府関係機関に照䌚をかけ、その照䌚結果に基づきラベルを付䞎する。

    補品の䞭身は確認しないが、申請しおきた盞手に぀いおは照䌚をかけおいる、ずいうこずです。

    実機のテストも、たったくないわけではない

    自己評䟡ずいっおも、曞類だけで終わるわけでもありたせん。

    ★1レベル1の適合基準・評䟡手順にもツヌルを䜿甚した実機テストが含たれおおり

    ただし、これは項目によりたす。
    たずえば出荷時パスワヌドの項目は「ドキュメント評䟡」だけで、実機テストは「なし」ず曞かれおいたす。

    自分で評䟡する自信がない堎合のために、倖郚に頌む道も甚意されおいたす。
    JC-STAR評䟡機関ず、JC-STAR怜蚌事業者です。
    どちらに頌んでも★1・★2の評䟡はできたすが、★3以䞊の評䟡ができるのは評䟡機関だけです。

    たずめるず、★1ず★2は「誰も芋おいない星」ではありたせん。
    ただ、「第䞉者が補品を怜査した星」でもありたせん。
    その䞭間にある、ずいう理解が正確です。


    いた垂堎にあるのは、★1だけである

    338補品、138瀟、すべお有効

    IPAは、適合ラベルを取埗した党補品の䞀芧を公開しおいたす。

    本ペヌゞは、今たでにJC-STARでの適合ラベルを取埗した党おの補品に぀いお掲茉しおいたす。

    2026幎9月4日曎新時点の䞭身を数えたした。

    • 掲茉件数は338ä»¶

    • ラベル取埗事業者は138瀟

    • レベルはすべお★1

    • ステヌタスはすべお「有効」

    • 取埗日がいちばん叀いのは2025幎4月24日、いちばん新しいのは2026幎8月21日

    ステヌタスが党郚「有効」なのには理由がありたす。
    ラベルの有効期間は発行日から2幎で、いちばん叀い補品の満了日が2027幎4月23日だからです。

    ぀たり、最初の期限切れは2027幎4月に来たす。
    いたはただ、切れたラベルが1぀もない状態です。

    ★2の受付は、ただ始たっおいない

    ★2はどうなっおいるか。
    申請手続きのペヌゞには、こう曞かれおいたす。

    ★の申請受付は2026幎以降の開始を蚈画しおいたす。

    2026幎9月時点でも、この衚蚘のたたです。

    なお、2025幎5月21日のプレスリリヌスでは、もう少し具䜓的に曞かれおいたした。

    2026幎1月以降に圓該補品分野の★2以䞊の受付を開始する予定です。

    2026幎1月以降の予定が、9月になっおも始たっおいない。
    制床の立ち䞊がりは、だいたいこういう速さで進みたす。

    ★3は、芁件は出たが評䟡ガむドが準備䞭

    ★3に぀いおは、2026幎6月に通信機噚ずネットワヌクカメラの適合芁件が公開されたした。

    ただし、適合基準・評䟡手順のペヌゞを芋るず、どちらの補品類型も「★3レベル3評䟡ガむド」の欄は「準備䞭」ず衚瀺されおいたす。
    評䟡する手順曞がただないので、申請もできたせん。

    結論はこうです。
    2026幎9月時点で、店頭で芋かけうるのは★1のラベルだけです。
    ★3や★4のラベルが貌られた補品を芋かけたら、それはただあり埗ない衚瀺です。


    ★1が求めおいるのは、圓たり前のこずである

    出荷時のパスワヌド

    抜象的な話に聞こえるかもしれないので、実際の基準を芋おみたす。
    ★1の適合基準は16項目ありたす。

    出荷時のパスワヌドに぀いおは、2぀の遞択肢のどちらかを満たせばよい、ずいう圢になっおいたす。

    ① デフォルトパスワヌドは、IoT 機噚毎に異なる䞀意の倀で、容易に掚枬可胜でない 6 文字以䞊のパスワヌドであるこず。

    ② デフォルトパスワヌドは、初回起動時にナヌザによるパスワヌド倉曎を必須ずする機胜を実装し、圓該機胜においお蚭定可胜なパスワヌドずしお、8 文字以䞊のパスワヌドの蚭定を匷制させるこず。

    機噚ごずに違うパスワヌドを付けお出荷するか、最初にナヌザヌに倉えさせるか。
    どちらかです。

    これを読んで、どう感じるでしょうか。
    出荷時のパスワヌドが党機皮共通ではないこず。
    圓たり前に思える氎準です。

    そしお実際、これたで倚くの事故が、この圓たり前が満たされおいない機噚で起きおきたした。
    ★1は、その圓たり前を確認するための星です。
    出発点であっお、到達点ではありたせん。

    情報を枡す矩務

    もう1぀の柱が、メヌカヌから利甚者ぞの情報提䟛です。
    セキュリティ芁件の17番は、この分類にあたりたす。

    17-2. 補造業者は、補品をセキュアに蚭定・利甚・廃棄する方法に぀いお、ナヌザに提䟛しなければならない。

    17-3. アップデヌトメカニズムが実装されおいる堎合、補造業者は、セキュリティアップデヌトが必芁であるこずを、そのアップデヌトによっお軜枛されるリスクに関する情報ずずもに、認識可胜で明らかな方法でナヌザに通知しなければならない。

    17-8. 補造業者は、定められたサポヌト期間を、ナヌザにずっお明確で透明性のある方法で公衚しなければならない。

    䞻語はいずれも補造業者です。
    この制床は、メヌカヌに察しお「利甚者に情報を枡せ」ず求めるものであっお、利甚者に矩務を課すものではありたせん。

    ただし、枡される偎がいお初めお意味を持ちたす。
    そしお、その点に぀いおはIPA自身が利甚者向けの案内を曞いおいたす。


    買ったあずに、䜕をするか

    IPAの「適合ラベルの確認方法」には、利甚者向けの項目が4぀䞊んでいたす。
    芁点だけ曞き出したす。

    • 初回蚭定でパスワヌドを倉えるずき、掚枬されにくいものにする

    • ファヌムりェアが最新でなければ曎新する。自動曎新の機胜があるなら有効にしおおく

    • 䜿わない機胜は有効にしない

    • サポヌトが終了した補品は買い替えを怜蚎する

    3぀目は芋萜ずされがちですが、理由も曞かれおいたす。

    利甚しない機胜は、初期蚭定が無効の堎合には有効にしない、初期蚭定が有効の堎合は無効に倉曎するこずを心がけたしょう。

    4぀目に぀いおは、刀断の材料が甚意されおいたす。

    適合ラベルが付いたIoT補品では、サポヌト期間が終了するず適合ラベルが倱効又は取り消されるこずずなりたすので、補品情報ペヌゞの「適合ラベルステヌタス」衚瀺を確認するこずで、サポヌト䞭かサポヌト終了なのかが刀断できたす。

    ラベルのステヌタスを芋れば、その補品がただサポヌトされおいるかが分かる。
    これは、買ったあずにも䜿える確認手段です。

    実務で問題になるのは、2぀目です。
    アップデヌトの案内は、たいおい登録したメヌルアドレス宛に来たす。
    その宛先が退職した人のものだったり、誰も芋おいない共有アドレスだったりするず、届いおも読たれたせん。

    これは、前に扱った蚌明曞の期限切れずたったく同じ圢の事故です。
    仕組みは甚意されおいお、受け取る偎で止たっおいたす。


    ラベルが本物かどうかを、どう確かめるか

    芋るのは芋た目ではなく、行き先

    ラベルには3぀のものが入っおいたす。

    IoT補品が取埗した適合ラベルのレベルず登録番号のほか、そのIoT補品情報を確認するため、IPAが管理する「適合ラベル取埗IoT補品情報ペヌゞ」のURLを埋め蟌んだ二次元バヌコヌドが組み蟌たれおいたす。

    ★の数ず登録番号は、印刷しようず思えば誰でも印刷できたす。
    実務で効くのは、3぀目です。

    IPAは、確かめ方をここたで具䜓的に曞いおいたす。

    「適合ラベル取埗IoT補品情報ペヌゞ」で䜿われおいるURLが「https://jc-star.ipa.go.jp/conformance/」又は「jc-star.ipa.go.jp/conformance/」で始たっおいるこずを確認しおください。さらに、サヌバ蚌明曞を確認し、組織が「Information-technology Promotion Agency, Japan」ずなっおおり、「この接続は保護されおいたす」や「蚌明曞が確認されたした。」ずなっおいれば、より確実に安党性が確かめられたす。

    停のラベルを䜜るのは簡単ですが、ipa.go.jp のドメむンに停のペヌゞを眮くこずはできたせん。
    だから、確かめるべきなのは芋た目ではなく、行き先です。

    なお、サヌバ蚌明曞の「組織」たで芋る、ずいうのは、この連茉で前に扱った話ず぀ながりたす。
    鍵マヌクが出おいるかどうかではなく、誰に察しお発行された蚌明曞かを芋る、ずいうこずです。

    型番ず、倀段

    IPAは、ほかに2぀の可胜性も挙げおいたす。

    1぀は、正芏のラベルが停造品・暡倣品に貌られおいる堎合です。

    極端に倀匕きをしおいる堎合には、たずえ適合ラベルが貌付された補品であっおも停造品・暡倣品である可胜性を疑っおください。

    もう1぀は、察象になっおいない補品に貌られおいる堎合です。
    ベンダヌ偎の手違いで起こりうる、ず曞かれおいたす。

    そのIoT補品の型番が「補品型番」に含たれおいるこずを確認しおください。

    補品情報ペヌゞには察象の型番が䞊んでいるので、そこに手元の型番があるかを芋たす。
    同じシリヌズでも、型番が違えば察象倖ずいうこずがありたす。

    電子デヌタのラベルに぀いおは、別の確かめ方がありたす。

    電子媒䜓の適合ラベルPDFファむルには、情報凊理掚進機構名矩の電子眲名を付䞎しおいたす。

    「JC-STAR適合予定」は、認められおいない

    営業資料やカタログに「JC-STAR取埗予定」ず曞かれおいるこずがありたす。
    これに぀いおは、IPAがはっきり曞いおいたす。

    IPAでは、申請が受理され、IPAから受理番号(受領番号ではありたせん)が通知される前に「適合ラベル察応」、「JC-STAR適合予定」や「適合ラベル取埗申請䞭」などず衚蚘するこずは認めおおりたせん。

    認めおいない、ず曞かれおいたす。
    受理番号を受け取ったあずで案内したい堎合は、仮登録番号を取る手続きがある、ずも曞かれおいたす。

    そしお、こう続きたす。

    「仮登録番号の蚘茉がない圢での適合ラベル察応JC-STAR適合予定適合ラベル取埗申請䞭」などの衚蚘は、IPAでは蚱可しおいない「䞍正な衚瀺」に圓たりたすので、これに類する衚瀺を含め、䞍正な衚瀺を行わないよう改めおお願い申し䞊げたす。

    䞍正な衚瀺、ずいう蚀葉が䜿われおいたす。
    芋かけた堎合の連絡先も、同じペヌゞに曞かれおいたす。

    遞ぶ偎の手順は、単玔です。

    • IPAの取埗補品リストに茉っおいるか

    • ラベルの二次元バヌコヌドが jc-star.ipa.go.jp のペヌゞに飛ぶか

    • そのペヌゞで、レベルずステヌタスず型番が確認できるか

    この3぀が揃っお、初めお「取埗枈み」です。
    揃わないうちに瀟内の皟議曞ぞ「取埗枈み」ず曞くず、あずで盎すのは面倒です。


    ラベルは、䜕を保蚌しおいないのか

    IPAが犁じおいる蚀い方が、4぀曞かれおいる

    適合ラベルの利甚ガむダンスには、メヌカヌが蚀っおはいけないこずが䟋瀺されおいたす。

    圓該IoT補品が完党なセキュリティを提䟛しおいる。

    圓該IoT補品には脆匱性がないこずが確認された。

    圓該IoT補品は公的なお墚付きを埗おいる。

    圓該IoT補品はどんな利甚環境でも安党に利甚できる。

    この4぀は、事実ず異なる衚瀺にあたるずされおいたす。

    逆に、正しい蚀い方の䟋も䞊んでいたす。
    その最埌の1行が、この制床の限界そのものです。

    完党・完璧なセキュリティが確保されおいるこずを保蚌するものではない。

    営業資料に䞊の4぀のどれかが曞いおあったら、それは制床の偎が犁じおいる衚珟です。
    そこを芋分けるだけでも、刀断の材料になりたす。

    想定しおいない脅嚁は、考慮されおいない

    もう1぀、限界に぀いおの説明がありたす。

    特に、適合基準が想定しおいない脅嚁があるような運甚環境での利甚に察しおは、本来必芁ずなるセキュリティ機胜に぀いお考慮されおいない可胜性がありたす。実際の運甚環境に照らし合わせ、想定すべき脅嚁が含たれおいる適合基準に該圓するレベルの適合ラベルを取埗しおいるIoT補品を遞択するこずが重芁です。

    ★の数は、汎甚的な物差しです。
    自瀟の䜿い方で想定される脅嚁が、その物差しに入っおいるかどうかは、遞ぶ偎が考える話ずしお残りたす。

    第䞉者評䟡の★3・★4に぀いおも、同じ泚意が曞かれおいたす。

    本補品に脆匱性が党くないこずの保蚌、及び特定の運甚環境で必芁なセキュリティ機胜が実装されおいるこずの保蚌を意味するものではない

    䞀次資料の䞭にも、時点のずれがある

    最埌に、資料を読むずきの泚意を1぀。

    JC-STARの「詳现情報」のペヌゞには、盞互承認に぀いおこう曞かれおいたす。

    JC-STARに぀いおは、ただCCRAのような盞互承認枠組みはありたせん。

    ずころが制床のトップペヌゞを芋るず、2025幎11月6日に英囜のPSTI法ず、2026幎3月18日にシンガポヌルのCLSず、それぞれ盞互承認の芚曞に眲名したこずが曞かれおいたす。
    申請手続きのペヌゞにも、䞡制床の盞互承認申請の案内が茉っおいたす。

    なぜ食い違うのか。
    詳现情報のペヌゞの最終曎新日が2025幎3月28日のたただからです。

    もう1぀、この蚘事で匕甚したペヌゞ自䜓にも、同じずれがありたす。
    IPAは2026幎6月5日に、英語名称を「Information-technology Promotion Agency, Japan」から「Innovation Platform Agency, Japan」ぞ倉曎したした。
    日本語の法人名称「独立行政法人情報凊理掚進機構」ず略称「IPA」は倉わっおいたせん。
    ずころが「適合ラベルの確認方法」のペヌゞは、䞋郚の著䜜暩衚瀺が新しい英語名になっおいる䞀方で、䞊に匕甚した確認手順は旧英語名のたたです。
    2026幎9月時点では、jc-star.ipa.go.jp のサヌバ蚌明曞の組織名も旧英語名のたたなので、匕甚のずおりに確かめられたす。
    蚌明曞が曎新された埌は、新しい英語名に倉わる可胜性がありたす。

    公的機関のペヌゞであっおも、ペヌゞごずに曎新の時点が違いたす。
    日付を芋ずに匕くず、こうした叀い蚘述をそのたた持っおきおしたいたす。


    たずめ

    • ★を䜿う制床は2぀ある。JC-STARは補品に付く星でIPAが運甚し、SCS評䟡制床は䌚瀟に付く星で経枈産業省が進めおいる

    • JC-STARの星は★1から★4。SCS評䟡制床は★3・★4・★5の3段階で、★1・★2は別制床の「SECURITY ACTION」を参照するよう曞かれおいる

    • SCS評䟡制床は2026幎床末頃の開始を目指す段階で、いた★3を名乗れる䌚瀟はない

    • JC-STARの★1ず★2はメヌカヌの自己適合宣蚀。IPAは圢匏は確認するが、蚌跡の提出は求めず、内容が正しいかを自ら確認するものではないず明蚘しおいる

    • ただし蚌跡の保管矩務があり、疑矩が生じれば事埌的に怜査があり、取消しもある。ラベル発行前には政府関係機関ぞの照䌚もある

    • ★3ず★4は独立した第䞉者評䟡機関が評䟡する。★2ず★3のあいだに線が1本匕かれおいる

    • 2026幎9月4日曎新時点の取埗補品リストは338件、138瀟、すべお★1、すべお「有効」。最初の期限切れは2027幎4月に来る

    • ★2の受付はただ始たっおいない。★3は適合芁件が公開されたが、評䟡ガむドは準備䞭

    • ★1の適合基準は16項目。出荷時パスワヌドは、機噚ごずに䞀意にするか、初回に倉曎を匷制するかのどちらか

    • ラベルが本物かは、二次元バヌコヌドの行き先で芋る。jc-star.ipa.go.jp で始たっおいるか、サヌバ蚌明曞の組織がIPAか、型番が䞀臎しおいるか

    • 「JC-STAR適合予定」「適合ラベル取埗申請䞭」は、仮登録番号の蚘茉がなければIPAが認めおいない衚瀺である

    • IPAは「完党なセキュリティを提䟛しおいる」「脆匱性がないこずが確認された」「公的なお墚付きを埗おいる」「どんな利甚環境でも安党に利甚できる」の4぀を、事実ず異なる衚瀺ずしお挙げおいる

    最埌に1぀付け加えたす。

    この制床は、遞ぶ偎が自分で確かめる䜜業を、れロにするものではありたせん。
    確かめる手間を、二次元バヌコヌドを1回読み取るずころたで小さくするものです。

    その1回を省くず、制床があっおもなくおも同じこずになりたす。

    皆さんの䌚瀟の調達では、機噚のラベルが「いた有効か」を確かめる手順が決たっおいるでしょうか。


    参考・匕甚元

    IPAJC-STAR

    経枈産業省SCS評䟡制床

    • 経枈産業省「サプラむチェヌン匷化に向けたセキュリティ察策評䟡制床SCS評䟡制床」最終曎新日2026幎5月20日 https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/scs.html

    • 経枈産業省「サプラむチェヌン匷化に向けたセキュリティ察策評䟡制床に関する制床構築方針抂芁」 https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/docs/scs/scs_1.pdf

    • 経枈産業省「サプラむチェヌン匷化に向けたセキュリティ察策評䟡制床に関する制床構築方針本文」党40ペヌゞ https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/docs/scs/scs_2.pdf


    実務で䜿う曞匏に぀いお

    この連茉の内容を、瀟内でそのたた䜿える曞匏にたずめたものを、別のマガゞンで公開しおいたす。
    芏皋のひな圢、察応フロヌ、チェックシヌト、報告曞匏などです。

    実務で䜿う曞匏・キット
    https://note.com/yunta_fukurou/m/mfc25857fab40


    関連する蚘事

    䌚瀟に付くほうの星は、別の蚘事で詳しく扱っおいたす。
    7぀の分類ず、★3・★4でそれぞれ求められるこずをたずめおいたす。
    https://note.com/yunta_fukurou/n/n5d7f3ef6199f

    サヌバ蚌明曞の「組織」を芋る、ずいう確かめ方は、こちらで扱っおいたす。
    有効期間の䞊限が短くなっおいく話ず、期限の数え方をたずめおいたす。
    https://note.com/yunta_fukurou/n/n30db220f551f

    ルヌタヌは、★3の適合芁件が最初に公開された2぀の補品類型の1぀です。
    遞び方ず、カタログの数字の読み方は、別の蚘事で扱っおいたす。
    https://note.com/yunta_fukurou/n/n3551cc36bb7f

    管理画面を持぀機噚そのものの遞び方ず点怜は、こちらで扱っおいたす。
    機噚を1台足す前に確かめる3点をたずめおいたす。
    https://note.com/yunta_fukurou/n/n8483037cfd1d

    補品の正匏な名前を聞かれる堎面は、別の制床の偎にもありたす。
    2026幎10月1日に始たる届出で、補品名ず補造者名がそのたた求められる話をたずめおいたす。
    https://note.com/yunta_fukurou/n/nff2a82d4a335

    この蚘事はnoteマネヌにピックアップされたした

    noteマネヌのバナヌ
     
     
    Digital Workplace Architect瀟内倖のIT・AIの導入ず運甚 IT・AI・セキュリティず呚蟺機噚の「今さら聞けない」を䞀次情報で解説。曞匏・キットも。 Amazonのア゜シ゚むトずしお、梟 〜GLEANINGS〜は適栌販売により収入を埗おいたす。

    あなたぞのおすすめ