メインコンテンツへスキップ
見出し画像

ようこそ戦友よ19~ロバートの体2~(Aziの世界44)

    画像はAI生成です。
    前の話

    ロバートの体を界を渡ってまで読んだ、次の日。

    瑠璃がまだ起きてこないうち。

    リビングにいたロバートにEyeが声をかけた。

    おはよう。
    ろ、じゃなくて、テツ。

    ちょっと、手をまた貸してくれるかい。

    「何だ」

    「ちょっとね。
    何も聞かずに貸してもらえると嬉しい」

    Eyeはなんとはなし、嬉しそうに言っている。

    不思議に思いながらも、テツは左手を差し出す。

    椅子をテツに近づけ、左手を両手で包み込む。

    「ちょっと集中するのと、時間もらうかも」

    そう言って、テツの手を握った姿勢でピクリともしない。

    握られた手に、違和感が走る。


    どれくらいたったのか。
    意外に短いと感じたが。。。

    Eyeは、また気だるげに乾いた咳を始めた。

    「大丈夫か」

    Eyeは、咳き込み、声にならない様子。

    テツは水を取りに行き、EYeに渡す。

    勢いよく飲んで、礼を伝える。

    「ありがとう、助かったよ」

    「ごめん、もう一回寝てくる。
    瑠璃に聞かれたら、二度寝しに行ったっていっといて」

    おもい足取りで階段を上がる。
    途中で振り返る。
    「テツ!
    ようこそAziへ。
    また後でね!」

    そういうと、上の部屋のドアの閉まる音がした。

    置き去りにされた感じがして、テツは朝日に照らされる庭をまんじりと見ていた。



    傭兵施設関連のラボ。

    ロバートの脳移植された金属ボディのある部屋

    ぎゃああ!

    スタッフの悲鳴が上がる。

    集まったスタッフに男が途切れ途切れに伝える。

    首無しの男の体が。。。。
    こっちに
    て、手をのばしてきたーーー

    何も、といいかけて。
    口をぱくぱくさせる

    朧げながら、迷彩服を着たガタイのいい男の体がぼうっと浮かんでいる。
    く、首が無い。。。。


    ラボに、首無し、戦闘服を着た男の幽霊が出ると、話が回るのに時間はかからなかった。

    次の話

     
     
    阿手貝商店へようこそ。 いいと思ったモノを取り揃えております。 #️⃣阿手貝商店別館にてお話展開中です。 ご贔屓に。

    あなたへのおすすめ