
Canva活用術②|たくさんのデザインを一気に作る「Bulk Create(一括作成)」の使い方
※本記事は2026年8月時点で確認できた情報をもとに作成しています。Canvaの機能・仕様は変更される場合がありますので、実際の操作前にCanva公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事はこんな先生におすすめ
賞状や名札、座席表など、名前や項目だけが違う資料を毎回1枚ずつ作っている先生
「Canva for Educationは無料と聞いたけど、Proの機能まで使えるの?」と気になっている先生
ExcelやGoogleスプレッドシートのデータを、そのままデザインに反映させたい先生
この記事で分かること
「Bulk Create(一括作成)」でできること
スプレッドシート・CSVデータを使った基本の使い方
学校現場での活用イメージと、使うときの注意点
はじめに
賞状の名前だけを1枚ずつ打ち替えたり、クラスごとに座席表の名前を入れ替えたり——。「同じフォーマットで、中身の情報だけ違う資料」を何枚も作る作業に、時間を取られていませんか。
Canvaの「Bulk Create(一括作成)」を使うと、スプレッドシートやCSVのデータを1つのテンプレートに流し込むだけで、複数のデザインをまとめて作成できます。今回は、この機能の使い方と学校現場での活用イメージを紹介します。

1.Bulk Create(一括作成)とは
Bulk Createは、1つのデザインテンプレートに、表形式のデータ(名前・日付・数値など)を差し込んで、その行数分のデザインを自動で作成できる機能です。
たとえば「氏名」「日付」「項目」の3列が入った表を用意しておけば、その行数分の賞状やカードが、1つずつ手直しすることなく一気に完成します。データの形式としては、CanvaシートやCSV・Excelなどの表形式データを使って、テンプレートに情報を差し込めます。
注意点:Bulk CreateはCanvaの有料プランで利用できる機能として提供されていますが、Canva for Educationでは教育向けに利用できる機能の一つとして提供されています。第1回で紹介した「個人申請」または「学校単位申請」でCanva for Educationが有効になっていれば、追加の契約なしにBulk Createを使うことができます。ただし、教育版で使える機能の範囲はアップデートで変わることがあるため、最新の対象条件はCanva公式ヘルプでご確認ください。
2.基本の使い方
元になるデータを準備する(Canvaシート/Googleスプレッドシート、またはExcel・CSV・TSVファイル)。1行目には「氏名」「日付」のような項目名(見出し)を入れておく
差し込み先にしたいデザイン(テンプレート)を開く
ツールバーの「アクション」から「デザインの一括作成」を選ぶ
連携するデータを選択する
デザイン内の差し替えたい文字や画像素材を選び、「データを連携する」からスプレッドシートの対応する列とひも付ける(プレビューで反映イメージを確認できます)
「詳細設定」で、複数ページを1つのデザインにまとめるか、行ごとに個別のファイルとして書き出すかを選ぶ
保存先のフォルダーを選んで、一括で作成する
つまずきやすいポイント:1行目(見出し行)が抜けているデータはうまく認識されないことがあります。表を作る際は、必ず1行目に列の名前を入れておきましょう。また、公式ヘルプによると、アップロードできるデータは最大300行・150列までとされています(仕様は変更される場合があるため、大量に作成する際は事前に公式ヘルプで最新の上限をご確認ください)。
利用環境の注意点:公式ヘルプによると、操作画面や利用できる機能は、利用環境やプランによって異なる場合があります。学校でChromebookやタブレットを使っている先生は、事前に利用環境を確認しておくと安心です。
3.学校現場での活用イメージ
修了証・賞状:氏名と日付の列を用意しておけば、学年やクラス単位で一気に作成できる
座席表・名札:クラスごとに氏名を差し替えた一覧を、レイアウトを崩さずまとめて作れる
行事の案内カード:日程や会場が学年・コースごとに異なる案内文書を、共通デザインのまま作り分けられる
教材の個別化:問題番号や難易度表示など、グループごとに差がある部分だけを差し替えたプリントを作成する
これらは、1枚ずつ作るとレイアウト崩れやコピペミスが起きやすい作業でもあります。Bulk Createを使うと、テンプレートの体裁を保ったまま、データの部分だけを機械的に差し替えられるのが利点です。
4.使うときの注意点
個人情報の取り扱いに注意する:氏名や成績など、児童生徒の個人情報を含むデータを扱う場合は、学校のルールに沿った取り扱いが必要です。データの保存場所・共有範囲についても、情報担当と事前に確認しておくと安心です
完成データは必ず確認する:一括作成は便利な反面、データ側の入力ミス(表記ゆれ・誤字など)がそのまま反映されます。書き出したあとは、全件をざっと見直す一手間をおすすめします
機能名・仕様は変更されることがある:Canvaの機能名や上限仕様はアップデートで変わることがあります。実際に使う際は、最新の情報をCanva公式ヘルプでご確認ください
まとめ
Bulk Createは、1つのテンプレートに表データを差し込んで、複数のデザインを一気に作成できる機能です
Canva Proなどの有料プランで提供されている機能ですが、Canva for Educationでは教育向けに利用できる機能として提供されています。利用できる範囲や条件は変更される場合があるため、最新情報をCanva公式ヘルプで確認してください。
賞状・座席表・案内カードなど、「同じフォーマットで中身だけ違う」資料作りの時短に向いています
個人情報を扱う場合は、学校のルールに沿った取り扱いを忘れずに
※本記事は執筆時点で確認できた情報をもとに作成しています。Canvaの機能・仕様・料金プランは変更される場合があります。実際に操作を行う前に、必ずCanva公式サイトで最新情報をご確認ください。
📌記事情報
公開日:2026年8月24日
最終確認日:2026年8月
シリーズ名:Canva活用術シリーズ(全5回)
対象読者:小学校・中学校・高校教員、ICT支援員
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② Bulk Create(一括作成)
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