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ハワイの植物⑧ハワイ諸島の固有種8種と在来種11種

    人の定住以前からハワイに存在した約1000種の種子植物のうち、ハワイ諸島にしか見られないものは9割を占めた。それは、ハワイ諸島が、最も近い大陸からでも3000㎞以上離れている絶海の孤島だからだ。
    ハワイの固有種は、環境の変化に弱い。原生林に生き残っているようだが、私は訪れたことがない。ワイキキで出会った、人々の地道な保全努力で辛うじて維持されているいくつかの固有種と在来種を紹介する。
    なお、植物の名称は、和名がある場合は最初にカタカナで表記し、次に学名を表記し、次に英語名がある場合は表記し、最後にハワイ名を表記し、カッコ内にハワイ名のカタカナ表記を加えた。
    また、ハワイ固有種とは、人が訪れる前からある植物のうち、ハワイ諸島でしか見られないものを意味し、在来種とは、人が訪れる前からある植物のうち、ハワイ諸島を含む限られた土地にしか見られないものを意味する。

    ハワイ固有種

    Hibiscus arnottianus/Hawaiian White Hibiscus/Kokiʻo keʻokeʻo(コキオケオケオ)

    アオイ科。オアフ島固有種。
    ワイアナエ山脈とコオラウ山脈の湿潤な森に自生。
    花弁は、白色か薄いピンク色で、
    カウアイ種と比べると、全体的に細長い。
    花の中央から突き出た蕊柱は、濃い赤色かピンク色。
    芳香は少ない。

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    2019年10月22日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

    Hibiscus kokio/Hawaiian Red Hibiscus/Kokiʻo ʻula(コキオウラ)

    アオイ科。ハワイ諸島の固有種。
    花弁は、赤色。
    1923年にハワイ州の最初の州花に選ばれたが、正しい同定が困難だったため、後にマオハウヘレに取って代わられた。
    幹から品質の高い炭ができたので、コキオケオケオと共にポリネシア人の集落内に植えられた。花汁は血行を良くするために服用され、葉を揉みだした液は便秘薬に、花汁や種子は滋養回復に用いられた。

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    2023年10月23日、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾートで撮影
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    2026年6月13日、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾートで撮影
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    2026年6月13日、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾートで撮影
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    2026年6月13日、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾートで撮影

    Sida fallax/yellow ilima/ʻilima(イリマ)

    アオイ科。太平洋諸島に分布するハワイ固有種。低木で樹高は1m。葉は、明るい楕円形または心臓形で、長さ2~5cm、互生する。葉縁には鋭鋸歯または円鋸歯がある。花は、黄橙色で直径3cm。花弁は5枚。花弁は明るい黄色からオレンジ色へと変化する一日花。
    赤と黄色はハワイ王朝を象徴する色であるため、これらの色の羽根を持つ鳥が捕獲された。鳥が絶滅すると、王室はイリマの花を用いたレイを作り始めた。カメハメハ4世の王妃であるエマ王女は、イリマのレイを好んだため、王室だけが使うことのできる特別なものとなった。
    1923年にオアフ島の花に制定。

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    2025年5月1日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影
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    2026年6月13日、ホノルル警察ワイキキビーチ西側で撮影

    Gardenia brighamii/Nānū(ナーヌー)

    アカネ科クチナシ属のハワイ固有種。かつてモロカイ島とマウイ島では普通に見られたが、1999年の調査ではハワイ諸島で19個体だけ確認し、絶滅危惧種に指定。この花の香りが漂うと良い事があると信じられた。

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    2019年6月20日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

    Polyscias racemosa/False 'ohe/Pōkalakala(ポーカラカラ)

    ウコギ科。ハワイ固有種でカウアイ島の原産。 
    クイーン・カピオラニ・ガーデンで見かけた10月22日には
    葉のない枝に
    果実がポニーテール状に垂れ下がっていた。
    赤いボタンのような蕾から
    黄色い花が咲くそうだ。
    大きな葉は開花期に落葉するとのこと。

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    2025年5月1日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影
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    2025年5月1日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影
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    2019年10月22日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

    Wikstroemia uva-ursi/ʻĀkia(アーキア)

    ジンチョウゲ科。ハワイ固有種で、カウアイ、オアフ、モロカイ、マウイに自生。庭木として人気。チューブ状の小さな黄色の花が咲き、夕方に麝香の香りが漂う。果実は黄から赤に変わる。根、樹皮、葉、茎には毒があり、海や川に流して魚を捕獲した。

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    2021年1月4日、リッツカールトン東側の公園で撮影

    ハワイフトモモ/Metrosideros polymorpha/ʻŌhiʻa(オヒア)

    フトモモ科。ハワイ固有種。
    溶岩が流れたあとの黒々とした平原に
    シダとともに芽吹き、最初に根づく植物。
    炎のような赤色の花は、火の女神ペレの化身として神聖視。
    樹高は、生育環境によって20㎝~30mに姿を変え、
    花の色は、赤・ピンク・オレンジ・黄色と様々。

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    2026年5月17日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2026年5月17日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2025年3月22日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2026年2月25日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2025年4月10日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2026年5月16日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影

    Acacia Koa/Hawaiian mahogany/koa(コア)

    マメ科。ハワイ固有種。球状をした淡黄色の花をつける。若い枝には、小さな葉と大きな三日月型の葉がつくが、小さな葉は本来の複葉で、三日月型の葉は葉身が退化し、葉柄部が扁平になったもの。豆果をつける。材は美しい光沢があり、高級家具、楽器、食器、工芸品などに用いられる。ハワイではかつてカヌーやサーフボードに用いられたが、乱伐で数を大きく減らし、現在は採取は禁じられている。
    ワイキキでは、ハレクラニのエントランスに植栽。ハレクラニのウェブサイトでの紹介記事は、次の通り。

    雄大なコアの木(学名:Acacia koa)は、ハワイで最も貴重な広葉樹の一つで、古くからカヌー、サーフボード、武器などの製作に用いられてきました。当ホテルの敷地内にコアの木があることは、ハワイの先祖たちの力強さと卓越した技術を称えるとともに、固有種の保護に対する当ホテルの取り組みを象徴しています。この木は、マヒオレ像の西側に堂々と立っています。

    ハレクラニのウェブサイトより
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    2026年6月28日、ハレクラニのエントランスで撮影
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    2026年6月28日、ハレクラニのエントランスで撮影
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    2026年6月28日、ハレクラニのエントランスで撮影

    在来種

    オオバナハマビシ(大花浜菱)/Tribulus cistoides/Jamaican feverplant/Nohu(ノフ)

    キク科。熱帯・亜熱帯原産。数mにも及ぶ茎を持つ、匍匐性から斜上性の多年生草本。葉は、複葉で対生し、長楕円形~楕円形の葉身は長さ3~10cm。各葉には、長さ7~28mm、幅2.5~12mmの小葉が5~10対あり、先端は尖っているか丸みを帯び、縁は全縁。花は、長さ7~14mm、幅2~5mmのわずかに不均等な披針形の萼片5枚を持ち、花冠は、長さ11~26mm、幅6~15mmのレモンイエロー~鮮やかな黄色の三角形~倒卵形の花弁5枚からなる。雄しべは5本ずつ2つの輪に配列し、外側の輪は内側の輪よりわずかに長く、葯は心形~矢じり形。果実は、長さ8~15mmで、分果は背側に隆起があり、表面は結節状。

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    2025年5月1日、クイーン・カビオラニ・ガーデンで撮影

    クサトベラ(草海桐花)/Scaevola taccada/Beach naupaka/Naupaka kahakai(ナウパカ・カハカイ)=海のナウパカ

    クサトベラ科。太平洋の熱帯・亜熱帯原産。葉は長倒卵形、花は半円状。昔、愛し合っていた男女が双方の親に反対されて命を絶ち、女は海のナウパカ、男は山のナウパカに姿を変えた。両方の花を合わせると嬉し涙の雨が降るという。

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    2026年4月4日、シェラトン・ワイキキで撮影
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    2020年12月21日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影

    Pandanus tectorius/thatch screwpine/Hala(ハラ)

    タコノキ科。南太平洋原産。
    幹の基部から出た気根は、タコの足のように広がり、
    葉は、中央付近で折れている。
    雄しべだけを持つ花を咲かせる雄株(おすかぶ)と、雌しべだけを持つ花を咲かせる雌株(めすかぶ)」が、別の株に分かれている植物(雌雄異株)。
    雄花は、長さ2~3cm で芳香があり、白色の細い総包に包まれる。
    雌株は、苞葉に包まれた球果をつける。果実は、球形で直径10~12cm、多数の多角形の果実からなる集合果で、パイナップルに似ている。
    細長い葉は、、ラウハラ(ハラの葉)編み細工で
    敷物、帽子、枕、かご、かばん、うちわを作った。
    ハラの細長い葉(ラウハラ)は、耐久性と柔軟性に富む。熟練した織り手は、葉を乾燥させ、縁の棘のある芯を取り除き、柔らかくして、美しい籠、帽子、敷物、衣服など数多くの実用品を生み出す。
    パイナップルに似た直径20cmの集合果は、オレンジ色や赤色の、香りの良いレイを作るのに使われる。また、乾燥させた果実の端を柔らかくなるまで叩いて、ブラシとして使うことができる。

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    2025年11月4日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影
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    2022年7月12日、アロヒラニリゾートで撮影
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    2025年11月4日、フォートデルッシー公園で撮影
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    2026年5月2日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2026年5月2日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影
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    2026年5月7日、シェラトンワイキキで撮影
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    2025年4月16日、シェラトンワイキキで撮影
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    2020年2月16日、マカレイ海浜公園からレアヒ海浜公園への通路で撮影

    ハウチワノキ/Dodonaea viscosa Jacq./ʻAʻaliʻi(アアリイ)

    ムクロジ科。在来種。オーストラリアを中心に温暖な地域で広くみられる。春と秋に小さな黄緑色の花を咲かせ、花後に3~4枚の翼をもつ団扇状の実をつける。実は、初めは緑色だが、やがて黄緑色を経て、赤色となり、最後に暗褐色となり、赤色の染料やレイに用いられた。材は、建材や槍に用いられた。

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    2026年5月6日、クヒオ通りのハイアットセントリック前で撮影
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    2026年5月6日、クヒオ通りのハイアットセントリック前で撮影
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    2021年1月4日、クヒオ通りのハイアットセントリック前で撮影

    ハマゴウ(浜栲)/Vitex rotundifolia/Pōhinahina(ポーヒナヒナ)

    シソ科。アジア~太平洋諸島原産。地面を這うように広がる低木。葉は、対生し、単葉、楕円形~広卵形、縁は全縁。枝先に円錐花序を付け、青紫色の花を咲かせる。花冠は漏斗状で、5裂し唇形になり、下部の裂片が他の裂片より大きい。

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    2020年12月29日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

    テンノウメ(天の梅)/Osteomeles anthyllidifolia/‘ūlei(ウーレイ)

    バラ科。ハワイ諸島、クック諸島、トンガ、ピトケアン島、ラパ・イティ、台湾、日本の琉球諸島の原産。高さ3mに達する直立性の低木、横に広がる低木。複葉は枝に互生し、15~25枚の小葉に分かれる。小葉は小さく長楕円形で、長さ1.5cm、幅0.7cm。長さ7~11mmの花弁が5枚ある白い花が、枝先に3~6個ずつ房状に咲く。果実は熟すと白色になり、直径1.0cmで、直径1.5mmの黄色い種子を含む。

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    2026年6月5日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

    グンバイヒルガオ/Ipomoea pes-caprae subsp. brasiliensis/Beach Morning Glory/Pōhuehue(ポーフエフエ)

    ヒルガオ科。ポーフエフエは、熱帯に分布し、ハワイには種子が海流に乗って漂着。 
    花の色は白、ピンク、ラベンダーなどで中心部が紫。
    1年中、咲いている。
    葉は相撲の軍配の形。
    根を煎じて血液の浄化や解毒剤に用い、
    葉は捻挫の手当に用いたとのこと。

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    2022年9月28日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影

    モンパノキ(紋羽の木)/Heliotropium arboreum

    ムラサキ科。インド洋~大平洋の熱帯地域の海岸が原産。傘を広げたように茂る枝の横幅が6mに及び、樹高5mに達する常緑の低木。樹皮は、淡い灰褐色で、縦に裂け目が多い。葉は、倒卵形で淡い緑色で、表裏に銀色の細かい毛が密生し、ビロード(紋羽)のような質感。花は、円錐花序を形成するが、白く小さな花開花するにつれて徐々にほどけていく。果実は小さく、不透明で、果肉が厚い。ポリネシアの伝説では、この世で一番最初に創造されたもののひとつとみなされている。

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    2025年2月22日、ワイキキ水族館の海側で撮影
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    2020年2月17日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影
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    2021年1月12日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影
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    2019年11月1日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影
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    2019年11月1日、ヒルトンハワイアンビレッジで撮影

    イシカグマ/Microlepia strigosa/Palapalai(パラパライ)

    ハワイ在来種のシダ類。コバノイシカグマ科。パライ・ウラ(赤い茎)とも呼ばれる。芳香があるため、フラを踊る舞台の装飾、頭や首につけるレイ、手首や足首につけるクーペエなどに用いられる。ペレの末妹である女神ヒイアカ、イカポリオ、ペレが腰当てにしていたと言われる。

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    2020年12月29日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

    シマオオタニワタリ/Asplenium nidus/Bird's-nest fern/ʻĒkaha(エーカハ)

    ハワイ在来種のシダ類。チャセンシダ科。長く光沢のある葉は、鳥の巣のような形に成長し、中央のスポンジ状の根茎で水をためる。若葉は食べられる。ハワイでは、葉の形から半神マウイのカヌーパドルと呼ばれ、フラの祭壇の装飾やカヌーに使う木の伐採式に用いられた。

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    2020年12月30日、ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブで撮影

    タマシダ/Nephrolepis cordifolia/Sword fern/Kupukupu(クプクプ)

    ハワイ在来種のシダ類。ツルキジノオ科。日本~太平洋の熱帯地域~ニュージーランド原産。
    溶岩が流れ固まった後に、オヒアやオヘロとともに最初に芽吹く植物のひとつ。葉身は50~80㎝で、末広がりにならないのが特徴。英名は刀剣のように細く背が高い形状に由来。クプはハワイ語で芽を意味する。

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    2020年12月29日、クイーン・カピオラニ・ガーデンで撮影

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