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北海道旅行記 | 湖畔の宿で「遊ぶように暮らす」を夢見る

    毎年、妻の誕生日には旅行に行くという我が家のルールがある。

    「今年はさ、もう一回北海道に行きたい!」

    いつも旅行先を決めるのは妻。
    圧倒的な行動力と計画力で、頼りない僕を引っ張ってくれる。
    大学生のときは友達から「彼氏にしたい!」と言われていたらしい。


    はじめて2人で北海道に行ったのは6年前。主に函館周辺を散策し、写真をたくさん撮った。

    いつもは行ったことのない場所への旅行ばかりだったが、今回は昔行った場所へ行くプランになった。

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    一度行った場所に旅行に行くのは、とても面白い。
    以前の旅行では写真にお熱だったので、朝5時に起きて周辺を散策したり三脚を立ててセルフポートレートを撮ったりしていた。

    あれから6年が経ち、お互いアラサーになった。
    運動もめっきりしていないので、函館の急な坂をウロウロする体力がない。
    朝はゆっくり起き、チェックアウトまで本を読んだり二度寝をしたりして、宿を楽しむというスタンスが最近の旅行の楽しみ方。

    こうやって昔を振り返ることもいいと思った。お互いが少し老けたことも笑い話になる。
    食欲だけは相変わらずだなぁと思う。

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    今回の旅で1番楽しみにしていた洞爺湖が目の前に見える宿、チャシバクINNさん。ほどよく波打つ音と秋風がとても心地よい。

    ここに来ると湖畔が見える家に住みたいという欲望が湧いてくる。
    なんとなく、人間として生きていくために必要なものは全てここにあるような気がしてならない。

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    妻の誕生日旅行なので、ケーキとワンピース、靴下、小説、そして手紙を渡した。

    今までは欲しいものをあげるというスタンスでプレゼントを買っていたが、今年からはあげたいものをあげるという方針に変更。
    緑のリネンのワンピースは、ボタンの装飾と背中部分の刺繍がとても可愛くて、これを着て欲しいなと直感的に思った。

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    嬉しくてくるくる回ってた妻

    去年はケーキを用意してあげられず妻を不機嫌にさせてしまったから、今年はサプライズで用意した。

    ケーキは宿の近くにあるご飯屋さんで用意していただいた。
    当日はお店をやっていなかったそう。宿主さんが気を利かせてくれて日程をうまく合わせてくれた。本当に優しくて良い方たち。

    12cmサイズのホールケーキだったので、夜と翌日の朝に1/4ずつ食べた。
    生クリームが超絶美味。北海道なだけあって、絶対生クリームにこだわってる。間違いない。脂肪分多めの背徳感マシマシのうまさだった。

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    チャシバクINNさんには本棚がある。
    以前泊まった時には気にならなかった本が、今回は気になりすぎる。商売のことや民泊のこと。

    半年前に仕事を辞めて今は無職で専業主夫になった僕。自由な時間ができ、将来のことに目を向けるようになった。
    人間、生きている環境が変わるとここまで目に入る情報に差が出るのかと感じた。

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    そして、少し早い秋風を感じながら洞爺湖を見ていて思った。
    「こんな場所で宿と陶芸がしたい」と。

    以前妻とこんな会話をした。

    僕 「今1番住みたいところはどこ?」
    妻 「洞爺湖かな」
    僕    「冬が大変かもね」

    なんて。

    今回の旅行で、僕も洞爺湖の近くに住みたいと強く思った。
    冬の厳しさを知らないけれど、それでもいつかはこんな素敵なところに住んで、生活と仕事を切り分けない生活をしたいと思った。

    「遊ぶように暮らしたいな」

    妻がどこかでそう言っていたのを思い出した。

    今回はフィルムカメラで写真をたくさん撮ったので、また写真を追加しようと思います。
    また写真を見にきてくれると嬉しいです。

    ツナは北海道には連れていけなかったので、お土産を買ってきた。(デカいホタテ)

    いつか一緒に北海道行こうね。
    涼しくて自然が多くて風が気持ちよくて、きっとツナも気にいると思うよ。

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    追記(2026.10.03)

    フィルムカメラの現像ができたので、フィルムカメラの写真だけで記事を書きました。


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    自分の手で暮らしをつくり、言葉とモノで表現する。 陶芸・写真・書くことを通して、内向型が創作を楽しみながら生きていくための思考や創作論を記録しています。 ■Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

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