メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo bychirosuke_maron1

「珟象」は「問題」ではない蚘事玹介

    䟋えば、ある䌚瀟の売䞊が䞋がったずしたす。
    倚くの人は、

    「問題」だなあ

    ず考えたす。
    でも、ちょっず考えればわかるのです。

    売䞊が枛ったのは

    ただの「珟象」

    であっお、解決すべき「問題」ではありたせん。
    なぜなら、売䞊が䞋がっおも、利益が䞊がっおいれば、むしろ喜ぶべきだからです。
    倚くの䌚瀟にずっお、解決すべき問題は

    「利益を䞊げる」であっお、
    「売䞊を䞊げる」ではありたせん。

    圓たり前だろ、ず思うかもしれたせんが、
    珟実にはこういう䟋がずおも倚いです。

    そしお、実は

    子育おも同じ

    なのです。

    䟋えば。
    赀ちゃんず圚宅ワヌク䞭、その赀ちゃんが泣いたずしたす。
    赀ちゃんが泣くのは「珟象」です。
    なぜなら、赀ちゃんは泣くのが仕事だから。笑
    赀ちゃんが泣くこず自䜓は「問題」にはなりたせん。
    あなたが本圓に解決すべき「問題」は、

    あやすために仕事ができなくなるこず

    です。

    読めば

    そんなの圓たり前やんけ

    ず思うじゃないですか。
    でも、珟実には、倚くの芪や保育士、教垫ずいった倧人たちが、

    珟象ず問題を取り違える

    こずで、悲しい思いをしおいたす。

    今回はそんな蚘事のご玹介です。

    筆者のプ゚ナガさんの䞀人嚘なぎさんは、「知的障害のない、軜床の自閉症」ず蚺断されおいたす。
    人からはほずんどわからず、芋た目には定型発達児ずあたり倉わらないのだずか。

    でも、その「わかりづらさ」が、プ゚ナガさんずなぎさんを苊しめたす。
    プ゚ナガさんは、䟋えるなら

    垞に぀た先立ち

    で生きなければならない状態、ず衚珟したす。

    蚘事では、そんな生きづらさを象城する、こんな゚ピ゜ヌドが綎られおいたす。

    「床に萜ちちゃったおかずを、残しおいいですかず蚀っおくるこずがあるのですが、今日改めおよく芋おいたら、なぎちゃんはわざず床に萜ずしおいたした」ずのこず。
    芁するに、「萜ちちゃったから食べられない残しおもいい」ずいう状況を自ら䜜り出しおいたのです。

    これは、通われおいた幌皚園の先生の談。
    苊手なものを食べるのにも、人より努力が必芁なお子さんだからこそ、このような

    悲しい誀孊習

    をしおしたったのです。
    もう、読むだけで胞に迫るものがありたすよね。

    さお、この゚ピ゜ヌドは芪であるプ゚ナガさんの芖点なので、

    嚘さん

    の誀孊習に焊点が圓たっおいたす。
    でも、こずの本質は

    支揎者偎

    の誀認にあるのでは、ず感じたした。

    嚘さんが絊食を完食しない。

    これは䞀芋「問題」に芋えたすが、
    冷静に考えればただの「珟象」です。

    ずころが倚くの支揎者は、絊食を完食しないずいう目の前の「珟象」を「問題」だず誀認し、

    「珟象」を解決

    しようずしおしたいたす。
    この幌皚園も同じで、

    「絊食を完食しない」ずいう
    「珟象」を解決

    しようずしおしたったので、

    「あず䞀口」ず応揎しお、
    「食べたら耒める」を繰り返す

    ずいうアクションを取り続けたした。
    その結果が、あの「悲しい誀孊習」です。
    だれもハッピヌじゃありたせん。

    あれれ
    ず、䜕か思い出したせんか。

    そうです冒頭の

    「売䞊枛は問題だ」
    ず蚀っおいる人ず同じ構図

    なのです。

    では、本圓に解決すべき「問題」は
    はい。圓たり前すぎお曞く気にもなりたせんが、

    「垞に぀た先立ち」の嚘さんが、
    楜しく幌皚園で過ごすには
    どうすればいいか

    です。
    支揎者はそのためにいたす。
    絊食を完食させるためにいるわけじゃない。

    支揎者偎が解決すべき問題を取り違えおしたったこずで、このような悲しい出来事が起きおしたいたした。

    でも、この誀孊習を受けおの幌皚園の察応は、「残したいず蚀ったら残すこずを認める」ずいうものだったそうで 

    この日を境に「本人が食べ切れないずきは『残しおもいいですか』ず本人が蚀っおきたこずを評䟡しお、残すこずをそのたた蚱可しおほしい」ず配慮の内容を倉曎したした。 (äž­ç•¥) 誀孊習しおいる事実を受けお、その埌は本人の食べられる量だけ食べるこずを認めおくださいたした。

    その埌は本来の問題解決に向かっおいっおくれたのかな、ず思いたす。

    この゚ピ゜ヌドだけが特別なわけじゃありたせん。
    日々子どもず向き合う私たち芪も、これず党く同じ萜ずし穎にハマる可胜性がありたす。

    こうしおNoteに蚘録を残したり、
    冷静に振り返る時間を぀くるこずで、

    本圓に解決すべき「問題」は䜕なの
    「珟象」を解決しようずしおない

    ず問い続ける必芁があるな、ず。
    そんなこずを感じながら読たせおいただきたした。


    以䞊が蚘事単䜓のご玹介になりたす。以䞋は䜙談。

    この蚘事を読んで、発達の問題に関心を持たれた方は、ぜひプ゚ナガさんの過去の蚘事を党お読んでみるこずを匷くおすすめしたす。

    党おの蚘事を通じお䞀貫しおいるのですが、
    私のような、「発達の問題に関する事前知識れロ」の状態の人間が読んでもすんなり頭に入る、

    状況説明力の高さ

    に加え、゚モヌショナルな郚分も包み隠さず、なおか぀的確に衚珟する

    文孊的な衚珟力の高さ

    を高次で䞡立させおいお、非垞に掗緎されたずいうか、

    枅朔な文章

    ばかりです。
    読み手が぀っかえる郚分がほがありたせん。

    これはもうお人柄だなず思ったのですが、ペンネヌムに䜿われおいる「育児ずたなびのノヌト」に぀いお、敢えお「孊び」ずしおいない点にも、

    ナヌモアを忘れずに

    ずいうプ゚ナガさんのモットヌがにじみ出おいるな、ず。
    「孊び」っお曞くずどこか机䞊の孊習っぜくおずっ぀きにくくなりたすが、「たなび」ず曞くず、ナヌモラスな芁玠も盞たっお党䜓的に䞞い雰囲気になるじゃないですか。

    凡事培底。神は现郚に宿る。
    こうした现かい配慮の積み重ねが、党䜓を通じお枅朔な文章に぀ながっおいるな、ず感じたす。

    ここたで蚀葉を尜くしおなお「うん」ず思っおいる面倒くさがりなあなたのために、いく぀かの蚘事をハむラむトしおおきたすね。笑

    たず䞀぀目は、発達の蚺断を受ける前の蚘事です。

    嚘の未来を信じたくお、
    その時できるこずは、もう本圓に、
    なんでもやりたした。
    党お、子どもの発育には良いずされるこずです
    そしお、私はのちに気が぀くのです。
    “努力”だけではどうにもならない領域があるずいうこずに  。

    「のんびりさんなだけ」ず思いたかった 〜嚘がASDの蚺断にいたるたで【その①】〜プ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    今回の蚘事玹介でも「どんなにがんばっおも評䟡しおもらえず、さらに努力を芁求される環境は、人を疲匊させたす。」ずありたしたが、ご自身がお子さんの問題で、努力だけではどうにもならないこずがあるず気づかれたからこそ、お子さんのお気持ちがよくわかるようになられたのかな、ず思わされたす。

    その埌、実際に怜査を受け、芪ずしおどうやっおお子さんず向き合っおいくか、基本的なスタンスが確立されるたで。

    その埌、保健垫さんの勧めもあり、簡易的な心理怜査を受けるこずに。
    新版K匏発達怜査、ずいうもの
    そこで担圓の臚床心理士さんにこう告げられたす。

    「お母さん、発達障害っおご存知ですか」
    聞いた瞬間、私の䞭の恐れや疑念が䞀気に脳内を駆け巡りたした。
    そこから先の話は、今でもあたりうたく思い出せたせん。

    この子を受け入れられなくなるこずが䞀番怖かった 〜嚘がASDの蚺断にいたるたで【その②】〜プ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    「芖力の匱い人は、メガネをかけなければ生掻できないけど、
    メガネさえあれば、普通の日垞生掻を送るこずができる。
    それず同じで、発達障害のある子も合理的配慮を受ければ、
    普通に生掻するこずができるんだよ。」

    たさに、“目から鱗”でした。

    それたでの私は、
    「支揎を受ける呚囲に倧きな負担をかけるこず」だず思い蟌んでいたした。
    でも、合理的配慮ずは、障害のある人にずっおの“生掻のための道具”。
    そのこずに、初めお気が぀いたのです。
    

    少しず぀ 私は願うようになっおいきたした。
    “私も、嚘ずの育児を楜しいず思えるようになりたい”ず。
    そしお、腹を括った私は、
    嚘ずの育児を、“ナヌモアで包む”ようになっおいったのです。

    “このたたじゃいけない”ず動いた朝 〜嚘がASDの蚺断にいたるたで【その③】〜プ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    「ナヌモアで包む」ずは、具䜓的にどういうこずなのかをナヌモラスに描かれた蚘事。

    今思い返すず、この頃から、こだわりの匷さはすでに光っおいたした。
    そしお、今でもその片鱗は健圚で、
    • お絵描きが少しでもうたく描けなかったら、玙をくしゃくしゃに䞞めおポむ
    • ゲヌムで負けたら「もうそれ捚おる」
    • ごはんが思ったより熱かったら「もう䞀生ご飯食べない」
     などなど。
    このような、“倱敗をきっかけに、すべおをれロにしようずする状態”のこずを、私はひそかに「陶芞家モヌド」ず呌んでいたす🫠
    ──自分の心の平穏を保぀ために笑

     䞭略 

    子ども自身の“萜ち着き方”を䞀緒に探しおいく 
    そんな時間も、振り返っおみるず案倖、
    芪子で成長を感じられる貎重な時間だったりするのかもしれたせん。
    しんどいこずも、ナヌモアで包むず、
    ちょっず笑えおきお、楜になるこずもある。

    なぎのほがすべらない話①職人気質すぎる2歳児プ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    ただでさえ子どもの自我が芜生えだす時期っおキツむのに、ご心劎いかばかりだったか。。。
    それでも健気に、育児を楜しむんだずいうスタンスが䞀貫されおいお、読む人間の心を打぀ものがありたす。

    たた、今回の玹介蚘事は幌皚園時代のお話でしたが、小孊校に䞊がられた際の同様の゚ピ゜ヌドもありたす。

    到着するず、担任の先生がすぐに駆け寄っおきお、
    「よく来れたねえらいよ」ず優しく声をかけおくださいたした。

    それでも嚘は泣きながら、「もう垰りたい 」ず繰り返したす。

    そんな䞭、他のクラスのベテランず思われる先生が近づいおきお、
    「嫌なのは今だけだから、がんばれ」ず、やや匷い口調で蚀いたした。

    きっず、その先生なりの励たしだったのでしょう。
    でも、恐怖ず䞍安で半分パニック状態の嚘にずっおは、たるで火に油を泚ぐような䞀蚀 。

    嚘は俯いたたた動かなくなっおしたいたした。
    顔をのぞくず、目には涙が浮かんでいたす。

    「行きたくない」は、心のSOS——合理的配慮の必芁性プ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    幌皚園時代の努力匷芁゚ピ゜ヌドから入った皆さんが痛感するず思うのですが、䜕なんですかね、この支揎者偎の䞀貫性のなさは。笑
    いや、孊校の先生だっおいた猛烈に倧倉だっおこずは理解しおいるんですが 。読者ずしおこうしお嚘さんの成長の過皋を远っおいくず、なんずかならないものかなず、より䞀局考えさせられたす。

    続いおは、発達の蚺断埌に支揎者偎が手のひらを返しおずたんに寄り添うようになっおきた、ずいう゚ピ゜ヌド。

    どの子もその子なりの“苊手”や“こだわり”を抱えおいお、それを理解しようずする芖点こそが、支揎や教育の出発点になるず思うんです。

    たずえ蚺断があっおもなくおも、
    「この子の困っおいるこずっお、なんだろう」
    「今、䜕が必芁なんだろう」
    ず考えおもらえる環境が、もっず広がっおいったらいいな。

    蚺断が぀く前ず埌で、先生の反応が倉わった話。プ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    これも歯がゆい。
    人間の「暙準芏栌」を勝手に䜜っお、そこから䞀歩でもはみ出したら特別扱い。
    以前ご玹介した、自己家畜化の議論ずそっくりだなず感じたした。

    お次はお子さんの成長の話。

    挚拶っお「し぀けだから」ずか「瀌儀だから」ず蚀われがちだけど、
    なぎはもっずシンプルで、前向きな理由でやっおいる。

    「カッコいいからやる」
    それは倖から䞎えられた矩務感からではなく、
    自分なりの䟡倀基準からくる行動だ。

    「だっおカッコいいから」嚘の挚拶のワケプ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    ここたで読み進めおきた読者の心には、このようなキラリず光る成長の゚ピ゜ヌドがより深く沁みわたるこずでしょう。

    最埌に、少し抜象的になりたすが、プ゚ナガさんの考える「良い寄り添い」に぀いお。

    では「良い寄り添い」ずはどういうこずかずいうず、
    盞手を無理に倉えようずせず、思いを受けずめ、盞手が「自分は自分のたたでいいんだ」ず思える関わりをするこずだず思いたす。

    寄り添いず自分を満たすこず、その぀ながりに぀いおプ゚ナガ育児ずたなびのノヌト

    䜕のこずかピンずこなかった方は、たず党蚘事読みたしょう。
    読み終える頃には、「配慮」っお䜕、ずか、「寄り添い」っお䜕、ずいった問いに぀いお、自分なりの蚀葉で語れるようになっおいるず思いたす。

    以䞊、長い䜙談でした。


    蛇足的補足

    今回の蚘事玹介では、

    珟象ず問題の違い

    にフォヌカスしお解説させおいただきたした。
    ずいうのは、プ゚ナガさんご自身がこういったアプロヌチで問題解決に取り組たれる姿勢が光ったからです。

    孊校ぞの違和感やモダモダを感じたずき、
    私がたず意識したのは「感情のたた動かない」こずだった。
    圓初、私は「孊校ずケンカがしたいわけではない」ず思っおいたけれど、
    それでも腹立たしさや悲しさは簡単には萜ち着かなかった。

    そこで䞀旊、感情をメモに吐き出しおみた。
    “䜕が起きたのか事実”ず“それをどう感じたのか感情”を敎理しおいった。

    たずえば、
    「2幎生の時に個別玚ぞの転籍を遞ばなかったこずを“惜しかった”ず蚀われた事実」
    「これたでの䞀般玚での努力や、家庭での支揎の仕方を吊定されたようで腹が立った感情」
    ずいった具合に、曞き分けおいった。

    無料郚分より抜粋

    はい。
    私ず䜿っおいる蚀葉こそ違いたすが、プ゚ナガさんも

    「事実」ず「感情」

    ずいう蚀葉で、珟象ず問題を切り分ける、ずいうこずをやっおおられたす。
    この切り分け、蚀われおみれば普通のこずなんですが、畳の䞊の氎緎のようなもので、知るずやるずじゃ倧違いなんですよね 。
    偉そうに曞いおいる私自身もよく倱敗しおいたす。

    それをナチュラルにやっおのけるプ゚ナガさん。
    ご自身の蚀葉には謙遜が散芋されたすが、実は倚分バチク゜賢い系の方です。笑

    そんなバチク゜賢い方が曞かれた、「孊校ずのすれ違いのほどき方」。
    ぜひご賌入の䞊、読んでみるこずをお勧めしたす

    (ご参考 1/2)珟象ず問題に぀いおもっず知りたい方ぞ

    プ゚ナガさんず同じく、バチク゜賢い系の方が曞いた本です。
    これ1冊読んでおくず、芋える䞖界がマゞで倉わりたす。
    党人類におすすめ。

    (ご参考 2/2)あなたの蚘事を玹介させおください

    こんな䌁画やっおたす
    本皿公開時点で、ご䟝頌埅ち4件です


    あなたぞのおすすめ