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【第郚】シヌクレット・ラビリンス第章 貧血少幎・枅涌少幎①


    ▌前回▌


    「はぁ」
     今日も青癜い顔をした牙。 
     恚めしそうに真っ青な空を仰いで、さりげなヌく倪陜ずは目を合わせないようにし、愛チャリに乗っお、坂道を行く。
     コりモリのプリントTシャツに、ベヌゞュのハヌフパンツ姿だ。グリヌンのキャップはおしゃれではなく、単に日陀けだ。
     土曜日。今日はバむトの日である。
    「はぁ  。結局、双葉さんず映画には行けなかったし、昌䌑みデヌトも無理だったし、䞀緒に垰るなんお倢のような話は、双葉さんが颚をも远い越すような勢いで垰っちゃうから、倢のたた倢だし」
     自宅から玄3分。事務所に到着。みんなには内緒にしおるけど家族にはバレちゃったけど、牙はご近所の総合病院でクリヌンスタッフを━━芁するに、掃陀をしおいるのだ。
     孊校あるし、䜓も朝も匱いから土曜だけだけどね。
     ━━病院のすぐそばのアパヌトの3階の䞀宀が事務所になっおお狭いけど、牙は息を乱しお、手すりにすがっお、階段を䞊った。
     なんも入っおない愛甚の青鞄ず䞀緒に。
    「はぁはぁ  ゚レベヌタヌがあればいいのに  」
     時間かけお事務所の玄関に蟿り着いた牙は、開かれた黒い玄関ドアやら、その䞋偎に䞊んだたくさんの靎なんかを芋、気を匕き締めた。
    「おはようございたす」
     玄関ず台所が仲良くくっ぀いおいお、流しの暪の、台の前のラックに入ったタむムカヌドが瞊に䞊んでいる。
     そこから『赀矜 牙』ず匱々しい文字牙盎筆で曞かれたカヌドを取り出し、台の䞊の機械にそれを入れる。
       牙はこれが苊手だ。カヌドを機械に少し入れたら手を離せばいいのに、぀い぀い力を入れおカヌドを機械の口の䞭に突っ蟌んじゃうのである。
     おかげでカヌドの文字は䜍眮がずれたり、重なったりで、あずで手曞きでそれをどうにかわかるように盎したりで、あんた、タむムカヌドの意味がない。
    「  よし、今日はわりずうたくいったぞ」
     なんずか慣れおきおうたい具合に時間やらが打ち蟌たれたので、牙は右手で埮劙なガッツポヌズをした。嬉しそうだが、目が真剣だ。
     で、台所ずみんながいる郚屋を繋ぐ、開かれたガラス戞の狭い隙間から身を乗り出し、
    「おはようございたぁす」
     もう䞀床蚀った。
    「おはよう」
    「おはよう」
     戞のそばに座っおた人たちが挚拶を返しおくれる。
     バむト仲間は䞻におばさん。あず、おじさんやらおじいさんやら、若い女の人。
     あずは牙みたいな少幎青幎連䞭っおずこだ。
     牙は、人々ず壁ずテヌブルの狭い間を進んで、郚屋の奥のロッカヌぞ向かった。
    「おはよう」
    「よお」
    「はよ」
     ロッカヌの前で話しおた牙ず䌌たような幎頃の男2人ず挚拶する。
     ロッカヌから、グリヌン系の䜜業服を取り出しお、牙はガラス戞の向こうの台所のずころで玠早く着替えお、ロッカヌ前に戻っおくる。
     愛鞄ず私服はマむロッカヌぞ。
     野郎どもず少し話しおいるず、すぐ時間になっお、病院ぞ向かう。
     牙は9時から12時半たで働いおいる。
     䜓匱いので、それでも結構぀らいのだ。
     病院掃陀の朝は早い。よく知らんが、だいたい他の人達は6時くらいに来お働いおいるらしい。 朝瀌ずかもあるらしいが、参加したこずはない。
      䞀応ここは䌚瀟ではなく、組合なので䞊䞋関係はない。
     䞀応代衚みたいな人はいるが、なんでだか、あんた顔を芋せない。今日もいなかった。
     で、必芁な物を甚意したり、カヌトを運んだりしお、牙たち若い男たちやおじさんやらが受け持っおる4階ぞ行く。
     ここたでやるのに戻っおくる。なんだかんだで10分くらいかかるカヌト、゚レベヌタヌで運んだりするのに時間かかるんだな。
     で、たぁ、牙は時間が終わるたで病宀やらトむレやら廊䞋やらを掃陀するわけだ。 
     掃陀を甘く芋おはいけない。時間は無情だ。
     あれやこれや割り圓おられた物を汗だくになっおやっおいるうちに「うそだろ⁈」っおくらい早く時は過ぎおいく。
    「ただあれもこれも終わっおないのに」ずか泣き蚀いっおいるうちに、タむムアりト。
     たぁ、そんな感じだ。
     で、たぁ、今日の牙もそんな感じだった  ずいっおおこう。
     ちょっくら倱敗やらかしお泣いた  なんおこずは秘密だ。

    「はぁ〜疲れたぁ」
     事務所に戻り぀぀、牙はたた泣き蚀を吐いた。もう倒れそうだ。
     なぜか患者さんにもらっおしたったお菓子で、ポケットが膚らんでいる。
     いらないず蚀っおもくれるので仕方ないのだ。
     あず、事務所でもお菓子をくれる。
     ダむ゚ット䞭の女の子ずかだったらどうすんだろ  。ずか、最近ダむ゚ット始めた倧孊生の遊び人な姉・矎玅《みく》のこずをちょっず考えた。
     ━━でもすぐやめた。家族ずは蚀っおもしょせん他人事だからだ。
    「お぀かれ」
     肩を叩かれお、よろけ぀぀も振り返るず、そこにはクヌルビュヌティヌず牙が密かにあだなしおいるバむト仲間の、海山若朚うみやた わかぎがいた。


    ▌次回▌


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    https://note.com/usagisantoka/n/n991833446e93

    🎥玹介ショヌトムヌビヌぞ
    https://youtu.be/X1PhPSi0EtY


     
     
     
    むラストず小説を創䜜しおいたす。 青春恋愛やファンタゞヌ、少し䞍思議な物語を䞭心に執筆・制䜜䞭。 🎚手描き原画・むラスト販売䞭BOOTH 📖党䜜品ガむドは固定蚘事ぞ 🔗VLINKから各サむトぞ

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