
顎が梅干しみたいになる。
お初です。ふふふ。
そういえば最近「お初です」なんて挨拶、めっきり使わなくなりましたね。
でも指は不思議と覚えているもので、こういう少し恥ずかしい自己紹介の時とかに帰ってきちゃうんですよね。えへへ。
普段の私は「ふふふ」や「えへへ」なんて可愛らしい笑い方なんてしてないですが、まぁ、こんなところだから目一杯なりたい自分を演じさせておくれよ。なぁ頼むよ。
短歌というものを詠んで (短歌は「書く」ではなく「詠む」と呼ぶみたいです) みたり、そこにおさまりきらなかったものは詩とかにして、私の𝐏𝐚𝐬𝐬𝐢𝐨𝐧を宥めています。
あぁ、あの、私英語はめっきりなんで意味が違ったらすみません。
詩にも収まりきらなくて溢れちゃった分は、こんなふうにつらつら吐き出していくよ。
私の悪い子ちゃんたち。
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朝になると、顎が梅干しになる。
毎年梅を漬ける伯母は、梅干しを作る時は甘い方がいいと言った。
酸っぱい食べ物だったはずなのに、現代人の脳は甘いものがないと回らない。
スマホの文字はイワシの群れみたいに目の中に流れ込んでくる。
大群を、舐め回すように、ねっとり、ねっとりと口の中へ。
生ぬるいスマホを咥えて悦に浸る。
ごめん。嘘。
これは狂人じみた人がかっこいいと思ってる私の妄想。
それくらい狂えたらいいのにね。
現実の私は両手で大事そうに、あの子からの既読を待っているだけ。
あの子の未読に残り続けてることが嬉しい。
あの煩わしい通知の赤い丸に、私はなれてる。嬉しい。
初めてになれない私が、あの子がブロックする初めての一般ユーザーになれたら。
企業アカウントも込みでの初めてだったら、もっと嬉しい。
今日もあの子を夢の中で奪って、なんて
ありきたりな尖った邦ロックみたいな言葉を紡ぐ自分が嫌いだ。
顎が、梅干しみたいになる。