
【 100人に仕事を教える、派遣社員 ⑤ 】~老夫婦が私たちに託したもの~
【前回のお話はコチラ】
大阪研修から岡山に仕事を持ち帰り、ラインを作り上げる派遣社員の奮闘ぶりをお伝えしてきました。
しかし、当初20人で立ち上げる予定だったラインは、実際には5人でのスタート。
どうしても岡山へ持ち帰れない工程がありました。
その工程を支えてくれたのが、大阪から岡山へ移住してくださった一組の老夫婦です。
職人気質のお父さん
いつも寡黙で、テキパキと仕事をこなすお父さん😊
この仕事一筋30年。
最初の頃はご夫婦で工場を経営されていたそうです。
岡山に来て下さった当時は、たしか70歳くらいだったと思います。
お歳を聞いて驚くほどお元気で、
『男は黙って仕事』という雰囲気の、
まさに『職人』と呼ぶにふさわしい方でした。
工程の内容は、主に紙に印字するための『インクタンク』(インクを蓄えておく部品)を作る仕事。
その前半工程を、担当していたのがお父さんです。
生産管理から納期予定が届くと、その日に間に合うよう逆算して作業を始めなければなりません。
1回の作業には3~5時間かかり、1日に2~3種類を同時進行する日もありました。
どれを何時に始めるか。
その段取りは、すべてお父さんの頭の中にありました。
『大阪のオバチャン』のお母さん
皆さんがイメージされる『大阪のオバチャン』そのものです😊
お母さんはいつもポケットに『飴ちゃん』を入れていました。
寡黙なお父さんとは対照的に、とにかくよく喋ります(笑)
でも、手は止まりません。
むしろ、喋りながらの方が早いんじゃないかと思うくらい😂
そして、職人気質のお父さんを支える姿は、見事でした。
言葉は少なくても通じ合う二人。
正反対なのに、息はぴったり😊
岡山への移住
このご夫婦は、大阪に持ち家があり、きっと岡山で仕事をしなくても困らなかったハズです。
でも、工程を引き継ぐ者が足りなかった為、
『後継が育つまで』
という条件で来てくださったようです。
社宅住まいでしたが、お休みの日には山菜を取りに行ったりあちこち出かけられて、岡山を楽しんでおられました😊
そんな中、以前お話しした、
『46個くらいだと思います😊』※
と私が言われた半年ほど後に、後継者問題が浮上します。
この時はまだ、これから始まる数ヶ月間が、私にとって忘れることのできない試練になるとは思ってもいませんでした🥲
※『46個くらいだと思います😊』事件(笑)
については、こちらの記事で詳しく書いています⬇
『次回予告』
【100人に仕事を教える派遣社員⑥】
~誰がどう引き継ぐ⁉️~
お楽しみに🎶

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