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Photo bymelmonythm

耳が導いてくれる

    こんにちは♪

    今日は、「耳」について書いてみようと思います。

    ピアノを始める人の多くは、
    「こんなふうに弾けたら素敵だな」と思える音楽に
    出会ったことがあるのではないでしょうか。

    つまり、
    理想の音を、もう耳は知っているんです。

    でも実際に弾いてみると、
    思い描いていた音とは少し違う。

    「何か違う気がする。」

    最初は、そのくらいしか
    わからないかもしれません。

    でも、
    その「何か違う」という感覚は
    とても大切です。

    耳は、最初から
    正解を教えてくれるわけではありません。

    でも、「何か違う」という小さな違和感を
    少しずつ教えてくれます。

    弾き続けているうちに、
    その違和感の正体が見えてきます。

    「スラーがつながっていなかったんだ。」
    「ここで呼吸が止まっていたんだ。」
    「もっとやわらかい音だったんだ。」

    ぼんやりとしていた感覚が、
    少しずつ言葉になるようになっていきます。

    私は自分自身もそうでしたし、
    生徒さんを見ていても
    同じような変化を何度も見てきました。

    「これでいいのかな?」

    そうやって迷うこともたくさんあります。

    でも、そんなときこそ、
    自分の耳を信じてほしいと思います。

    もちろん、そのためには
    いい音楽をたくさん聴くことも大切です。

    美しい演奏に触れるたびに、
    耳は少しずつ育っていきます。

    すると、まるで耳が

    「もう少しこう弾いてみよう。」
    「その方が自然だよ。」

    と教えてくれるようになるのです。

    これは料理にも少し似ています。

    「あのお店のチャーハン、おいしかったな。」
    「家でも作ってみたい。」

    そう思って何度も作っていると、
    少しずつ理想の味に近づいていきます。

    なぜなら、
    おいしい味を自分が知っているからです。

    ピアノも同じです。

    理想の音を知っている耳は、
    少しずつ自分をその音へ導いてくれます。

    だから、うまく弾こうとすることよりも
    まずはよく聴こうとしてみてください。

    自分の耳を大切に育てていけば、
    その耳がきっと
    次の一歩を教えてくれるはずです。


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    saori

     
     
    ピアノ講師。BGM制作もしています。 ピアノのこと、学ぶこと、続けること。 がんばりすぎず、自分らしく進むためのヒントを 書いています。 コーヒーを飲みながら、のんびり読んでもらえたら うれしいです☕🌿

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