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GeminiNotebook(旧NotebookLM)実践パック|授業準備‧校務改善に、すぐ使える31のプロンプト集

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Gemini Notebook(旧NotebookLM)実践パック 第1章|はじめに

※本章の内容は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。Gemini Notebookの仕様は変更される場合がありますので、実際の操作時は公式ヘルプもあわせてご確認ください。


この本について

この本を手に取っていただき、ありがとうございます。

「先生の時短研究所」では、これまで無料記事として「Gemini Notebook(旧NotebookLM)活用術シリーズ」をお届けしてきました。そちらが**「Gemini Notebookを知る」ための記事だとすると、この実践パックは「Gemini Notebookを学校現場で使う」**ための本です。

無料記事では、Gemini Notebookとはどんなサービスか、どんな場面で役立ちそうかという全体像をお伝えしました。この本では、そこからさらに一歩進んで、実際にコピーして使えるプロンプトやテンプレートを、教材研究・校務・授業改善という具体的な場面別にまとめています。

「ツールの使い方解説書」ではなく、先生の教材研究・校務の時間を減らすための実践キットとして作りました。


Gemini Notebook(旧NotebookLM)とは(おさらい)

Gemini Notebookは、Googleが提供する、アイデアを練ったり情報を整理したりするためのAI搭載リサーチアシスタントです。

大きな特徴は、自分で用意した資料を「ソース」として登録し、その内容をもとに質問したり、情報を整理したりできることです。PDF・Googleドキュメント・Googleスライド・Webサイト・YouTube動画・音声ファイルなど、さまざまな形式の資料をソースとして扱うことができます。

たとえば、単元に関する資料を登録して、次のような質問をすることができます。

  • 「この資料の重要なポイントを3つに整理してください」

  • 「この単元で押さえておきたい内容をまとめてください」

  • 「授業で使えそうな発問案を考えてください」

基本的な流れは、次の3ステップです。

  1. 資料をソースとして登録する

  2. 資料について質問する

  3. 回答を、元の資料と照らし合わせて確認する

特に大切なのが、3つ目の「確認」です。Gemini Notebookは、登録した資料をもとに回答を生成しますが、AIの回答が常に正しいとは限りません。回答の内容が資料と合っているか、授業で使って問題ないかを、最終的に先生自身が確認することが大切です。

この基本的な仕組みをすでにご存知の方は、次の第2章から読み進めていただいて構いません。より詳しい基本機能を知りたい方は、無料記事「Gemini Notebook(旧NotebookLM)活用術シリーズ」もあわせてご覧ください。


本書の探し方

この本では、「Gemini Notebookで何ができるか」を機能別に並べるのではなく、先生の仕事の場面別にプロンプトやテンプレートを整理しています。

「今日は教材研究をしたい」「会議資料を整理したい」「授業後の振り返りをまとめたい」――そんなときに、該当する章を開いて、そのまま試せるように設計しています。

本書の構成

本書は、以下の流れで構成されています。

  • 第2章|最初の30分で使える導入ガイド:アカウント準備から、最初の資料登録・最初の質問まで、実際に手を動かしながら進められる章です

  • 第3章|教材研究編:単元の要点整理や発問案作成など、教材研究で使えるプロンプト12種とテンプレート2種

  • 第4章|校務活用編:会議資料の整理や通知文書の下書きなど、校務で使えるプロンプト10種とテンプレート2種

  • 第5章|授業改善編:授業後の振り返りを整理するテンプレート6種

  • 第6章|よくある失敗と注意点:つまずきやすいポイントと対処法、安全に使うための3つの原則

  • 付録A|プロンプト集一覧:本書に登場した31種のプロンプトを、コピペしやすい形でまとめたもの

  • 付録B|チェックリスト一覧:各章のチェックリストと、印刷して使える活用記録欄

最初から順番に読んでいただいてもよいですし、今すぐ知りたい章(教材研究、校務、授業改善のいずれか)から拾い読みしていただいても構いません。


こんな先生におすすめです

  • Gemini Notebookという名前は聞いたことがあるが、何から試せばいいか分からない先生

  • 教材研究・校務のどちらか、あるいは両方で、資料を読み込む・整理する時間を減らしたい先生

  • コピペしてすぐ試せる、具体的なプロンプトが欲しい先生

こんな方には、あまり向いていないかもしれません

  • すでにGemini Notebookを日常的に使いこなしていて、自分なりの質問の型を確立している先生(本書の内容と重複する可能性があります)

  • 「AIにすべて任せて、確認作業もなくしたい」という使い方を求めている先生(本書は、AIの回答を先生自身が確認・判断することを前提にしています)


この本を読み進めるにあたって、大切にしてほしいこと

本書に登場するプロンプトやテンプレートは、いずれもたたき台です。出てきた回答をそのまま使うのではなく、ご自身の授業観や学校の実情に合わせて手直しする、という前提で活用してください。

また、児童生徒の氏名や成績など、個人が特定される情報の扱いには、本書全体を通して注意を払っています。実際の氏名を入力する代わりに「生徒A」「生徒B」のように匿名化する、といった工夫が考えられますが、匿名化さえすれば必ず安全というわけではありません。学校・教育委員会の情報セキュリティポリシーやルールを最優先したうえで、判断に迷う場合は情報担当の先生に確認してください。第6章では、この点をあらためて整理していますので、資料を登録する前に一度目を通しておくことをおすすめします。

それでは、次の第2章から、実際にGemini Notebookを使い始めていきましょう。

Gemini Notebook(旧NotebookLM)実践パック 第2章|最初の30分で使える導入ガイド

※本章の内容は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。Gemini Notebookの仕様(対応ソース数・ファイル形式など)は変更される場合がありますので、実際の操作時は公式ヘルプもあわせてご確認ください。


この章のゴール

この章を読み終える頃には、次の4つができるようになっています。

  • ✅ Gemini Notebook(旧NotebookLM)に、自分の資料を登録できる

  • ✅ 最初の質問を投げかけられる

  • ✅ 教材研究・校務改善のどちらか1つを、実際に試せる

  • ✅ 「AIに資料を読み込ませる」ことへの不安が、ひとつ軽くなっている

大事なのは、機能を覚えることではありません。 この30分で目指すのは、「これなら自分の仕事にも使えそうだ」という実感を、1つでも持ち帰ることです。


STEP1|アカウント準備

Gemini Notebookは、対象のGoogleアカウントから利用できます。個人のGoogleアカウントに加え、Google Workspace for Educationなどの学校用アカウントでも利用できますが、利用できる機能や上限はアカウントの種類・ライセンス・管理者設定によって異なります。

学校アカウントをお使いの場合の注意:学校のGoogleアカウント(Google Workspace for Education)では、情報担当・管理者側の設定によって、Gemini Notebookの利用がオフになっている場合があります。使えない場合は、情報担当の先生に確認してみてください。

ここで立ち止まらないために:「どちらのアカウントを使うべきか」で迷う先生もいるかもしれません。まずは、学校で利用しているGoogleアカウントでアクセスできるか確認してみましょう。学校のルールや管理者の設定によって、利用できる範囲が異なる場合があります。

特に、学校の資料や児童生徒に関する情報を扱う場合は、資料を登録する前に、学校・教育委員会のルールを確認しておくことが大切です。


STEP2|資料準備の考え方

いきなり「たくさんの資料」を用意する必要はありません。むしろ、最初は1つの資料だけで試すことをおすすめします。

選び方のコツ:

  • 今ちょうど読み込む必要がある資料(教材研究中の単元プリント、次の会議の配布資料など)

  • 長すぎない、内容がまとまっている資料(教科書1単元分、通知文書1本など)

「校内資料全部」のように、範囲を広げすぎた状態で始めると、関係のない情報が混ざり、最初の質問への答えが分かりにくくなってしまいます。まずは1つ、それから増やす、という順番が失敗しにくい進め方です。


STEP3|最初の資料をアップロードする

  1. 画面上の作成ボタンから、新しいノートブックを作成し、分かりやすいタイトルを付ける(例:「〇年〇組 △△単元」「6月職員会議」など)

  2. 資料を追加する。Gemini Notebookは、PDF・Googleドキュメント・Googleスライド・Googleスプレッドシート・Word・テキスト・Markdown・CSV・PowerPoint・画像・WebサイトのURL・YouTube動画・音声ファイルなど、幅広い形式に対応しています

  3. アップロードが終わると、Gemini Notebookが自動で資料の概要と、いくつかの質問候補を表示してくれます

つまずきやすいポイント:無料版では、1つのノートブックに追加できる資料の数や、1つの資料の分量に上限があります。2026年9月時点で、無料ユーザーは1ノートブックあたり最大50ソース、1ソースあたり最大50万語です(プランによって上限は異なります。仕様変更の可能性があるため、最新情報は公式ヘルプでご確認ください)。資料をたくさん登録するよりも、必要な資料だけを選んで登録する方が、質問したい内容を整理しやすくなります。


STEP4|最初に試す質問

資料を登録したら、次の3つの質問テンプレートのうち、気になるものを1つ試してみましょう。文章中の【 】部分を、ご自身の資料の内容に合わせて書き換えてください。

質問テンプレート①|概要把握用

この資料の要点を、箇条書きで5つにまとめてください。

質問テンプレート②|授業準備用

この資料の内容から、【〇年生】の児童生徒に問いかけられる発問を3つ考えてください。

質問テンプレート③|校務用

この資料の内容を、【会議で3分程度で説明できる分量】に要約してください。

ポイント:最初から完璧な質問を考える必要はありません。Gemini Notebookが表示してくれる「質問候補」をそのまま使うのも良いスタートです。回答が思っていたものと違う場合は、「もっと短く」「〇〇の観点で」のように、続けて言葉を重ねていくことで近づけていけます。回答に引用(元資料の該当箇所へのリンク)が表示されたら、そこも一緒に確認してみましょう。


STEP5|教材研究 or 校務改善を1つ試してみる

ここまでできたら、実際に「自分の仕事」に近い形で、もう一歩だけ試してみましょう。どちらか気になる方を選んでください。

教材研究を試したい方へ:
今読み込んだ資料をもとに、「この内容を使って、〇分の授業の流れ案を作ってください」と質問してみてください。たたき台として使える流れ案が出てきます。そのまま使うのではなく、ご自身の授業観に合わせて手直しする前提で活用するのがおすすめです。

校務改善を試したい方へ:
今読み込んだ資料をもとに、「資料の内容をもとに、保護者向けのお知らせ文の下書きを作ってください」のように質問してみてください。出てきた文章はたたき台です。そのまま学校からの正式文書として使うのではなく、事実関係・表現・校内ルールに沿っているかを確認したうえで活用してください。


Before/After

Before:「資料を読み込ませたけど、何を質問したらいいか分からず、結局そのまま放置していた」
After:「テンプレートの質問を1つ試しただけで、短時間で資料の要点を整理できるようになった」

これは、架空の先生の利用場面を想定した一般化された例です。


30分で全部覚える必要はありません

この章の目的は、Gemini Notebookの機能をすべて覚えることではありません。

資料を1つ登録して、質問を1つ試して、「こういうことなら使えそうだ」と感じられたら十分です。最初から完璧なプロンプトを作る必要もありません。まずは資料を1つ選び、質問してみる。そこから「もっと短く」「この部分だけ詳しく」のように、少しずつ指示を加えていけば大丈夫です。

「1回使ってみる」ことが、Gemini Notebookを使いこなす最初の一歩です。


この章のチェックリスト

  • [ ] Gemini Notebookに、資料を1つ登録できた

  • [ ] 質問テンプレートのいずれか1つを試した

  • [ ] 教材研究・校務改善のどちらか1つを、実際に試してみた

  • [ ] 「思っていたより難しくなさそうだ」と感じられた

チェックが1つでも付けば、この章の目的は達成です。次の第3章からは、教材研究に特化したプロンプト・テンプレートを、具体的な場面別にご紹介していきます。


個人情報・著作権についてのひとこと:児童生徒の氏名や成績など、個人が特定される情報を含む資料を扱う場合は、学校のルールに沿った取り扱いを行ってください。判断に迷う場合は、情報担当の先生に確認することをおすすめします。

Gemini Notebook(旧NotebookLM)実践パック 第3章|教材研究編(プロンプト集+テンプレート)

※本章の内容は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。Gemini Notebookの仕様は変更される場合がありますので、実際の操作時は公式ヘルプもあわせてご確認ください。


この章について

第2章で、Gemini Notebookに資料を登録し、最初の質問を試していただきました。この章では、その一歩をさらに進めて、教材研究の時間そのものを短くするプロンプトとテンプレートを紹介します。

 
 
 
先生の時間を、生徒の時間へ。 学校ICT支援の経験をもとに、生成AI・ICT活用・校務改善など、先生の仕事を少しラクにするヒントを発信しています。 開設日:2026年7月7日

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