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Photo bydryclover968

「のんびりさんなだけ」と思いたかった 〜娘がASDの診断にいたるまで【その①】〜

    4ヶ月健診までは、順調そのもの。

    小柄で生まれたため、
    体重が発育曲線の下限スレスレであることと、
    母の私に似て薄毛なこと以外は(笑)、
    ほとんど心配もなく、よく飲みよく寝る、
    あまり手のかからない天使のような子でした。

    違和感を感じ始めたのは6ヶ月を過ぎた辺りから。
    周囲の子たちが続々と、お座りやハイハイなどを成功させていく中、
    娘は待てど暮らせどなかなかやろうとしない。
    その頃から私の中に、少し不安が付きまとうようになりました。

    1歳を迎えても、ずり這いとつかまり立ちまで。
    発語も「バイバイ」のみ。
    1歳4ヶ月でようやく歩けるようになり、少しホッとしたものの、意味のある発語はゼロ。
    一時はよく言ってくれた「バイバイ」も全く言わなくなっていました。
    当然、1歳半健診でも「要観察」判定。

    焦り始めた私は、夜な夜な検索魔に。
    「1歳半健診 要観察 大丈夫」
    「1歳半 発語なし 指差しあり」
    そんな組み合わせで調べると、必ず出てくる単語が
    「発達障害」「自閉症」の二つ。


    ここからの私は、娘の“そんなはずない探し”を始めます。


    「娘は核家族でひとりっ子だから」
    「人との接点がみんなより少ないから」

    また、周囲の人たちからの、

    「そんな風に見えないよ」
    「うちの子もそうだったけど、今は大丈夫だよ」
    「のんびりさんなだけだよ」

    といった言葉で自分を鼓舞し、
    ひそかに「要観察返上プロジェクト」がスタートしました。

    トランポリンやアスレチックが成長に良いと聞いたら、フリーパスまで買って遊び場に通い詰め、

    「言葉のシャワーを浴びさせなさい」と聞いたら、
    子育て支援センターで子供たちと触れ合わせたり、
    実家の母に頼み込んで、毎週娘と触れ合う時間を取ってもらったり、

    また“発語うながし系”の育児書を読み込んで、
    「1日10回爆笑させる」を心がけたり…

    娘の未来を信じたくて、
    その時できることは、もう本当に、
    なんでもやりました。
    (全て、子どもの発育には良いとされることです)


    そして、私はのちに気がつくのです。
    “努力”だけではどうにもならない領域があるということに……。


    ⸻

    🌱このお話は「娘がASDの診断にいたるまで」シリーズの一つです。
    マガジンに4本まとめていますので、続きもぜひ読んでみてください🕊

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