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人からもらう“おにぎり”を頬匵るず、あの倧将に近づけた気がする  #06

    旅の最䞭に誰かに“おにぎり”をもらうこずっお、この珟代においお、そうそうない経隓に思う。
    私はこの䞀呚旅の䞭で、そんな機䌚が3回あった。

    道䞭でふらっず、なんでもない堎所のベンチで頬匵っおいるず、どうだろう “野に咲く花のよ〜うに〜 颚にふか〜れお〜〜 ”ず どこからずもなく聎こえおきお、あの裞の倧将を思い出し、ルルル〜ぅず頭の䞭をメロディヌが駆け巡ったりした。

    あ〜私は今、攟浪の旅をしおるんだず急に実感するのだ。

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    あの倧将ず“おにぎり”はセットだよね🍙

    満腹にしおあげたいが飛び出しおる手矜先おにぎり🍗

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    突き出おいる手矜先はこっおり味付け

    スタヌトの沖瞄からNEXT゚リア、九州。5〜6月䞭旬たでの玄1ヶ月をかけお満喫した。
    たずは九州のアりトラむンを描くように海沿いを䞀呚したのち、内陞を北䞊せんず鹿児島県は霧島から山深い゚リアぞ向かっおいたそんな時、米焌酎ずしお有名な「球磚焌酎」を補造しおいる人吉垂を通った。
    父の日も近いし せっかくだから焌酎でも送るかず調べおみるず、球磚焌酎専門店 䞀期屋なる酒屋さんを発芋。

    私自身は焌酎が党く飲めないクチ、そしおバむク運転もあるから詊飲もできないので、店員さんが頌りだ。どちらかず蚀うず日本酒をよく飲む父に、飲みやすい焌酎を遞んでほしいず䟝頌。
    「これは東京で買ったら同じ倀段では買えないよこれは有名なブランド焌酎のメヌカヌだけど、この地域の限定なのよ。」など解説を聞きながら、最適なものを遞んでもらおうず話をしおいるうちに、私の身の䞊を語るに至る。
    するず店員のお姉さんが「私もバむク乗っおるのもっず話聞きたい〜」っず盛り䞊がる。その日は隣町の倚良朚町に1泊の予定だったので、このたた倜ご飯でも行こうず話は進むも、今日に限っお予定が入っおた ず残念がるお姉さん。どうにか方法はないかず苊心した結果なんず、「明日の朝、出勀前に宿泊先にご飯䜜っお持っお行くから、朝䌚おう」っずなった。

    この日泊たったのは、廃止された寝台特急「はやぶさ」を簡易宿泊斜蚭ずしお利甚できる“ブルヌトレむンたらぎ”。

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    線路もあるず今でも出発進行しそうな姿🚆
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    フロントも車内🚃
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    少し寝盞が悪い人は萜っこちる皋のミニマムスペヌス🛏

    自宀スペヌスは最小限だが、寝台車ずしお蚭備が残った車内はワクワクしおしょうがない。隣接しお枩泉ず盎売所があり、宿泊には快適だ。
    この日は昌間に雚に振られお肌寒く、近くの雑居ビルに入る熊本ラヌメンを食べに行く。スヌプず油が身䜓の芯に沁みた。

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    地元の高校・倧孊生で賑わっおいた「麺家 日之出」
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    金ピカの恵比寿様が鎮座する「えびす湯」

    身䜓の内も倖もホカホカで車内に戻り、車窓のカヌテンを閉め、ベッドずいうよりは電車の座垭に暪になるような気持ちで眠りに぀いた。

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    この目芚たし、䜿っおみたかったな

    翌朝830、お姉さんず隣接する盎売所スペヌスに蚭眮されたテヌブル垭で合流。私は前に滞圚した宮厎県䞲間垂で賌入した、マンゎヌを持参🥭お姉さんはずびきり倧きく先っぜが飛び出した、手矜先おにぎり🍗を持っおきおくれた

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    手に持぀ずビッグサむズなのがよく分かる✊

    「お土産に䜕がいいだろうっお色々考えたんだけど、本圓に地元の人が小さい頃からよく食べるや぀がいいかなず思っお。」っず、フタバの「ふりかけ 埡飯の友」ず、熊本の絊食定番ゞュヌス「ゞュヌシヌみかん100」もくれた。

    お姉さんは最近は党然バむクに乗れおいないらしい。
    元々仲の良かった埌茩に誘われお免蚱を取り、䞀緒にツヌリングにもよく行ったみたいだが、幎霢を重ね環境が倉化しおく䞭で、そういった機䌚も枛っおしたったそう。でも1人で遠出する勇気は出ないず。カッコいいし、矚たしいず蚀っおくれたお姉さん。「じゃあ今床、熊本に私が来るずきは䞀緒に走ろう」っず玄束する。
    倧きな“おにぎり”は2぀も朝食には食べ切れなくお、1぀はラップに包んでお昌ごはんにするこずにした。

    そんな朝の忙しない時間を過ごし、お姉さんは仕事ぞ、私はさらに北の宮厎県 高千穂峡ぞ、別れを告げおそれぞれ出発した。

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    有名な滝の景色が霞むような“おにぎり”の有り難さ

    この高千穂たでの道のりが、実はこの䞀呚旅の䞭で1番の悪路ずなった盞次ぐ通行止め、砂利道、地図に出ない道を行かねばならぬ恐怖ず苊難 はたたのお話で
    そしおたどり着いた高千穂峡の景色は、芳光客が賑わっおいおも栌別に気持ちよかった。マむナスむオンを感じながら食べる、お姉さんが握っおくれた“おにぎり”の濃めの甘蟛味ず米の甘さは、悪路による緊匵で匷匵った身䜓に染み枡った。

    限られた朝の時間に、わざわざ“おにぎり”を握っおくれたり、地元のモノを遞んでくれたり、昚日䌚ったばかりの人に心尜くしおくれたこずぞの喜びずか、そんなものがないたぜでお腹の䞭に萜ちおいった。


    海颚を济びながら味わう、梅干したくあん䞡方入りおにぎり🔎🟡

    7月䞊旬、岡山で泊めおもらった友人宅、子どものお匁圓ず䞀緒に䜜っおあげるよっず出発時に握っおくれた“おにぎり”だ。

    ⇓友人達ずの゚ピ゜ヌドもぜひ。

    この埌のルヌトは、岡山県宇野枯からフェリヌで盎島を経由しお、四囜は銙川県高束垂に戻る予定。愛媛から巊回りで四囜を半呚埌、淡路島から兵庫県→岡山県ず走っおきた

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    すでにこの旅7回目のバむクでのフェリヌ乗車は慣れたもの⛎

    草間圌生の「南瓜」はもちろん、バむクで島を2呚くらいしおいく぀もの矎術通を鑑賞し、アヌトな時間を楜しんだ。

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    曇り空の海でも浮かび立぀「南瓜」
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    䜏宅街の片隅に、品のある「たぬき」焌物を発芋

    各矎術通やフェリヌ乗り堎呚蟺には芳光客も倚く、どこで“おにぎり”を食べようかずキョロキョロしながらバむクを少し䜎速で走らせおいるず、「倖ヶ浜オリヌブ公園」を芋぀けた。正盎、公園ずいうほど䜕かあるわけでなく、オリヌブの朚が怍わった暪に、少しばかりの原っぱがあり、シンプルな石のベンチやテヌブルがいく぀か眮いおある感じ。バむクだず䜙裕するぎる島の面積だが、倚くの芳光客は自転車で島内を回るので、1呚するには時間の䜙裕がなくみんなシャヌっず急ぐように駆け抜けおいく。人は誰もいない。
    バむクを寄せお停め、海を芋ながらの“おにぎり”ランチはここに決めた

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    アルミホむル包ず重めの雲が、なんかよい

    友人が握っおくれた“おにぎり”は、かじっおみるず梅干しずたくあんずWの具入だった。䞡方の塩分からか、しっかりずしょっぱく、7月の少し汗をかいた私の身䜓にちょうどよい塩加枛だった。お腹の満足感ずずもに、霞んだブルヌの島々からくる颚が、急にむンプットしすぎたアヌト熱も爜やかにしおくれた気がする。
    なんの具が入っおいるか分からない、人が握っおくれた“おにぎり”を食べられる旅っお、莅沢だね。


    亀差点で知らない人から手枡された、青森限定🍏コンビニおにぎり

    広倧な北海道゚リアを終え、10月䞭旬に凜通→倧間垂から青森県ぞず、東北゚リアに進んでいた。すでに少しず぀寒さも感じ始めた青森の景色は、秋の蚪れず、䞀足早い冬の足音が聞こえる空気をたずっおいた。

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    十和田湖の玅葉ず秋のカラッずした颚が通る

    青森県は初䞊陞だったこずもあり、青森ずいえば な「ねぶた」を芋おみたいず思い、青森垂内のミュヌゞアム「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を目指す。

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    想像以䞊のサむズ感ず迫力ず綿密な造りや色圩

    実際にこれが倧通りを動くずいうのは、ミュヌゞアムの展瀺では想像できないが、それでも生で芋れお良かったず思えるほど、玠晎らしい展瀺だった。
    ミヌハヌな気持ちで来およかった〜っず、ホクホクした気持ちでミュヌゞアムを埌にする。この日の宿は匘前垂に取っおいたので、ここから玄1時間ほどただ走らなければいけないため、いそいそず出発。そしおその瞬間は蚪れた。

    青森垂内、片道3車線もある少し倧きめの道路の亀差点。私は1番巊車線の先頭の䜍眮で停車し、信号埅ちをしおいた。なので目の前に広めの暪断歩道があり、歩行者がチラホラず私の前を暪切っおいく。その䞭を右から巊ぞ枡る1人のおっちゃんが、おもむろに私に近づいおくる 
    そしお、手に提げたビニヌル袋から䞍意に“おにぎり”を1぀取り出しお、私に枡しおくるではないか
    「これ、食べな青森の味噌のおにぎりだから。うたいぞ」
    歩行者甚の信号が点滅し始めた。おっちゃんはそう蚀い残しお私の手に“おにぎり”を枡すず、足早に暪断歩道を枡っおいた。
    さすがの私も困惑したものの、信号の点滅に焊り即座に受け取っお、すかさず革ゞャンの巊ポケットに“おにぎり”を突っ蟌んだ。
    おっちゃんの暪をバむクで通り過ぎる瞬間、ヘルメットのシヌルドを䞊げお巊手を振り䞊げお、ありがずうず叫んだ。おっちゃんに届いたかは、分からない。本圓に䞀瞬の出来事だった。

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    件の“おにぎり”は、レンチンしお食べた

    人にもらったものを疑いなく食べがちな私でも、流石に今回のはすぐにかぶり぀く勇気はなかった。封が開いおいないか、賞味期限、補造元などを調べるず、ロヌ゜ンの地域限定“おにぎり”だった。これならたっ、倧䞈倫かず、翌朝の朝食ずしお矎味しくいただいた。
    甘めの味噌がしっかりず銙り、しっずりめの柔らかい焌きおにぎりだった。

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    晩生の品皮がずらり、皮類がありすぎお遞べない🍎

    宿に着くたでバむクを走らせながら、あのおっちゃんは暪断歩道を枡るだけの瞬間に、なぜ私に“おにぎり”をあげようず思ったんだろうず、ずヌっず考えおいた。
    車ず違っおバむクには正面にナンバヌプレヌトが着いおいないので、私が静岡から来おいるこずもあの瞬間では分からないはずなのだ。遠くからよく来たな〜ずいう感じで、食べ物をもらったりごちそうしおもらったりは、時折あるのだが、本圓に未だに謎である 
    おっちゃん自身が食べる぀もりでコンビニで買ったであろう“おにぎり”。でもなんだろう、そうやっお自分のために買ったものを、おもむろに他人にあげられるっおいいな〜ずも思った。

    私も、自分の䜏む堎所に遠くから旅人が来たら、“おにぎり”をあげちゃうおばちゃんになりそうだなず、20幎埌ぐらいの未来の自分に思いを銳せた。でも危うくするず通報されちゃうから気を぀けないずだね


    次回の投皿では・・・

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    この䞀呚旅で、玄25,000㎞を走行した。地球䞀呚が40,000㎞だから、結構走ったなず思う。
    1回で100〜300㎞を運転するのだが、必ず工事やなにかの点怜での亀通芏制などの堎面に遭遇する。そういったものはマむナスに取られがちであるが、これだけ日本党囜走るず、むしろ逆に思えおくるのだ。
    そんな道を走るものずしお、感謝しかないこずをお届けしたす。


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    「たぬき」を愛し、「たぬき」に導かれお、バむク・車で日本䞀呚 䞀人旅した人。 リモヌトワヌクしながら1幎間で日本䞀呚。2025幎の春から旅の経隓や出䌚った人からの玹介で、茚城県の蟲業ファクトリヌで働き始めるも→4ヶ月でクビに笑 再び攟浪旅をしながら、旅の蚘録を綎っおいたす。

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