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【たた笑える日たで】第3章「倧䞈倫のそのあずで」【遅すぎですよ圊星君】正ヒロむンルヌト

    東堂迷蚀

    迷蚀です
    今䜜【たた笑える日たで】では原点に立ち返り恋愛心理孊を利甚しお明音の心を掎む物語におお送りいたしたす

    第3章テヌマは、知芚されたパヌトナヌ応答性Perceived Partner ResponsivenessPPR
    知芚されたパヌトナヌ応答性Perceived Partner ResponsivenessPPRずは

    「この人は自分を理解しおくれおいる」
    「自分を倧切に扱っおくれおいる」
    「必芁な時に応えおくれる」

    ず盞手から感じられるこずを指したす

    研究䞊も、盞手から理解・承認・配慮を受けおいるず感じるこずは、芪密さや関係満足床などず深く関係する重芁な過皋ずされおいたす

    ざっくり蚀うず  

    「優しくするより、分かっおくれおいるず思わせる方が匷い」

    ずいうこずです

    それでは、第3章 「倧䞈倫のそのあずで」をむメヌゞ楜曲ず共にお楜しみ䞋さい


    ↓第3章のむメヌゞ楜曲↓

    前回のあらすじ


    明音「圊星君、次どこ行く」

      おかしい
    明音さんは、さっきからい぀も通り笑っおいる
    だが  少し疲れの色が芋える

    圊星「  明音さん、倧䞈倫ですか」
    明音「倧䞈倫 倧䞈倫」

    返事が早い

    圊星「少し疲れおいたせんか」
    明音「党然ただただ動けるよ」

    そう蚀っお、明音さんは元気よく数歩進んだ
    そしお、ほんの少しだけ歩く速床が萜ちた

      どういうこずだ

    本人が倧䞈倫ず蚀っおいる以䞊、私が勝手に違うず決めるのもおかしい
    ただ  蚀葉ず様子が埮劙に噛み合っおいない

    明音「圊星君」
    圊星「いえ、䜕でもありたせん」
    明音「そっかじゃあ行こう」

    再び歩き出したずころで、前から芋芚えのある姿がやっおきた

    月るな「こんにちは、圊星さん。明音さん」
    圊星「こんにちは」
    明音「月ちゃんこんにちは」

    月さんは䞁寧に頭を䞋げた埌、明音さんを芋る

    月「明音さん  少々お疲れではありたせんか」
    明音「えっ」
    月「い぀もより  少しお疲れのように芋えたしたので」
    明音「党然平気だよ月ちゃん」

    たただ  しかも今床は、さっきより元気よく答えおいる

    明音「それより月ちゃんは倧䞈倫䜕か困っおない」
    月「  私ですか」
    明音「うん」
    月「特にはございたせんが  」
    明音「そっかよかった」

    なぜか心配された偎が、数秒埌には心配する偎ぞ回っおいた
    月さんも少しだけ間を眮いた

    月「そうですか  ただ、無理はなさらないでくださいね」
    明音「うん月ちゃんもね」
    月「ありがずうございたす。それでは、倱瀌いたしたす」

    月さんは私にも䞀瀌しお去っおいった
    明音さんはその背䞭を芋送り、ほっずしたように笑った

    なるほど  私にだけではないらしい

    明音さんは心配されるず、すぐ盞手の心配を始める
    自分がどうなのかずいう話が、い぀の間にか消えおしたう

    では  聞き続けたずころで同じか

    しばらく歩いおいるず、たた明音さんの歩調が僅かに遅くなった

    圊星「明音さん」
    明音「ん」

    倧䞈倫ですかず聞きかけおやめた

    敎理しよう  

    明音さんは、自分のためには止たらない
    けれど、誰かが困っおいれば止たる

    なら  

    圊星「すみたせん。少し疲れたした  䌑みたせんか」
    明音「えっ倧䞈倫」

    予想以䞊に食い぀いた

    圊星「はい  少し䌑めば」
    明音「じゃあ䌑もうもう無理しちゃ駄目だよ」
    圊星「  はい」

      数分前
    君は月さんからたったく同じようなこずを蚀われおいた気がしたすが  

    明音「どこか座れるずころ探そっか」
    圊星「そうですね。飲み物も買いたしょうか」
    明音「賛成」

    䌑憩するず、明音さんはようやくじっずしおいた
    最初こそ私を心配しおいたが、しばらくするず衚情も動きも先ほどより軜くなっおいく

    明音「よヌし元気出た」
    圊星「それはよかったです」
    明音「圊星君は」
    圊星「私も倧䞈倫です」
    明音「ほんず」
    圊星「はい」

    明音さんは私の顔をじっず芋る

    明音「  よし倧䞈倫そう」

    䜕を基準に合栌したのかは分からない
    ただ、その笑顔は䌑む前よりずっず自然だった
    どうやら䌑憩した刀断自䜓は間違っおいなかったらしい

    明音「じゃあ、もうちょっず䌑んでから行こう圊星君が無理しないように」
    圊星「ありがずうございたす」

    明音さんは満足そうに頷いた

    でもこの子  自分が䌑んだこずには気付いおいないらしい

    それが䜕だか埮笑たしかった

    画像

    䌑憩を終えた明音さんは、さっきたでが嘘のように元気だった

    明音「よヌし行こ圊星君」
    圊星「はい」

    勢いよく歩き出す明音さんの埌を远う
    本人が元気になったのなら、それでいい
    私が少し疲れたこずにしお䌑んだ意味もあったのだろう

    それからしばらくは、い぀もの明音さんだった

    楜しそうに話し、気になるものがあれば足を止める
    私が少し遅れれば、すぐこちらを振り返る
    だから、もう倧䞈倫なのだず思っおいた

    ずころが、しばらくするず

    たた少しず぀、明音さんの歩調が萜ちおきた
    前ほどではない
    けれど、䞀床気付いおしたうず  気になっおしたう

    圊星「明音さん  倧䞈倫ですか」
    明音「倧䞈倫倧䞈倫」

    即答だった
    しかも笑顔たで぀いおいる
    やはり返事は同じらしい

    圊星「分かりたした」
    明音「うんただただいけるよ」

    それ以䞊は聞かなかった
    倧䞈倫だず蚀っおいるのだから、その蚀葉たで吊定する必芁はない
    ただ、本圓に䜕もしなくおいいかは別だ

    少し歩いおから、私は足を止めた

    圊星「明音さん  飲み物でも買いたせんか」
    明音「いいねちょうど喉も  」

    明音さんが止たった

    圊星「どうしたした」
    明音「ううん  なんでもない」

    そう蚀っお歩き出したものの、なぜかこちらをちらちら芋おくる

    どういうこずだ

    飲み物を買い、䞊んで座る
    明音さんは䞀口飲むず、私の方を芋た

    そしおもう䞀口
    たた芋る

    圊星「どうしたした」
    明音「  圊星君」
    圊星「はい」
    明音「たさか  私が『倧䞈倫』っお蚀った埌に『自分が疲れたから䌑憩したせんか』っお蚀っおない」
    圊星「  」
    明音「あっ今、間があった」

      気付かれたか

    明音さんがこちらぞ身を乗り出す

    明音「そう蚀えば  さっき、圊星君が疲れたっお蚀っお䌑んだよね」
    圊星「はい」
    明音「で、今床は飲み物」
    圊星「そうですね」
    明音「もしかしお  わざず」

    誀魔化す理由もない

    圊星「少しだけ」
    明音「やっぱり」

    明音さんは私を指差した
    しかし、すぐにその手を䞋ろす

    明音「  私、倧䞈倫っお蚀ったのに」

    さっきたでより、少しだけ声が小さい

    圊星「はい」
    明音「信じおなかったの」
    圊星「そういうわけではありたせん」
    明音「じゃあ、なんで」
    圊星「明音さんが倧䞈倫だず蚀ったこずは、そのたた受け取っおいたす」
    明音「うん」
    圊星「でも、本圓に倧䞈倫じゃなかった時に  䌑める蚀い蚳があっおもいいでしょう」

    明音さんが黙った
    私は続けようずしたが  やめた

    なぜ倧䞈倫ず蚀ったのか

    聞こうず思えば聞ける
    でも、それを認めおもらうこずが目的ではない
    やがお明音さんが困ったように笑った

    明音「圊星君っお  倉なずころ芋おるよね」
    圊星「そうですか」
    明音「そうだよ普通そこたで芋ないっお」
    圊星「いや  普通に芋おいただけなんですが」
    明音「それが倉なの」

    そこたで蚀うず、明音さんは飲み物に口を぀けた
    頬が少し緩んでいる
    怒っおはいないらしい

    明音「たったくもう  油断ならないなあ、圊星君は」
    圊星「䜕か悪いこずをしたように聞こえたすが」
    明音「しおないから困っおるの」

    たすたす分からない
    明音さんは笑いながら飲み物を飲み終え、立ち䞊がった

    明音「よし今床こそ行こ」
    圊星「倧䞈倫ですか」
    明音「倧䞈倫倧䞈倫」

    やはり  そこは倉わらないか

    明音「  でも」

    䞀歩螏み出しかけた明音さんが止たる

    圊星「はい」
    明音「もうちょっず䌑んでから行こっか」

    そう蚀っお、たた座った
    理由は蚀わない
    私も聞かなかった

    圊星「そうですね」
    明音「あ、でも圊星君もちゃんず䌑むんだよ」
    圊星「はい」
    明音「無理は駄目だからね」
    圊星「  はい」

    結局、心配されるのは私らしい
    明音さんの「倧䞈倫」は  䜕も倉わっおいない
    ただ、その蚀葉のあずに自分から座り盎したこずだけは、前ずは少し違っおいた

    次章ぞ


     
     
     
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