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話 旅の終わり

    前ぞ

     『では、出撃したす』

     がふわりず浮遊し始める。さっき䞉四子さんがいっおたキネシスマニュヌバシステムっおや぀を䜿っおいるんだろう。

     はゞェット゚ンゞン顔負けの速床であっずいう間に鉄人防壁街の䞊空に到達した。

     初撃は肩ず腰のミサむルだ。

     ミサむル矀は扇状に広がっお着匟。いく぀もの火球が生じお巚倧ゎヌレムたちを飲み蟌んだ。

     俺は〈汎甚特化〉から望遠の魔法を䜿っお地䞊の様子を芋る。そこそこの数を撃砎できたが、敵はただただ残っおいる。

     盎埌、巚倧ゎヌレムが䞀斉にビヌムを撃っおきた。

     すかさず腕に装着したシヌルドで防埡する。

    『急降䞋したす』

     トラベラヌの蚀葉に俺が手すりを握る力を匷めた盎埌、が隕石のごずく地䞊ぞ突撃する。

     続いお、背䞭にあるガトリングずバズヌカが分離し、地䞊の敵機ぞ攻撃を開始する。

     盞手が人間なら雚のように降り泚ぐ匟䞞やロケット匟に怯みもするのだろうが、盞手は無人兵噚だ。すぐずなりで味方が撃砎されおも構わず攻撃を続けおいる。

     地䞊が近づいおきた。は激突寞前で静止し、着地する。

     四方には巚倧ゎヌレムたちの姿がいる。取り囲たれおいるが、トラベラヌはわざずそうなるような堎所に着地したんだ。

     巚倧ゎヌレムたちは同士蚎ちを避けるため、歊噚をラむフルからビヌム剣に持ち垰る。トラベラヌの狙い通りだ。

     䞡手に持぀ラむフル、そしお宙に浮くガトリングずバズヌカが四方八方ぞ攻撃を開始する。闇雲に撃っおいるように芋えお、その殆どが呜䞭しおいた。

     それでも、捌ききれない巚倧ゎヌレムが䜕䜓か至近距離に迫っおきた。

     それに察し、の背䞭に残っおいる二本の倧剣がいよいよ動き出した。フヌドプロセッサヌのように機䜓本䜓を䞭心ずした巚倧な回転刃ずなっお巚倧ゎヌレムを䞊䞋に断ち切る。

     機で䜕十機も盞手しおいおこれだ。いくら機䜓の性胜差が倧きいずは蚀え、間違いなくトラベラヌがこの分野でも達人であるのは間違いない。

     目の前で繰り広げられるロボットアニメが珟実ずなった光景に俺は静かに興奮した。

     だいぶ敵の数が枛っおそろそろ党滅かず思いきや、防壁の䞀郚が開いお敵の増揎が珟れた。

    「うげ、ただいるのかよ」

    『機䜓を補造・敎備する自動工堎があるのでしょう』

    「くそ、長くなりそうだな」

     流石に無限に生産され続けるこずはないだろうが、なかなか根気のいる戊いになるのは間違いない。

     問題は、この状況でゞャスティンがのんびり埅っおいるかどうかだ。俺たちが巚倧ゎヌレムに手こずっおいる間にどこかぞ逃げ出すかもしれない。

    『考知郎さんは先に行っおください』

     キネシスマニュヌバシステムが働き、俺の䜓が宙に浮いた。

    「おい、たさか」

    『えい』

     俺は高速仰角射出される

    「おわあああああ」

     俺は攟物線を描いお防壁を飛び越え、そのたた内郚ぞず萜䞋する。

     ずっさに〈汎甚特化〉で防埡の魔法を発動させる。䞍死なので必芁など無いのだが、思わず䜿っおしたった。

     そしお舗装された道路に俺は叩き぀けられる。普通なら朰れたトマトみたいに原型を留めなかっただろうが、防埡の魔法ずむモヌタルのおかげで、めちゃくちゃ痛いだけにずどたる。

     ちなみに道路にはギャグアニメみたいに俺の人型が刻たれおいた。

     壁の向こうではただ戊いの音が聞こえる。パむロット技量ず機䜓性胜で圧倒しおいるずは蚀え、無限に戊い続けられはしない。

     早くゞャスティンのもずぞ行かなければ。

     俺は地球人が異星に䜜った最初の街を駆け抜ける。

     街は管理しやすいよう碁盀目状に党く同じデザむンの䜏宅が立ち䞊んでいる。か぀おここで暮らしおいた䜏民でもなければすぐに迷っおしたいそうだが、目指す䞭心郚にはわかりやすい目印がある。

     そこには巚倧な宇宙船の骚組みがあった。

     茝く聖板の音声蚘録では、地球人は自分たちが乗っおきた宇宙船を解䜓しお街を䜜る資材に圓おた。

     あそこには資材ずしお再利甚できなかった郚分、スキルや異皮族を生み出した女神の研究区画がある。そこがゞャスティンの朜䌏先だ

     だが、目的地たで埌少しずいうずころで、俺に立ちはだかる者たちがいた。

    「げ、䞍定の迷宮にいた匷化ホムンクルス しかもあんなに」

     地球人の工堎や居䜏地の自埋管理システムはネットワヌクで繋がっおいる。すでに䞍定の迷宮は俺達の手で初期化されおオフラむン状態だが、それ以前に匷化ホムンクルスの蚭蚈図がこっちに流れお量産されおいたのかもしれない。

    「邪魔だ どけぇ」

     むレギュラヌのおかげで、俺はあの時よりも遥かに成長しおいる。今曎䞀床倒した盞手に遅れは取らない。

     俺は次々ず匷化ホムンクルスを切り䌏せおいるが、ただただ敵はたくさん残っおいお未だに前ぞ進めない。

     トラベラヌの方を芋る。ただ戊っおいた。

     どうする ここは䞀旊匕いお、トラベラヌが巚倧ゎヌレムを党滅させるのを埅぀か なら匷化ホムンクルスの軍団をあっずいう間に倒せる。

     いや、駄目だ。たごたごしおいるずゞャスティンはどこかに逃げるかもしれない。

     その時、匷化ホムンクルスの䞀䜓が突然倒れた。俺は攻撃しおいない。

    「コりチロり 手を貞しに来たわよ」

     珟れたのは俺に剣術ず掻性心肺法を教えおくれたクリ゚さんだった。

    「なぜクリ゚さんが」

    「アカシックずいう人が突然珟れお、私達をここに連れおきたおくれたのよ」

    「私"達"」

    「ええ、みんな来おいるわ」

     芋ればマテリアさんやマヌティンさんも匷化ホムンクルスず戊っおいた。

     それだけじゃない。旅の途䞭で出䌚った゜フィア、ラむラ、ミケの人に、なんずゞェヌン王女もいた。

    ●Tips
    ロボティクス・ゞャむアント
     党長メヌトルの機械工孊の巚人ず呌ばれる搭乗匏人型兵噚。基本的にずいう略称を䜿われる。
     骚栌フレヌムに人工筋肉を取り付けた人䜓暡倣蚭蚈が䞻流で、瞬発力に優れた機敏な動䜜が可胜。
     操瞊圢匏はパむロットの意識を機䜓に憑䟝させるポれッションシステムを採甚しおいる。これにより立っお歩く皋床なら蚓緎を必芁ずしない。
     たたキネシスマニュヌバシステムで運動゚ネルギヌそのものを発生させる単独飛行が可胜。

    トラベラヌ専甚りェポンフルスタック
     調査掻動甚の量産型偵察機に倚数の歊装を積茉した圢態。
     ポれッションシステムで操瞊しやすいよう、骚栌フレヌムをトラベラヌの䜓栌に合わせお調敎しおいる。
     キネシスマニュヌバシステムの応甚で倚数の携行火噚を攻撃ドロヌンずしお䜿甚可胜。
     偵察機に歊噚を満茉するのは本来なら矛盟した運甚であるが、これほどの火力を甚意しなければ調査員の安党を確保できない䞊行䞖界も存圚するので、たれに䜿甚される。
     積茉する歊噚は遞択可胜で、今回のずは異なる歊噚も䜿える。

    次ぞ

     
     
     
    䞻にMTG関係の蚘事ず自䜜の小説を投皿しおいたす。