メインコンテンツへスキップ
見出し画像

💒⑦空間へ広がる🔖96🕰️ J.S.バッハ《パルティータ第6番 サラバンド》⛪教会に住むピアニスト Kit Armstrong

    音楽は、音が鳴っている時だけ存在するのだろうか。
    キット・アームストロングは、東京でのリサイタルを振り返る。バッハ《パルティータ第6番》の終わりからサラバンドへ移る沈黙の瞬間、東京の聴衆が生み出した静寂と集中が、次の一音をいつ、どのように弾くべきかを教えてくれたという。その瞬間、彼は作品を演奏しているというより、ホール全体の空気が音楽を作っていると感じた。演奏は音を積み重ねることだけではなく、音と音の「あいだ」にある静けさへ耳を澄ませ、沈黙や余韻、そして響きが広がる空間もまた、音楽を形づくる大切な要素である。音が消えたあとに残る時間までも含めて、一つの音楽経験となる。この回は、音楽は響きだけでなく沈黙によっても形づくられ、その間に広がる時間や空間から成ることを教えてくれる一編でもある。

    この回は、「💒音楽が「場所」になる」の7/10本目です。
    演奏作品🎼 J.S.バッハ《パルティータ第6番 サラバンド》
    テーマ💬 空間・沈黙・響き
    この回のキーワード🗝 空間と沈黙
    📖 シリーズ内での位置づけ 🕰️演奏・記憶・空間・解釈の総括(#️⃣85–98)


    この記事が参加している募集

    あなたへのおすすめ