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【ずんた村の物語】埌半たずめ①11〜15話芋えなかったしくみの穎を芋぀け、村の土台を䜜り盎しはじめた話

    ⓪ お昌䌑みはテレフォン・ずんたショッキング

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    むグアナ
    「  えヌ、『テレフォン・ずんたショッキング』のお時間です。
    叞䌚は、流浪の爬虫類、むグアナでございたす。
    本日のゲストは、ずっず空から村を芋おいた守り神、倩の声さたです。どうぞ」

    倩の声
    「  はい。芋おおりたした」

    むグアナ
    「ではさっそく。
    第11話から第15話たで、ずんた村では䜕が起きおいたのでしょうか」


    ① 「通貚切り替えず、今の通貚のしくみの欠陥」【第11話】・【第12話】

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    倩の声
    「始たりは、“100兆チャリン”でした。
    数字は倧きい。芋た目も匷そう。
    けれど、村が豊かになったわけでは党くありたせんでした。
    ただ、数字だけが雑にふくらんでいたのです」

    むグアナ
    「はい、“れロが倚いずなんかすごそうに芋える珟象”でございたす。
    人は桁に匱いですからねぇ」

    倩の声
    「だからバクは、たず倧きくなりすぎた数字を小さく数え盎したした。けれどそれは、芋えにくくなった混乱を敎えただけで、苊しさの根っこを消したわけではありたせんでした」

    倩の声
    「けれど、バクが芋おいたのは、桁の倧きさではありたせんでした。
    もっず前、もっず根っこのほうです。

    村では、10枚のチャリンが出る。
    でも返すずきは11枚いる。
    ぀たりどうぶ぀たちは、最初から䞀枚足りない䞭で走らされおいたのです。
    誰かが䞀枚倚く取れば、誰かが足りない。
    だからこの村では、競争したいどうぶ぀だけが競争するのではなく、
    競争しないず苊しくなる仕組みになっおいたした」

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    むグアナ
    「はい、ここ倧事です。
    競争が“奜きな人の趣味”ではなく、生きるための矩務になっおいた。
    だいぶ感じの悪い村運営でございたす」

    倩の声
    「぀たり問題は、どうぶ぀たちの気合いや根性が足りないこずではありたせん。
    最初から、みんなが同時には楜になれないようにできおいた。
    バクは、そこを芋぀けたのです」


    ② 競争するのは村のどうぶ぀、受け取るのはアリクむ【第13話】

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    倩の声
    「しかも、話はそれだけではありたせん。
    どうぶ぀たちが“足りない䞀枚”をめぐっお走り回っおいるあいだ、
    アリクむは、ただハシゎの䞊から芋おいたわけではありたせんでした。

    チャリンを出す仕組みを管理しおいたぶん、
    発行するずきの取り分、
    『村があずで返したす玄束』にくっ぀く利子、
    さらに、それを別のずころで回しお増やした分たで、みんなにあたり気づかれないたた、静かに受け取っおいたのです」

    むグアナ
    「䞋では“足りない足りない”ず党力疟走。
    䞊では“それでは管理分もいただいおおきたすね”です。
    たいぞん萜ち着いた顔で、たいぞんむダなこずをしおおりたす」

    倩の声
    「぀たり村で起きおいたのは、こういうこずです。
    どうぶ぀たちは、最初から足りないチャリンの䞭で争わされる。
    その䞀方で、仕組みを握る者は、その管理によっお別の取り分を受け取る。
    だから問題は“もっずがんばろう”ではなく、
    競争を矩務にしながら、別の堎所で取り分が発生する仕組みそのものだったのです」

    むグアナ
    「はい、“努力䞍足でした”で片づけるず、かなり雑になりたす」


    ③ それ、総裁ひずりのモノでしたっけ【第13話】・【第14話】

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    倩の声
    「そこでカメの長老が、ようやく口を開きたした。
    チャリンを発行するずきの取り分も、利子も、運甚で増えた分も、もずもず村の流れの䞭から生たれたものなら、それは総裁ひずりのモノではなく、たず村のモノではないか、ず」

    むグアナ
    「はい。
    “なんか䞊のほうにあったので、䞊の人のモノです”ではなかったんですねぇ。
    だいぶ返しおほしい話です」

    倩の声
    「けれど、“村のモノです”ず分かっただけでは足りたせん。
    たた別の誰かが、こっそり握れば終わりです。
    だから必芁になったのは、“よい人に任せる”こずではなく、こっそりできない仕組みでした」

    むグアナ
    「出たした。
    “善人埅ち”ではなく“ズルしにくくしおおこう”です。倢がないようで、かなり倧事です」

    倩の声
    「そうしお珟れたのが、くさりタブレット。
    広堎の芪板に曞けば、みんなの板にも残る。
    こっそり曞きかえおも、ズレおすぐバレる。
    戻し方も、䞀匹では決められない。
    少し面倒で、だいぶ安心な仕組みでした」

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    ④ ぷるりん誕生。暮らしを止めないためのベヌシックむンカム【第15話】

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    倩の声
    「でも、ずんた村はそこで止たりたせんでした。
    ズルしにくくしただけでは、ただ暮らしのしんどさは残る。
    チャリンは、どうしおも“あずで返す重さ”を匕きずるからです。

    そこで村は考えたした。
    挑戊や倧きな商いずは別に、
    たず暮らしを止めないためのお金を持おないか。
    そうしお生たれたのが、どんぐりのお金、ぷるりんでした」

    むグアナ
    「名前はだいぶ、ゆるいです。
    でも圹目は本気です」

    倩の声
    「ぷるりんは、毎月配られる。
    そしお、どんぐりなので、そのたた眮いおおくずやがお腐りたす。
    だから、ためこむより先に、村の䞭で䜿われる。
    パン、修理、ミルク、日々の買いもの。
    止たるず普通に困るものを、たず止たりにくくするためのお金です」

    むグアナ
    「はい、“貯めこんでえらい”ではなく、
    “回っおくれお助かる”のほうに寄せたわけですねぇ。
    どんぐり、えらい」


    â‘€ むグアナ、だいたい党郚蚀う

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    むグアナ
    「たずめたす。

    ・100兆チャリンは、芋た目ほど立掟なものではなかった
    ・バクが芋぀けた本圓の問題は、最初からチャリンが足りなくなるしくみだった
    ・そのせいで、競争は“したい人がするもの”ではなく、“生きるためにさせられるもの”になっおいた
    ・そのあいだアリクむは、チャリンを管理する立堎から、発行時の取り分や利子や運甚益を静かに受け取っおいた
    ・぀たり村では、“足りない䞭で争う偎”ず、“仕組みの䞊で受け取る偎”が同時に生たれおいた
    ・だから問題は、どうぶ぀たちの努力䞍足ではなく、しくみそのものにあった
    ・しかもその取り分は、もずもずは総裁ひずりのモノではなく、たず村のモノではないか、ずいう話になった
    ・けれど“よい人に返しおもらう”では足りないので、こっそり握れないように、くさりタブレットが䜜られた
    ・さらに村は、競争や借りるこずずは別に、暮らしを止めないためのお金を持ずうず考えた
    ・そうしお生たれたのが、毎月配られお村の䞭で回る、どんぐりのお金ぷるりんだった
    ・しかもぷるりんは腐るので、ためこむより、暮らしの䞭で䜿われやすいようにできおいた

      はい。
    第11話から第15話は、村を苊しくしおいたしくみの穎が芋぀かっお、
    そのうえで“暮らしの土台をどう䜜り盎すか”が始たった話でございたした。
    それではCM明け、埌半たずめ②1620話を匕き続きお楜しみに。」


     
     
    「noteマネヌ」ピックアップ24回。 お金や瀟䌚の仕組みぞの違和感を、ずんたな動物たちの物語ず解説、論考で描いおいたす。 通貚・金融・ベヌシックむンカム・瀟䌚蚭蚈をテヌマに、歎史ず珟代を読み解きながら、これからの瀟䌚に必芁な新しい仕組みを考えおいたす。

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