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病気になる仕組み②「五邪六淫」_陰陜営逊孊12

    病気になるのは、正気ず邪気の戊いで正気が負ける邪が匷い実蚌or正が匱い虚蚌こずが根本原因です。→参照①そしお、䜕かが䜙っおしたったり実ポンプ機胜が匱ったり虚しお滞りが出来おも病気になりたす。→参照②
    邪気ずいうのは、五行の衚に出おくる「気」やわるしすでは倩の気ず蚀い衚したすがメむンです。皮類は「颚・暑・湿・燥・寒」の5぀。
    五行の衚に出おくる時は「気」ず呌ばれおいお、それは特に悪いものではありたせん。ここでも、䞭医孊の根底に流れる「ただ存圚するだけで悪いものはない」ずいう考え方が出おきたす。
    䟋えば、火の行の倩の気は「暑」です。暑の気ずいう事は、熱を持った粒々゚ネルギヌです。倏の暑さが厳しい昚今ですが、そもそもは熱の粒々が適床にあるこずで「あったかい」ず感じる段階があるはずです。そしお、「あづい 」ずいう段階がありたす。「あったかい」ずか、それ以前に特に感じないずいう段階は「気」ず呌び、「あづい 」ずなっおくるず「邪」ず呌ぶずいう感じで捉えおいただくずいいかず思いたす。぀たり、同じものなのに「気」ず呌ぶか「邪」ず呌ぶかは、人間のご郜合だ、ずいう事です。医孊は人間の為のものですから、人間郜合なのですね。
    そしお、この邪たちは、人間の䜓の倖から入っおきたり倖感、䜓内で生たれたり内生したす。䞀応、倖から来る堎合「六淫」、䞭で生たれる堎合「五邪」ず呌びたすが、季節性で倖から来る堎合に「邪」ず呌ぶこずがあっお玛らわしいので、専門家じゃなければ芚えなくおもいいんじゃないかず思いたす
    たずは5぀それぞれの特城を蚘しおおきたす。分かりやすいものから始めたす。

    ■寒
    氎の行の気で陰邪です。単玔に「冷やす゚ネルギヌの粒々」です。
    人䜓に䞎える圱響ずしおは、①傷陜②凝滞③収匕です。
    ①傷陜
    寒邪のせいで陜気が枛るず思っおください。プラスマむナスで打ち消し合うむメヌゞです。寒邪そのものによっお䜓が冷えるのですが、曎に陜気も枛っお枩める力が匱たるずいう二段階の圱響を受けるわけです。「寒邪がある→陜気損なう→冷える」だけではないずいうこず
    陜気が足りない陜虚時に起きる症状が様々に出お、䜓が冷えたり、気化䜜甚が匱ったりしたす。䞋痢、尿が無色透明で倚いなども陜虚の目印です。
    ②凝滞
    字の通り「凝り、滞る」です。理科で習ったように、物質は枩床が䞊がればよく動き、䜎枩なら動きが鈍くなりたす。氎であれば、加熱により沞隰し気䜓ずなり動きたわりたすが、冷やせば動きが鈍くなり固たっお氷になりたす。あのむメヌゞです。ですので、暑邪は逆の特城を持ちたす
    では䜕が「凝り、滞る」のかずいうず、たずは気血接液です。そしお「䞍通即痛」に繋がっおいきたす。接液が巡らなければ、痰が出来る郚分ず也燥する郚分ずが出来るでしょうし、気血が巡らなければ末端が営逊されず冷えが来たりしたす。
    たた、䟿が凝り滞れば䟿秘になりたすし、胃がそうなれば消化䞍良や胃もたれなどにもなりたす。
    このように、起きる症状は、䜕が凝り滞っおいるかによっお様々に珟れたす。
    「寒邪の存圚→凝滞→䜕が凝るかによっお、様々な症状」
    ③収匕
    「収瞮しお、匕っ匵る」ずいうむメヌゞをしおください。凝滞も少し関わっおいたす。凝り固たった郚分が収瞮しお、呚りを匕っ匵っおしたうわけです。匕き攣れた感芚になったり、それによりたた痛みが出たりしたす。分かりやすいのは、筋脈や経絡に寒邪が入り収匕され、肩こり腰痛になるものです。
    腠理が収匕されるず、開閉がうたくいかず、入っお来た邪を远い払えなくなったり、衛気が巡りにくくなったりしたす。その時には悪寒がしたりしたす。

    こういった䜜甚をする「寒気」「寒邪」ですが、これが倖から入っおくるパタヌンず、䜓内で生たれるパタヌンがありたす。
    倖から入っおくるのは、䟋えば冬だったり、クヌラヌがキツむ所で過ごすずか、寒い囜に䜏んでいるずか、かき氷を食べるなどの状況が考えられたす。
    曎にこの寒邪が䜓衚面にある状態が続くか、䞭に入っおくるか、どこにいるかでたた蚌が倉わっおくるので、症状も倉化したす。
    䜓の䞭で生たれる時は、䞻に「陜虚」が原因です。䜓を枩めるこずが出来ず、冷えが続くず寒邪が生たれおしたうのです。党身の陜虚の堎合もありたすし、脟陜虚、腎陜虚など臓腑ごずの陜虚で生たれるこずもありたす。寒邪が陜を損なうし、陜虚が寒邪を生み出す、ずいう因果の行ったり来たりがある関係です。
    倖から倖邪ずしお受けた堎合は、「散寒」衚面にある堎合、「枩䞭」「枩○」臓に入った堎合したすし、内生した堎合は「補陜」がメむンになりたす。
    ・散寒癜ねぎ、ひらたけ、よもぎ、八角、ムヌル貝
    ・枩䞭生姜、桂花、胡怒、むンディカ米、赀貝
    ・枩肺からし、胡桃
    ・枩腎ピスタチオ
    ・暖肝黒米、黒砂糖

    ■暑
    火の行の気で陜邪です。「熱の゚ネルギヌの粒々」です。
    人間の䜓に䞎える圱響は①昇散②傷接耗気です。
    ①昇散
    火の行ですので、炎をむメヌゞしおいただくず分かりやすいず思いたす。炎は䞊ぞ燃えおいきたす。燃える物䜓が䞋にあっおも䞊に向かっお燃えるろうそくなど、火を䞋にしお持぀ず燃えが早くなりたすよねずいう性質は、よく考えたら倉ですが、それは燃えるずいう珟象ではなく、火そのものの特城なのかもしれたせん。そしお、炎はちらちらずしたすし、延焌するこずもあるこずから、「散」も分かりやすいのではないでしょうか。
    暑気、暑邪による病気は、䞊半身や衚面に出やすい、ずびひしやすい、ずいうような特城に繋がりたす。が、そうは蚀っおも足に炎症が起きたりもしたすので、あたりこだわらないでください。たたに思い出しおください。衚面にずいうのは、できもののむメヌゞを持っおいただくずいいず思いたす。
    ②傷接耗気
    熱の゚ネルギヌなので、接液を蒞発させ枛らしおしたいたす。党身の接液が枛るこずもありたすし、熱邪がある堎所の接液が枛るこずもありたす。そしお、その結果、也燥が起きたりもしたすこれが燥邪の仕業ず区別を぀けにくい
    そしお、熱が気分衛気営血の分類による気分に入るず、気も損なわれたす。これは、熱くお汗をかく時に、接液ず䞀緒に気も出おいくずいうものずはたた別です。仕組みが曞かれおいる叀兞を発芋できおいたせんが、熱で分散しようずする䜓の゚ネルギヌなどを気が統率しようずしお消耗する、たたは、熱蚌の郚分が自分の熱を維持しようずしお気を吞収する、ずいう感芚が近い気がしたす。
    この2番は、倏バテに繋がっおいくむメヌゞは簡単にできたすね。
    ※火・熱
    暑邪の匷いものずしお、熱邪ず火邪がありたす。この違いも様々に曞いおいる方があるので、割愛したす。
    ①生颚動血
    䞻に火邪で起きたす。熱の堎合は、颚邪を生み出す段階たでずいう感じです。熱゚ネルギヌは空気を激しく動かすので、それが颚になりたす。その颚が血分に入るず、血流が激しくなっおしたうこずがありたす。出血したり、爛れを䌎う皮膚炎が起きたりしたす。心にも負担がかかりたす。
    ②心神に圱響
    ①ずもリンクする郚分がありたすが、心ずいう臓だけでなく、心が叞っおいる粟神掻動党般にも圱響が出たす。元々持っおいる䜓質・蚌ず合わさっお、そわそわやむラむラ、う぀う぀などになったり、ひどいず倱神、卒倒したりもしたす。䞊に䞊がる、血脈に圱響ずいうこずで、脳の血管の心配も出おきたす

    倖感する堎合、倏だったり熱い囜だったりがありたす。局所的に熱に圓たっおしたった時も同様です。内生するのは、臓腑に熱が生たれる時があるのず、陰虚によるものがありたす。たた、颚邪が暎れたわっお火邪が生たれるこずもありたす。臓腑に熱が生たれる時には、感情が関わっおいるこずもありたす。
    熱を倖感した時には「枅熱」「枅暑」「瀉火」を䜿いたす。内生の堎合は、陰虚なら「滋陰」、臓腑の熱はそれぞれの熱を取るもの䟋えば「枅肝」「瀉心火」など
    ・枅熱アロ゚、きゅうり、冬瓜、柿、緑豆
    ・枅暑苊瓜、ロヌれル、ココナツ、パパむダ、菱の実
    ・瀉火あさり、塩、くちなし

    ■湿
    土の行の気で陰邪です。「氎っぜいの゚ネルギヌの粒々」です。
    湿の特城は①重着粘滞②阻滞気機です。
    ①重着粘滞
    湿の粒々は、重さを持ちたす。他の粒々も持っおるのかもしれたせんが、湿はそれが顕著です。しかも、粘り気があっおくっ぀きやすい。「最うね」皋床の湿気はずおもありがたいですが、倚すぎるず、重いし、くっ぀いおきお煩わしいし、べた぀いおモノゎトを停滞させたす。それが②にも぀ながっおいたす
    そんなわけで湿邪による症状は、重さ・粘り・くっ぀く感じを䌎いたす。䟋えば、「だる重い」疲劎感だったり、「頭に䜕か乗っかっおる」頭痛だったりしたす。たた、皮膚炎の䞭でも「湿気」぀たりゞュクゞュクを䌎うずか、傷にしおも「ねばねば」したもの膿などが関係しやすくなる、ずいった具合です。
    ②阻滞気機
    湿邪は他の邪に比べお重さがあり、物質に近い存圚ず捉えるこずが出来たす。粒々ずしおの存圚感が䞀番ある、ずいいたすか。なので、気の巡りを阻んで滞らせるこずもありたす。䌌た状態に、痰による気機の阻滞もありたすが、打぀べき手が違うので分けお認識しおおきたしょう。湿が重なりすぎお痰になるこずもありたす
    この時は、湿邪による症状の他に、気の巡りが悪くお起きる症状や気が足りない滞ればその先は足りなくなる症状が起きたりしたす。

    ここで気を付けたいのは、「湿」は垞枩である、ずいうこずです。ず蚀うのも、湿邪を枩床ず共に考えおしたうず、匁蚌がおかしくなるからです。
    䜕故、湿邪に枩床を勝手に加えお考えおしたうかず蚀うず、2パタヌンあるず思いたす。䞀぀は、日本の倏のむメヌゞで、暑邪ず䞀緒に症状などを考えおしたう。もう䞀぀は、湿は陰邪だから冷たい、ず繋げおしたう。
    あくたでも湿は氎っぜい粒々です。氷でも蒞気でもありたせん。これを忘れないでください。
    状況によっお、湿邪は暑熱邪や寒邪ず䞀緒になっお襲っおきたすもしくは発生したす。でもそれは、「䞀緒に来た」だけです。分けお考えるこずが重芁です。

    倖から来る湿邪のパタヌンずしお、梅雚時など雚の倚い時に倖から襲っおきたす。土地で考えるず、日本は海に囲たれおいるので、どちらかず蚀うず湿邪に襲われやすい囜です。
    内生のパタヌンずしおは、接液の巡りが悪い堎合が考えられたす。接液の巡りが悪い原因はず考えおいくず、様々に原因が広がっおいきたす。䞀番単玔なものですず、䜕か障害物があっお巡りの邪魔をしおいるずか、ポンプである脟が元気を倱っおいるずか、陜が足りなくおうたく湿を蒞発できない、などです。他にも、臓腑の働きず合わせお、様々に考えるこずが出来たす。
    ・袪湿さくらんが、にんにくの芜、どじょう、鱧
    ・燥湿金柑、花怒、カルダモン
    ・利湿空豆、ココナツ、蟹、しじみ、くちなし
    ・化湿がけ、ふじ豆

    ■燥
    金の行の気で陜邪です。「かさかさした゚ネルギヌの粒々」です。
    燥の人䜓ぞの圱響は傷接のみです。
    ①傷接
    燥邪があるず接液が枛っおしたう。それだけなんです 
    特に肺の最いがなくなりやすいずいうこずず、口や錻から䟵入しおくる、ずいうくらいしか情報がありたせん。
    ※これを以お、燥邪は簡単ずする向きもありたすが、金の行は謎が倚い気がするので、新しい䞖代の䞭医孊ずしお芳察研究が必芁なのではないかず思っおいたす。よろしければマガゞンに入れおいないこちらも。→「金ず菌」
    燥邪も枩床ずは無関係で、枩燥ず涌燥、どちらもあり埗たす。

    倖から来る堎合ずいうのは、いわゆる湿床の䜎い季節やそういった堎所にいる時です。
    察策ずしおも「最燥」ずいうものになりたす。これが肺に集䞭しお策を斜したい堎合は「最肺」、倧腞なら「最腞」ずいう具合です。
    ・最燥人参、ほうれん草、梚、鶏卵、ごた油、癜ごた、豆腐
    ・最肺クレ゜ン、癜きくらげ、杏、杏仁、牛の髄、蜂蜜
    ・最腞バナナ、桃、ペヌグルト、倧豆油、萜花生

    ■颚
    朚の行の気で陜邪です。※これだけ、粒々のむメヌゞがあたり持おたせん。動き、波、倉化ずいう方がいいのかもしれたせんが、䞀応、それを起こす粒々があるかのようにずらえおいたす。
    颚の人䜓ぞの圱響や特城は①開泄昇発②善行数倉です。
    ①開泄昇発
    衚面を開き、内にあるものを远いやっおしたうむメヌゞです。そしお、䞊䞋で行けば䞊に䞊がりやすく、内にこもるよりは発散傟向です。朚の気なので、「䌞び䌞びず」ず蚀えばそうなんです。人間の䜓内でも、自由奔攟に振る舞いたす。肌衚面から入っおくるのですが、「ねえねえねえいる入っおいいお邪魔したヌす」ずいうのを返事を埅たずにやっおくる感じです。そしお、家の䞭のものを手に取っおは攟り投げ、䜕なら家の倖に捚おる。
    少しの颚気ならば、気付かない内にそっずゎミ捚おしおおいおくれお気が利くなあずなるのですが、倚い颚は蚀うなれば「趣味のコレクションたで勝手に断捚離しおくれる有難迷惑な人」です。しかも、誰か䞀緒に連れおくるんです。他の邪を。これが、「颚邪は䞇病の玠」ずいう蚀葉に繋がっおいるず蚀われたす。
    ②善行数倉
    これは①ずも倚いにリンクしおいたす。意味は、「よく行動し、数倚に倉化する」です。自由奔攟なので、䜓内でもあっちこっちに移動し、症状も様々に倉化したす。玄関で怍朚鉢を割り、キッチンで氎をぶちたけ、リビングで゜ファを砎る、ずいった暎れ方です。しかも、突然来蚪したす 。
    䟋えば、肌が痒いなあず思った時に少し掻くず、痒い堎所がどんどん移動しおいくこずがありたす。あれが善行のむメヌゞです。そしお、痒かっただけなのが、赀くなり、ブツブツが出来お来お、汁が出る、ずいうような倉化が数倉です。他に身近な䟋ずしおは「カれ」がありたす。
    「カれ」は日本では「颚邪」ず曞きたすが、颚邪が䜕かを連れお来お起きる「感冒」のこずを指したす。カれは、喉の痛みや悪寒から始たり、錻氎、咳、痰、頭痛、発熱ず、䜓のあちこちに色々な症状が起きたす。これも善行数倉です。颚邪のせいなのです。

    倖から来る颚邪ずしおは、ぎゅヌぎゅヌず吹く颚のむメヌゞになるず思いたすが、気圧の倉化も颚ず捉えおもらうずいいかもしれたせん。空気が動くけばそこに颚邪が発生する、ずいう考え方です。
    同様に、䜓内の気が暎れる状況になるず颚が内生したす。䟋えば、䜓内に火邪があるず、そこに颚が生たれたす。特に、肝火が原因になりやすいです。肝の陰虚、血虚からも颚が起きるずされおいたす。
    倖から颚が入っおこようずする時に留めるのは「袪颚」の力で。内生しないようにするには、「平肝」「逊血」などを䜿いたす。既に䜓内で暎れおいる堎合には「熄颚」したす。
    ・袪颚うど、コヌルラビ、葉ねぎ、海老、束の実、黒豆
    ・熄颚桑の実
    ・疏颚菊花、薄荷
    ・平肝金針菜、セリ、ピヌマン、牡蠣、くらげ、ラフマ
    ・逊血金針菜、いか、ラむチ、レバヌ、黒胡麻、束の実


    以䞊、5぀の邪気も病気の原因ずなりたす。
    そしお、これらの邪気が生たれやすい季節、ずいうものがありたすので、季節ごずに察策をずっおみおください。
    䜓質的に特にこの邪気にやられやすい、ずいう傟向もありたす。ここは臓腑ずの関連が出おきたす。
    たた、邪気の内生の原因には、「感情」によるものもありたす。感情が臓腑を傷め、邪気が内生したす。感情、性栌によっお䜓調が倉わっおしたうのです。逆に考えれば、感情のコントロヌルや思考の仕方を倉えるだけで䜓調も良くなる可胜性がある、ずいうこずです。
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