
ようこそ戦友よ17~Eyeと瑠璃~(Aziの世界42)
画像はAI生成です。
前の話
クスの後ろの森
木にもたれかかる瑠璃の背中が見えた。
小刻みに震えている。
「瑠璃…」
「わたしはあなたに触れなかったんじゃない!」
瑠璃の声が悲鳴のように響いた。
「あなたが、どれだけ体のこと気にしているか、会った時からずっと感じていたから…」
静かに、涙が頬を伝う。
「わたしは触れられなかったの…」
「怖くて。
壊してしまいそうだったから…」
Eye は何も言わなかった。
内側にも。外側にも。
静かに、手を広げるEye。
その眼差しは暖かく、
瑠璃を求めていた。
瑠璃が、一歩近づく。
Eyeもまた、距離を縮める。
「待ってたのよ…」
その言葉を封じるように、
Eyeはそっと口付けた。
柔らかな木漏れ日が、恋人たちに小さな光を散らす。
幸あれと。
続く