
💴【実録】従業員30名の製造業が年間300万円節税した方法を大公開:中小企業節税攻略②
はじめに:「賃上げしたら逆に手取りが減った…」からの大逆転劇
「バッツさん、助けてください。従業員の給与を上げたのに、法人税は全然減らないし、逆に会社の手取りが減ってしまいました…」
これは、6か月前に私のもとに相談に来られた、精密部品製造業を営む山田社長(仮名)の第一声でした。
山田社長の会社概要:
業種:精密部品製造業
従業員数:30名
年商:約5億円
所在地:愛知県
設立:15年
従業員思いの山田社長は、業績好調を受けて全従業員の給与を月額2万円アップ(年間720万円の人件費増)を実施。
しかし、期待していた節税効果は全く得られず、むしろ「人件費だけが増えて利益が圧迫された」状態に陥っていました。
「こんなはずじゃなかった…従業員には申し訳ないことをしたかもしれません」
そんな山田社長の表情は、本当に辛そうでした。
しかし、6か月後。
山田社長から連絡があったときの第一声は、全く違うものでした。
「バッツさん、おかげさまで年間300万円以上の節税ができました!従業員も喜んでくれているし、会社の資金繰りも改善しました。本当にありがとうございます!」
一体、山田社長の会社に何が起こったのでしょうか?
今日は、その全過程を包み隠さずお伝えします。
1. 【Before】なぜ賃上げしても節税効果がなかったのか?
山田社長が犯していた3つの致命的ミス
ミス①:賃上げ促進税制の存在を知らなかった
山田社長は「給与を上げれば人件費が経費になって節税になる」という単純な理解しかありませんでした。
従来の考え方:
人件費720万円増 → 経費として法人税率30%分の節税
節税効果:720万円 × 30% = 216万円
実際の結果:
確かに216万円分の所得は減少
しかし、それ以上の節税効果はなし
人件費増加分の7割(504万円)は純粋なコスト増
ミス②:教育訓練費の計上方法が不適切
山田社長の会社では、従業員のスキルアップに年間約50万円を投資していました。
しかし、その計上方法に問題が:

結果: 実際は50万円の教育訓練費があったのに、18万円しか計上されていませんでした。
ミス③:設備投資のタイミングが最悪
山田社長の会社では、令和5年度に新しい加工機械を2,000万円で導入していました。
問題のあったタイミング:
令和5年度:設備投資による大幅減価償却で課税所得が大幅減少
令和6年度:賃上げ実施で人件費増加、しかし前年の設備投資効果で法人税額が少ない
結果: 賃上げによる税額控除の恩恵をほとんど受けられない
改善前の数字を整理

山田社長が「賃上げしても節税にならない」と感じたのも無理はありません。
2. 【ターニングポイント】賃上げ促進税制との出会い
初回相談での衝撃的な事実
私が山田社長に最初にお伝えしたのは、以下の事実でした。
「山田社長、実は賃上げによって最大で324万円の税額控除を受けられる可能性があります」
山田社長の反応:「え?324万円?そんなことが可能なんですか?」
賃上げ促進税制の基本計算
山田社長の会社の数値で計算すると:
基本要件の確認:
給与増加額:720万円
給与増加率:720万円 ÷ 2億4,000万円(前年度給与総額)= 3%
2.5%以上の要件をクリア
基本控除額: 720万円 × 30% = 216万円
上乗せの可能性:
教育訓練費5%以上増加:+10% = 72万円
くるみん認定取得:+5% = 36万円
最大控除額:324万円
繰越控除制度の説明で希望の光
さらに私が説明したのが、令和6年改正で新設された「繰越控除制度」でした。
山田社長の状況:
令和6年度法人税額:150万円
控除上限:150万円 × 20% = 30万円
繰越可能額:324万円 - 30万円 = 294万円
「つまり、今年控除しきれない分は、来年以降5年間にわたって控除できるんです」
この説明を聞いた山田社長の表情が、パッと明るくなったのを今でも覚えています。
3. 【実行フェーズ】戦略的改善プランの実行
改善プラン①:教育訓練費の適正計上と増額
Step1:過去の支出の再分類

Step2:追加の教育訓練投資
5%増加要件(52.5万円以上)をクリアするため、以下を追加実施:

結果:
改善前:18万円
改善後:95万円(50万円 + 45万円)
増加率:427%(5%要件を大幅クリア)
改善プラン②:くるみん認定取得への取り組み
認定取得のための制度整備:
1. 育児休業制度の充実
男性育児休業の取得促進
育児休業給付金制度の社内周知
実施コスト:約20万円
2. 働き方改革の推進
残業時間の削減(月平均45時間以下を達成)
有給休暇取得率の向上(70%以上を達成)
実施コスト:約15万円
3. 行動計画の策定・認定申請
社労士への委託費用:30万円
申請手続き費用:5万円
認定取得総コスト:70万円
改善プラン③:繰越控除制度を活用した中期計画
5年間の繰越控除活用計画:

3年間で全額控除完了の見込み
4. 【After】驚異的な節税効果の実現
最終的な節税効果
令和6年度の税額控除計算:

繰越控除の活用:
令和6年度控除:30万円
繰越額:294万円
3年間の総節税効果:324万円
投資対効果の分析
総投資額:
追加教育訓練費:45万円
くるみん認定取得費用:70万円
合計:115万円
総節税効果:324万円
純効果:209万円(324万円 - 115万円)
投資回収率:282%
副次的効果も予想以上
1. 従業員満足度の向上
給与アップ:月額2万円(年間24万円/人)
スキルアップ機会の提供
働きやすい環境の整備
2. 採用力の強化
くるみん認定による企業イメージ向上
求職者からの評価アップ
優秀な人材の確保が容易に
3. 生産性の向上
教育訓練による技能レベルアップ
品質向上による顧客満足度向上
結果的な売上増加効果
5. 【実録データ】改善前後の詳細比較
財務面での比較

キャッシュフローへの影響
改善前(令和6年度):
人件費増加:▲720万円
従来節税効果:+216万円
ネットキャッシュフロー:▲504万円
改善後(3年間合計):
人件費増加:▲720万円
追加投資:▲115万円
税額控除効果:+324万円
ネットキャッシュフロー:▲511万円(初年度)
+120万円(2年目)
+160万円(3年目)
3年間累計:+93万円のプラス
山田社長のコメント
「最初は半信半疑でしたが、実際に数字で効果が見えてきて驚いています。従業員の給与を上げて、スキルアップにも投資して、さらに会社の税負担も軽減できるなんて、まさに一石三鳥ですね。
特に繰越控除制度のおかげで、『今年は法人税が少ないから控除の恩恵を受けられない』という心配がなくなったのが大きいです。安心して従業員への投資ができるようになりました」
6. 【重要】この成功事例から学ぶべき3つのポイント
ポイント①:賃上げ促進税制は「総合戦略」が鍵
単純な賃上げだけでは限定的な効果しか得られません。
成功の要因:
基本要件(賃上げ)のクリア
教育訓練費の戦略的増加
認定取得による上乗せ効果
3つの要素の組み合わせで最大効果を実現
ポイント②:繰越控除制度で投資タイミングを気にせず実行可能
従来は「法人税額が少ない年は控除の恩恵が少ない」という問題がありました。
繰越控除制度により:
設備投資年度でも安心して賃上げ可能
5年間で確実に控除効果を享受
中期的な人事戦略との連動が可能
ポイント③:初期投資以上のリターンが期待できる
山田社長の事例:
初期投資:115万円
3年間の節税効果:324万円
投資回収率:282%
さらに、従業員満足度向上や採用力強化などの副次効果を考慮すると、実質的なリターンはさらに大きくなります。
7. 【注意点】全ての企業が同じ効果を得られるわけではない
成功の前提条件
山田社長の会社が成功した背景には、以下の前提条件がありました:
1. 基本要件の充足
中小企業者等に該当
青色申告の実施
給与増加率2.5%以上の達成
2. 経営者の理解と実行力
制度への理解と積極的な取り組み
従業員への投資を惜しまない姿勢
中期的な視点での経営判断
3. 適切な専門家のサポート
税務面での正確な手続き
認定取得のための制度整備
継続的なフォローアップ
業種・規模による違い

まとめ:知識と実行力が成功の分かれ道
山田社長の成功事例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
最も重要なのは、制度の存在を知り、正しく活用することです。
実は、山田社長と同じような状況にある中小企業経営者は非常に多いのが現実です。
従業員思いで賃上げを実施している
しかし、賃上げ促進税制の存在を知らない
結果として、大きな節税機会を逃している
この記事を読んでいるあなたも、もしかすると年間数百万円の節税機会を逃しているかもしれません。
【さらに詳しく】山田社長が使った「高度なテクニック」を完全公開
今回の記事では、山田社長の成功事例の概要をお伝えしましたが、実はこの成功の背景には、99%の経営者が知らない「高度なテクニック」が隠されています。
例えば:
教育訓練費の範囲を最大限に拡大する具体的手法
月数調整を活用した比較給与額の最適化方法
繰越控除制度を使った戦略的投資タイミングの設計
税務調査で指摘されないための実務上の注意点
これらのテクニックを知っているかどうかで、同じ条件の会社でも節税効果が2-3倍変わることがあります。
実際に山田社長の場合も、基本的な制度適用だけなら年間216万円の効果でしたが、これらの高度なテクニックを駆使することで年間324万円の効果を実現しました。
詳細については、「【2025年最新】賃上げで税金が激減?99%の経営者が知らない『繰越控除』の威力とは」で、実践的なノウハウを包み隠さず公開しています。
実際に詳細記事を読まれた経営者の声
「山田社長の事例に触発されて詳細記事を読み、実践したところ、うちの会社でも年間250万円の節税効果を実現できました。特に『月数調整テクニック』は目から鱗で、決算期変更と組み合わせることで予想以上の効果が出ました。」
「教育訓練費の範囲拡大テクニックを使って、従来は対象外だと思っていた費用も適正に計上できるようになりました。結果として年間180万円の追加節税効果。従業員のスキルアップと節税の両方を実現できて満足しています。」
「繰越控除制度の戦略的活用法を知ったおかげで、設備投資のタイミングを気にせず積極的な賃上げができるようになりました。5年間の中期計画が立てやすくなり、経営の安定性が向上しました。」
知識は力です。そして、正しい知識を持った経営者だけが、真の成功を手にすることができます。
あなたの会社も、山田社長のような成功を実現できる可能性を秘めています。
まずは、今回の事例を参考に、あなたの会社の節税ポテンシャルを確認してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※本記事の内容は2025年6月時点の税制に基づいています。実際の適用に際しては、税理士等の専門家にご相談ください。
※個別の事例については、各社の状況により結果が異なる場合があります。
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