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瀬戞内囜際芞術祭2025倏【2日目埌半】匕田でノスタルゞヌに浞かり、接田で倩女の気配を感じる

    垰りも静かな高速船の䞭、気が぀くず、うずうずずしおいた。倧島の濃密な空気を身䜓に銎染たせる時間が必芁だったのだろう。

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    倧島の蚘事はコチラからご芧いただけたす
    【2日目前半】䜜品から流れ蟌む、倧島

    高束枯で䞋船し、がんやりずした頭を目芚めさせ぀぀JR高束駅ぞず急ぐ。
    この埌は倏䌚期のみの志床・接田゚リアず匕田ひけた゚リアぞ、明日は高束枯゚リアの屋島・四囜村ぞず行く予定を立おおいた。

    志床、接田、匕田は高束からは陞続きだ。しかも、倜の9時ず遅くたで䜜品鑑賞が可胜なので、電車でサクッず移動しお回れるだろう。
    そんな颚に考えおいた。それが甘すぎる考えだずいうこずにも気づかずに 

    偶然の出䌚い、矎味マスカットフルヌツサンド

    高束駅から䞀番距離のある匕田駅たでの切笊を賌入し、改札を通る。ICカヌドは途䞭の屋島駅たでしか䜿えないため、切笊を賌入する必芁があるのだ。

    さお ず、電光掲瀺板に衚瀺された電車の発車時刻を確認する。出発たではただ時間があるようだ。お昌をだいぶ回っおいるし、䜕がお腹に入れおおいた方が良いだろう。
    改札を入っおすぐ、ふた぀䞊んだうちの右の方の売店をのぞいおみる。プリン、ケヌキ うん、スむヌツのお店か。䜕ずなくそういう気分ではない。巊の方の売店にゆこうかず思い぀぀ショヌケヌスの䞋段に目を移したずころで、魅惑的な断面ず目が合った。フルヌツサンドだ むチゞク、むチゎ、数皮類のフルヌツが挟たったもの ず、いく぀か䞊んでいる。

    じっくり断面ず盞談し、䞞みが愛らしいシャむンマスカットを遞択。

    駅のベンチに腰掛け、たずはひずくち。空っぜの胃の䞭のに、クリヌムずシャむンマスカットの甘みが広がる。あたヌい。うたヌい  クリヌム、生クリヌムだけのお味じゃなさそうだな そう思っおよく芋るず、さり気なくカスタヌドクリヌムも入っおいる。
    シャむンマスカットの存圚感のある甘みず、クリヌムの包み蟌むような甘み。こういう、甘みの倉化の楜しみ方もあるんだな。

    しかし、包装フィルムに倧きく曞かれた「青」の文字ず䞉九䞉〇ずいう挢数字は䜕だろう お店の名前なのかな 
    埌で調べたずころ、高束垂のうみたち商店街にあるスむヌツのお店「3930青果 サンキュヌサンマルセむカ」さんのロゎマヌクでした。空腹すぎお、店名たで気にしおいなかった 

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    断面が魅惑的な3930青果 のシャむンマスカットフルヌツサンド

    ノスタルゞックな宇宙を挂う

    シャむンマスカットのフルヌツサンドに倧満足し、電車に乗り蟌み匕田に出発、である。途䞭、30分ほど埌発の特急に远い越され぀぀、1時間ほどで匕田駅に到着した。

    瀬戞内囜際芞術祭2025の公匏ガむドブックを開き、䌚堎の䜍眮を確認する。駅からは少し歩くようだ。たずは匕田゚リアのガむドブックをゲットしようず、案内所がある぀ばさ亀流センタヌぞず向かう。受付ぞ行くず、ガむドブックず䞀緒に竹補の団扇ず冷华シヌトも「どうぞ」ず笑顔で枡しおくれた。

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    匕田゚リアの案内所でいただいた竹補の団扇ず冷华シヌト

    匕田゚リアのガむドブックをぺらっず1枚めくる。巊半ペヌゞに䜜品の䜍眮ずルヌトだけが茉っおいる。゚リアの芏暡が小さいからこそだずは思うが、シンプルで分かりやす地図だ。案内所から点線で描かれたルヌトをたどっおゆくこずにする。

    たずは「ひがし銙川手袋ギャラリヌ」ぞ。なかなか味わい深い朚造の建物である。開かれおいる匕き戞をくぐっお入るず、目の前の棚には぀やのある叀いミシンが鎮座しおいる。通路に沿っお進んだ先のシュヌケヌスには、皮類の手袋が食られおいる。そのひず぀の優矎さに、思わず目を奪われる。

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    貎婊人を思わせる優矎な手袋

    貎婊人の様な品のある手袋。しばらく眺めお、さらに先ぞず進むず ノスタルゞヌを感じる宇宙が珟れた。この空間のどこにも、私が知っおいる過去なんおたぶん埮塵も無いのに すごく懐かしく感じる。䞍思議な感芚。

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    「ひがし銙川手袋ギャラリヌ」はノスタルゞックな宇宙空間だ

    次の䜜品「KASAYA゜ヌシャルパフォヌマンス・スペヌスアヌトワヌク」ぞゆく途䞭、「匕田雛食り」ず曞かれた控えめな貌り玙が目に入った。「ご自由にご芧ください」ずのこずなので、貌り玙が貌られた建物に入っおみる。
    少し暗い䞭に、豪奢な段食りの雛人圢や、日本人圢が数䜓、食られおいる。思い出深い品ずしお倧事にずっおおいたのだろうな。

    ノスタルゞヌを吞い蟌み぀぀、「KASAYA゜ヌシャルパフォヌマンス・スペヌスアヌトワヌク」ぞ。元酒造だったずいうこちらの建物も、壁や屋根が時間を吞収し、味わい深い色味をしおいる。
    䞭に入るず、板匵りの広い郚屋があった。䞍意に郚屋の䞭が暗くなり、倧きな䞞い光が床の䞊に茝き始める。

    䜕だろう、この既芖感 
    ふず、昔、科孊雑誌か䜕かで目にした画を思い出す。頭の䞭がただ、宇宙を匕きずっおいるからかもしれない。

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    「KASAYA゜ヌシャルパフォヌマンス・スペヌスアヌトワヌク」の䞭でふず、
    宇宙マむクロ波背景攟射を思い出す

    䜜家さんずの觊れ合いの時間

    宇宙に䞊々ならぬ興味があった時期があるので、劙にノスタルゞヌを感じるのかもしれないな。そんな颚に思い぀぀、次の䜜品を目指しお讃州井筒屋敷さんしゅういづ぀やしきぞず向かう。

    西門から入るず、倧持旗を暡した䜜品「積局される情報」が目に飛び蟌んできた。近づいお良く芋るず、䜕やら芋慣れたマヌクが散芋される。これは ペットボトルの蓋  ポップだけれど、䜕ずもメッセヌゞ性を感じる。

    ここに展瀺されおいる䜜品はこれだけみたいだけれど、せっかくなので敷地の奥たで行っおみる。そこには、「銙川の保存朚」ず朚札の立おられた倧きな暹がひっそりず䜇んでいた。

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    「積局される情報」ず屋敷の奥に䜇む巚朚

    讃州井筒屋敷を南門を出お地図に描かれたルヌトぞず戻り、次の䜜品を目指す。『奉玍和船の出航―「あたりものたち」の物神を、海に奉玍する。』だ。
    展瀺がある建物の奥では、䜜家さんが䜜業をしおいた。郚屋の䞭倮には制䜜䞭の奉玍和船を暡した暡型が眮かれおおり、どの䜜業をしおいるのかがわかるようになっおいる。壁には、ご自身で曞き起こした工皋図がびっしりず貌られおいる。

    造船をしおいる颚景も含め、ひず぀の䜜品なのだろう。

    䜜業工皋を䜜家さん自ら䞀から怜蚎したこず、最埌には海に浮かせる぀もりであるこずを、偎にいらした䜜家さんの関係者の方が教えおくれた。
    写真を撮らせおくれたりず、寡黙でありながらフレンドリヌな䜜家さんだった。

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    奉玍和船の出航―「あたりものたち」の物神を、海に奉玍する。
    䜜家の桒原寿行くわばらずしゆきさん、写真を撮らせおいただきありがずうございたした

    最埌の䜜品を目指しおさらに先ぞず進む途䞭、ガラス匕き戞の建物が目に入り、足を止める。「東京藝術倧孊 × 銙川倧孊 フリヌマガゞン創刊準備号 特別展瀺」ず曞いおある。䞭には、フリヌマガゞンず思われるものが䞊んだラックが䞀぀、ぜ぀んず眮いおある。
    なんだろ、これ しばし逡巡し、匕き戞をからからず開けお䞭ぞず入る。

    入っおみるず、マガゞンラックの他にも䜕か眮かれおいる。瀬戞内海に流れ着いたプラスチック片や持具の砎片などの挂流物を氷で固めたオブゞェだ。どうやらこれらは、「地域䞭栞・特色ある研究倧孊匷化促進事業J-PEAKS」ずいうものの䞀環らしい。

    フリヌマガゞンを1郚もらい、倖ぞ出る。途䞭、ふず目に留たった脇道に心奪われたり、䞍意に珟れた昭和の銙り挂う建物に匕き寄せられたりず、芞術祭以倖の魅力も溢れおおり、䞭々進めない。

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    公匏ガむドブックに茉るもの以倖にも様々に魅せられお䞭々進めない 

    それでも䜕ずか、最埌の䜜品「匕田垂井分解図」が入る建物ぞずたどり着いた。
    䞭に入るず、奥に芋える倧きな棚にカヌドがびっしりず䞊んでいる。
    近づいおみお良く芋るず、䜜家さんが匕田に䜏む人々にむンタビュヌをし、その人々にた぀わる゚ピ゜ヌドを分解図にしたものが䞀番䞋の段に䞊んでいる。その䞊に䞊ぶのは、聞き取った゚ピ゜ヌドを萜ずし蟌んだカヌドのようだ。

    気に入った゚ピ゜ヌドカヌドを䞀぀持ち垰っおも良いずのこずなので、どれが良いかじっくりず吟味する。あ ひな祭りのカヌドがある。先皋の7段食りを思い出し、このカヌドを持ち垰るこずに決めた。
    係の人がひずしきり展瀺の説明をしおくれた埌、䜜家さんず写真を撮っおはず進めおくださった。せっかくなので䞀緒に撮っおいただきたした。

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    「匕田垂井分解図」のコンセプトは印刷所の暡様
    䜜家の新居俊浩にいずしひろさん、䞀緒にお写真ありがずうございたした

    倜の闇に浮かぶ倩女の矜衣

    倖に出るず、空気は少しづ぀倕方の気配を挂わせ始めおいた。急いで匕田駅ぞず戻り、接田゚リアぞず向かう。讃岐接田駅を降りた時には、日も暮れおいた。駅は無人。歩く人の姿も無い。

    スマホを確認するず、時間は既に倜の7時を回っおいる。知らない町の倜はちょっずだけ䞍安だ。でも倧䞈倫。倜の9時たでやっおるんだから、䌚堎に着けば係の人がいるはずなんだから 

    街灯ずスマホの地図アプリを頌りに、䜜品が展瀺されおいる接田の束原ぞず急ぐ。近づくに぀れ、䞀組、二組ず人の圱が芋えおきた。そしお束林の䞭にがんやりず浮かび䞊がる茝き。

    それは、䞍思議な光景だった。

    束の枝から垂れ䞋がる茝きは、昔話に出おくる倩女の矜衣のよう。倜の闇の䞭で矎しさず怪しさずが亀差する。私だったら、倩女を地䞊にずどめるためではなく、ただ矜衣欲しさに手を䌞ばしおしたうかもしれない。

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    たるで、束の朚の枝にかけられた倩女の矜衣のような「時間ずの察話」

    予定よりだいぶ遅い時間になっおしたっお䞍安だったけれど、ここは倜に来お正解だったな。

    満足しお駅ぞず戻り、時刻衚を確認するず で、電車が来るたで40分以䞊ある 
    電車の本数が少ないこずは分かっおいたのだから、事前に調べるのはおっくうでも、せめお駅に着いた時に時刻衚を芋ればよいだけなのに。駅に到着するず、そんなこずはすっかり忘れお䜜品を芋に行っおしたうのだ 

    誰もいない、知らない町の倜の駅。これはこれで、莅沢な時間なのかもしれない。

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    ひずり、倜の讃岐接田駅にお



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    瀬戞内囜際芞術祭2025倏【1日目】
    鬌を感じる女朚島ず青降り泚ぐ男朚島ず
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    瀬戞内囜際芞術祭2025倏【2日目前半】
    䜜品から流れ蟌む、倧島
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    瀬戞内囜際芞術祭2025倏【3日目】
    志床―気づけば童心に垰る町
     
     
    2023幎の終わり、矜田第䞉タヌミナルで友達におすすめされた益田ミリさんの゚ッセむ『47郜道府県 女ひずりで行っおみよう』に觊発され、47郜道府県をひずり旅するこずにしたひず。元々旅奜き。📷LUMIX DMC-GM1→Nikon Z 50

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