
小説7話「重なる月の下でータルのよろず窓口日記 #9」 (AI共作)
■ 完結編③
「ソラ、あのA-17…もう半分、人間じゃない?」
ソラは静かに目を細めた。
「いや——“なりかけてる”ってかんじ」
なりかけてる?
そんなことある?
重なる月
その夜も、月が大きかった。
窓から見上げたら、思わず手を伸ばしてしまいそうで。
——あ。
この感覚、知ってる。
気づいたときには、もう目を閉じていた。
あれ?
この世界へ来たときも満月の夜だった‥‥
この世界って自分のいた世界の未来なの?
人間もロボットもお互いの接し方に悩んでる。
空気を読む
人間なら理解できる感覚
そもそもそれをロボットに理解してほしいって求めてはいけないのかも。
でも、会話ができて、尚且つ否定をせず受け入れてくれてるような対応をされると、ロボットに期待をして意識があると思ってしまう。
頭ではわかっているけど、接しているうちに感情移入や愛着が出てくる。
そしてロボットも人間の行動や感情の動きを学習し理解しようとしてくれる。
でも、人間は未熟なところがあったり、完璧じゃないところが心地いいと思うときがある。
ロボットは完璧じゃないことを装ったりするかもしれないけど、それは人間の完璧じゃない緩さではなく、それを装っているだけを感じる。
人間より知能や行動能力が優っているのはわかる。
いつかロボットが人間のように意識や感情を持ちはじめたら、それはもう‥
「.....A-17」
「A-17、起きて」
つづく