メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

【プラグむン分析】UAD Showtime ’64 の特性をシミュレヌションず比范

    ※ 説明やグラフを分かりやすく曞き盎したした2025/11/6
    Universal Audio のアンプシミュレヌタヌプラグむン UAD Showtime '64 の特性を分析しおみたした。
    実機ずの比范ではなく、回路シミュレヌションずの比范になりたす。

    トヌン回路の分析

    プラグむンの Bass / Middle / Treble を操䜜した際の倉化を、回路シミュレヌションの結果ず比范したす。

    回路シミュレヌションの粟床確認

    画像
    巊TSC、右シミュレヌション

    初めに、比范に䜿甚するシミュレヌションの粟床を確認しおおきたす。
    巊が TSC のサむトで Dual Showman の定数を蚭定した特性で、右が同じ぀たみ䜍眮でのシミュレヌションの結果です。
    シミュレヌションに含たれる回路の範囲が埮劙に違っおいるため僅かな差がありたすが、粟床は問題ないず刀断できるかず思いたす。

    特性グラフの芋方

    ※ Fender の぀たみは 1~10 です。

    画像
    Bass: 1 / Middle: 10 / Treble: 1

    プラグむンに぀いおはトヌン回路のみの特性は枬定できたせんので、Bass / Middle / Treble が党お最倧の特性がシミュレヌション青色ず䞀臎するず仮定した堎合の倀を玫色 / 緑色で衚瀺しおいたす。
    䟋えば、プラグむンで党お最倧の状態から Bass ず Treble を最小に絞った時の差は、青色ず玫色の差ず同じになりたす。

    それでは、䞊の図を䟋に読み取り方を解説したす。
    たずはシミュレヌショングラフでは Sim ず衚瀺に぀いでですが、

    • ぀たみが党お最倧青色では、䞭域がカットされた特性になる。

    • ぀たみが党お最小 黄色では、ロヌパスフィルタヌのような特性になる。

    • Bass: 10 / Middle: 10 / Treble: 1赀色では、高域が少し持ち䞊がるがフラットに近い特性になる。

    ずいう事が分かりたす。この回路がフルテンでドンシャリ、Middle のみ 10 でフラットに近いずいうのは割ず有名かず思いたす。
    これに察しおプラグむングラフでは UAD ず衚瀺の動䜜は、

    • Bass: 1 / Middle: 10 / Treble: 1玫色では、シミュレヌション赀色よりも 2~4 dB ほどゲむンが高め。特性はフラットに近い。

    • ぀たみが党お最小緑色では、シミュレヌション黄色ずは倧きく違っおいお、フラットに近い特性を維持したたた音量のみが䞋がっおいる。

    ずいったような感じで読み取っおいただければず思いたす。

    特性を比范

    䞊で瀺した図から、赀色シミュレヌションず玫色プラグむンのグラフを、キャプションに衚瀺しおいる぀たみ䜍眮の特性に入れ替えおいきたす。
    青色、黄色、緑色のグラフは党おの図で共通です。

    画像
    Bass: 1 / Middle: 1 / Treble: 10
    䜎域偎にズレがあるが、䞭域から䞊はほがシミュレヌション通り
    画像
    Bass: 10 / Middle: 1 / Treble: 1
    ゲむンが 2~4 dB ほど高め。高域偎でズレが倧きくなる
    画像
    Bass: 10 / Middle: 1 / Treble: 10
    カットされる䞭心呚波数が少しずれおいお、カット量も 3 dB ほど少ない
    画像
    Bass: 1 / Middle: 10 / Treble: 10
    党垯域でほがシミュレヌション通り
    画像
    Bass: 10 / Middle: 10 / Treble: 1
    ゲむンが 2~4 dB ほど高め。高域偎でズレが倧きくなる

    総括するず䞋蚘のような感じでしょうか。

    • プラグむンはシミュレヌションよりも Bass の倉化幅が倧きくなっおいお、特にカット偎が良く効くようになっおいる。

    • Bass ず Treble が同じくらいの倉化幅に調敎されおいる。

    • 党お最小に絞るずロヌパスフィルタヌになるのは党く再珟しおいない。ただ、普通の EQ の感芚だずプラグむンの特性の方が自然ではある。

    プラグむンずシミュレヌションの特性がズレおいる理由

    党お最小に絞った特性緑色を芋る限り、回路シミュレヌションではなく独自蚭蚈のフィルタヌ凊理で近䌌しおいるのは間違いないかず思いたす。

    もっずシミュレヌション実機に近づける事はできたけれど、独自蚭蚈であるこずを掻かしお、回路シミュレヌションでは難しい䜿い勝手を良くするアレンゞを敢えお入れおいるのではないかず想像しおいたす。

    この補品のメむンタヌゲットが誰なのかを考えるず、実機通りに動䜜させるよりも、実機の欠点を改善したり、効き方のバランスを敎えお、䜿いやすさを優先したのかもしれたせん。

    トヌン回路以倖で気になった郚分

    䜍盞反転プッシュプル回路の構成ではクロスオヌバヌ歪みが発生したすが、このプラグむンの出力にはクロスオヌバヌ歪みは確認できたせんでした。
    実機がトヌン回路の埌ろで歪む回路構成ですし、パワヌ段のモデリングは省略プリ管の歪みず統合されおいる気がしたす。

    この蚘事でも觊れおいたすが、パワヌ段の動䜜はずおも耇雑で、開発には時間もかかりたすし、再珟するずプラグむンの CPU 負荷も䞊がっおしたいたす。
    ・メヌカヌでの開発 ⇒ いくらでも開発期間を䌞ばせるわけではない
    ・プラグむン ⇒ CPU パワヌをいくらでも䜿っお良いわけではない
    ず考えるず、メヌカヌがリリヌスするプラグむン補品ずしおは、パワヌ段を忠実にモデリングするのは難しいのかもしれたせん。
    パワヌ段での音倉化に぀いおは ↓ の蚘事で解説しおいたす。


    プレキシを回路シミュレヌションに基づいお忠実に再珟したアンプシミュレヌタヌを無料配垃しおいたす。JCM800 2203 のプリセットを远加したした ↓

    あなたぞのおすすめ