「日本のベスト・アルバム100選」、最新版、作りました!
どうも。
note上ではチラッと、「大きい企画、やるよ」と予告していましたが、内容は、実は誰にも喋っていなかった企画、いきなりいきます。それが
日本のベスト・アルバム100選、2026年最新版!
はい。ズバリ、それでした。
なぜこれをやろうと思ったかといいますと、いくつか理由があります。
ひとつは
おかげさまで、検索で「昭和のアルバム」「平成のアルバム」と打ちますと、僕が6年前に作った同企画が、なんとトップに来ちゃうんですよ!今でもちょくちょく「いいね」いただいたりしていました。
で、これを見返したときに「ちょっと古いなこれは」と思い、「せっかく見てもらうんだったら、もっと良いものを」と思ったんですね。
で、この後に
ツイッターでの2020年10月のこの大人気企画、僕もこのレポートやって随分読んでいただけたんですけど、やっぱこれはかなり僕にとっても勉強になるものでして。
あと、いろいろと独自に企画やったりして学んだところもあって。
そうしたことから
2024年に、「Spotifyで聴けるもの前提」として、その時点での日本のベスト・アルバムを選んでます。
でも、僕にとってさらに刺激を受けたのは
この、世界の批評サイト、Rate Your Music、ここで、世界中で実際に
評価されている日本のアルバム。これはかなり勉強になりました!
こういう過程を経たので、「今が日本のベスト・アルバムの改訂版
出すのにちょうどいい!」と判断したんですね。
そう思って、トップスターズの100枚フォーマットとにらめっこしながら数日かけて作ってみたら、
すごく面白くなったんです!
ためしに知人にこそっと見せたりもしたんですけど、そこでもすっごく評判が良くてですね。「これは企画としてぜひやるべきだ」とかって言われて。自信はあったんですけど、予想以上に反響もあったりして。
そういういきさつで100枚選んでみたら、こうなりました!!

平尾とロック/平尾昌晃(1958)
Album No.1/ザ・スパイダース(1966)
紀元弐阡年/ザ・フォーク・クルセダーズ(1967)
サイケデリック・サウンズ・イン・ジャパン/ザ・モップス(1968)
ミコR&Bを歌う/弘田三枝子(1968)
アルバム第2集/ザ・ゴールデン・カップス(1968)
ジャックスの世界/ザ・ジャックス(1968)
ヒューマン・ルネッサンス/ザ・タイガース(1968)
SATORI/フラワー・トラベリン・バンド(1971)
風街ろまん/はっぴいえんど(1971)
セカンド/頭脳警察(1972)
元気です。/吉田拓郎(1973)
Hosono House/細野晴臣(1973)
ひこうき雲/荒井由実(1973)
氷の世界/井上陽水(1973)
Take Off 離陸/チューリップ(1974)
Julie Jewels 追憶/沢田研二(1974)
一触即発/四人囃子(1974)
飛・び・ま・す/山崎ハコ(1975)
あゝ、我が良き友よ/かまやつひろし(1975)
ファンタジー/岩崎宏美(1976)
シングル・マン/RCサクセション(1976)
Char/Char(1976)
ムーンライダーズ/ムーンライダーズ(1977)
ドアを開けろ/矢沢永吉(1977)
SUNSHOWER/大貫妙子(1977)
'77 Live/裸のラリーズ(1977)
西遊記/ゴダイゴ(1978)
#1/シーナ&ロケッツ(1979)
In A Model Room/P-Model(1979)
Pocket Park/松原みき(1980)
乗物図鑑/あがた森魚(1980)
We Are/オフコース(1980)
メシ喰うな/INU(1981)
A Long Vacation/大瀧詠一(1981)
BGM/イエロー・マジック・オーケストラ(1981)
ただいま。/矢野顕子(1981)
DIS/ザ・ルースターズ(1983)
十七歳の地図/尾崎豊(1983)
Disillusion〜撃剣霊化〜/Loudness(1984)
Visitors/佐野元春(1984)
BOØWY/BOØWY (1985)
Rebecca IV〜Maybe Tomorrow/レベッカ(1985)
Shake It Paradise/久保田利伸(1986)
安全地帯V/安全地帯(1986)
CD87/中森明菜(1987)
The Blue Hearts/The Blue Hearts(1987)
ニセ預言者ども/JAGATARA (1987)
Radio Days/鈴木雅之(1988)
見て/森高千里(1988)
Blue Blood/X JAPAN(1989)
Greatest Hits Vol.1/ザ・ピーズ(1989)
The Timers/ザ・タイマーズ(1990)
Southern All Stars/サザンオールスターズ(1990)
Crossbreed Park/The Newest Model(1990)
家庭教師/岡村靖幸(1990)
Bang!/Blankey Jet City(1991)
狂った太陽/BUCK-TICK(1991)
ヘッド博士の世界塔/フリッパーズ・ギター(1991)
女性上位時代/ピチカート・ファイヴ(1991)
Jaguar Hard Pain 1944-1994/THE YELLOW MONKEY(1994)
風の歌を聴け/Original Love(1994)
Life/小沢健二(1994)
Mother/LUNA SEA(1994)
5th Wheel 2 the Coach/スチャダラパー(1995)
ハチミツ/スピッツ(1995)
空中キャンプ/フィッシュマンズ(1996)
11/UA(1996)
Kocorono/bloodthirsty butchers(1996)
愛と笑いの夜/サニーデイ・サービス(1997)
Please Mr.Lostman/the pillows(1997)
Heaven's Kitchen/BONNIE PINK(1997)
A/電気グルーヴ(1997)
Fantasma/Cornelius(1997)
Chicken Zombies/THE MICHELLE GUN ELEPHANT(1997)
スリーアウト・チェンジ/SUPERCAR(1998)
Discovery/Mr.Children(1999)
無罪モラトリアム/椎名林檎(1999)
雨に撃たえば Disc 2/七尾旅人(1999)
緑黄色人種/SHINGO 02 (1999)
3/キリンジ(2000)
TEAM ROCK/くるり(2001)
Requiem For Innocence/ART‐SCHOOL(2002)
サッポロ Omoide In My Head状態/ナンバーガール(2003)
ハルカリベーコン/HALCALI(2003)
lust/レイハラカミ(2005)
Pink/Boris(2006)
空洞です。/ゆらゆら帝国(2007)
Sing/グレイプバイン(2008)
ファンファーレと熱狂/andymori(2010)
Are You Ready?/斉藤和義(2011)
YANKEE/米津玄師(2014)
Monochrome/KOHH (2014)
Obscure Ride/cero (2015)
834.194/サカナクション(2019)
いてこまヒッツ/おとぼけビ〜バ〜(2019)
Help Ever Hurt Never/藤井風(2020)
POWERS/羊文学(2020)
アダンの風/青葉市子(2020)
BADモード/宇多田ヒカル(2022)
はい。これが100枚ですけど、いかがでしょうか?
選び方はいつものように
①編年体で日本のロックの黎明期から現在まで
②海外のポップ・ミュージック史とも照らし合わせながら、自分らしく洋楽リスナー的な感覚で
③もともと芸能界ポップスが強い国なんだから、欧米流ポプティミズムのメソッドを昭和の歌謡曲から平成や令和のJ-POPに当てはめてみる
感じではやっています。
しかし、今回の場合、
2020年版とは43枚、24年版とは53枚しか重なってません!
ということからもわかるように、かなり変えてきたんですよね。
そうなった一番大きな理由は、方針としてこれがありました。
・セオリーで妥当と思っていても、気持ちが動かないものは今回は選ばない
・多少バランスが崩れても「面白い!」と思ったものを優先する
今回は、これに従いました。「心の声」ですね。
なのでですね、今回、「本来、入っててしかるべきもの」がはずれています。具体的に言うなら、山下達郎、サディスティック・ミカバンド、戸川純。あとPerfumeもかな。これらがですね、本心の部分で「気乗りしないのに、今までちょっと無理して入れていた側面があった」ので、対象から外しました。ミカバンドに関しては高中正義もそうですね。今、すごく世界的にブームではあるんですけど。
あと、聞き返し作業の際に「これはちょっと今聴くと古いというか、近い時期の他に入れたいアルバムに負けてるかも」と思ってユニコーン外したとか、そういうこともありました。
あと今回、ポップパンクとかラウドロックとかの類が選外になっていたりします。「バランス悪いかな」とも思ったんですけど、「今、無理して、なにかをこしらえるよりは、他で入れたいのに枠が狭くて厳しくなってるものを優先しよう」と思ったのと、そう思ってあえて他で大抜擢で選んだものを代わりにに入れてみたほうがやっぱり面白いんですよ。
それから、以前からよく知っていらっしゃる方には、僕が00年代邦ロックからピックアップするのにかなり消極的なことはご存知だと思うんですけど、こうした事情から、ここはさらに狭まってもいます😅
でも、大体はそれでも「その不在に代わる代役」はあるし、僕らしさを示すために増やした「日本のロックのあけぼの」の部分だったり、歌謡曲的なものの音楽的な改めての掘り下げだったり、2010年代以降の僕の日本の音楽に対しての物の見方とか、そうしたものを見せるようにも作ってます。
あと、不思議なことに、後からいろんなものを学んで追加したものもあるんですけど、知れば知るほど、かつてそんなに知らない時期に作った2020年版で僕が直感的に選んだ盤も、これ、結構戻ってきてるんですよね。これも自分でも本当に不思議な現象で。でも、そういう「自分自身の直感」って、世間評より大事だなとも、改めて思っているところです。
そして今回、
選んだ全てのアルバムに400字規模のレビューを書きました!
これらは、「昭和」「平成・令和」の2回にわけて数日中に投稿します。有料になってはしまうんですけど、これはですね、4月に発売した「300枚のアルバム」のレビューと同等か、それ以上に良い自信もあります!すでに昭和篇は完成してます。2万字超えで腕が悲鳴あげてますけど(笑)。
では、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っています!
