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利尻山に挑戦|9日間の北海道旅day2

    利尻島で迎えた2日目。

    利尻山は、標高1721mで日本百名山のひとつ。標高差約1500mあり、往復で平均10時間以上はかかるハードな山。

    日本百名山をひとつも登ったことのないわたし、いけるのか?

    登ると決めてから、靴やリュックなどの装備を揃え、休みの日のたびに、六甲山や金剛山など関西の山をたくさん登って修行してきた。

    今日はその特訓の成果を見せる日でもある!

    朝、モンスターエナジーを飲んで、気合い入れは充分。ホテルの登山プランだったので、朝飯を持たしてもらい、登山口まで車で送ってもらう。

    おにぎりを食べてストレッチをして、準備万端。朝5時半、登山口を出発。

    さあ、いよいよ登るぞー!やったるでい。

    7月の利尻山は、草木が青々と生い茂り、ひんやり涼しくて、なんだか神聖な感じがする。溢れる緑を感じて、深呼吸。ああやっぱりわたしは自然のなかを歩くのが好きだなあと、改めて思う。

    大変な登り道も、元気なテンションと、ストックポールのおかげで、ぐんぐん登っていく。

    6合目からは森林限界で高い木がなくなるので、ずっと稜線を歩いているような景色に。見晴らしも良く、風が直接あたって、気持ちいい。

    休憩で食べる、かし原の塩羊羹がめっちゃおいしい。

    テンポ良く歩いているうちに、順調に8号目まできた。
    気持ちはまだまだ頑張れそう。

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    ここから見えている一角の山が、利尻山の山頂かと思いきや、長官山という別の山であるというトラップ。目指す山頂はまだ姿を見せてくれない。

    やっと9合目で少し開けた場所にでた。登山している人がたくさんいて、みんな同じようにここまで登ってきたんだよなあ。

    下りてきたおばあちゃんによると、ここからがめちゃくちゃ長いらしい。

    ラストスパートは足場も悪くなり、これまでの道のりとは、山の表情が少しずつ変わっていく。わたしが特訓してきた関西の山とは全然レベルが違う。

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    それでもなんとか、ひたすらに登りつづけて、やっと山頂が見えてきた!

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    ついにここまで来たのか!あと少しあと少しと気持ちははやるけど、足元は慎重に。

    そして、11時頃に山頂に到着!
    遂にやったぞー!

    興奮したまま、まず記念撮影。ふたりともいい顔してる。

    空は晴れていて、山頂から見える360度のパノラマと、これまでにないほどの達成感と感動で気分も最高!

    山頂には小さな神社があって、ここまで無事に登頂できたことに感謝して、お参り。

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    登ってきた道の反対側には、雲海が広がっていて本当に雲の上にいるよう!

    こんなわたしでも登れたという自信は、これまで登ってきた苦労を忘れてしまうくらい。

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    山頂で食べるおにぎりもまた格別。コンビニのおにぎりがこんなに特別なお昼ごはんになることはそうそう無い。

    1時間ほど山頂で休憩し、最後に、山頂の空気をすうーと吸って、下山していく。

    下を見ると、足元の地面から続く山の斜面がそのまま海と繋がり、その先には水平線まで綺麗に見渡せた。島の真ん中のてっぺんにいるからこそ絶景。

    本当に自分の足でここまで登ってきたんだ。

    正直、山頂から見える景色より、この、まるで地球を見下ろしているかのような感覚のほうが、わたしには印象的だった。

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    下りはスリルもあるけど、ずっと景色を見られるから、空の中にいるような開放感がとても気持ち良い。

    8合目あたりまでは順調に下りてこれたけど、後半は、急速に体力が落ち、足はふらふらで、何度もよろけて転けそうに。

    休み休みで、休憩しながら、たくさんの人に追い越されても、自分のペースでゆっくりゆっくり下りていく。
    夫の励ましとサポートが本当にありがたかった。

    日が落ちて、少しあたりが薄暗くなりそうになってきた頃、無事にゴール!
    時刻、17時。やっと帰ってきたー!

    往復11時間半という長い大冒険。
    わたしのこれまでの人生のなかで1番の頑張りだった。絶対絶対チャレンジして良かった。夫婦ふたりで登れて、あの景色を見れて良かった。

    こうして、利尻山登山は無事に終わった。



     
     

    ユカ

     
     
    旅と自然と本のある場所が好き。旅の記録や日常のこと。書きたいと思ったことを気まぐれに書いてます。

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