
玉手箱④【連載台本・世にもになるまで書いてみた・67作目】
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〇 小学校・校長室
ノックの音
校 どうぞ~
主 失礼します・・・
主人公 入室。
校 とりあえず座ってよ。
主 はぁ・・・
主人公 ソファーに腰掛ける。
校長 コーヒーを両手に持ち、主人公と向かい側のソファーに腰掛ける。
校 あ。ごめんね。日本茶の方が良かったでしょ?
主 ・・・・・・正直。。。
校 (笑って)ま、そうだよね~ 淹れなおすね~
主 いや! コーヒーで大丈夫ですよ! ・・・すみません。
校 ・・・で、今日の服暖かそうだねぇ。どこで買ったの?
主 この「とっくり」ですか? 商店街の洋品店で買いました。
校 おぉそうかぁ・・・ その髪はどこで?
主人公の姿がここで映る。
上はとっくり×薄緑のチェック柄シャツ・下は薄緑のズボン。
髪型は角刈り。
主 これは近くの美容院でカットしてもらいまして・・・
校 ほう。奥さんびっくりしたんじゃないの?
主 うーん・・・ 今はもう慣れたって感じですかね・・・
校 ほーん・・・ 若いのに角刈りって珍しいよね。
主 いやいやいや! 私まだ25ですよ!? 何言ってるんですか!!
というか校長先生、話ってなんですか!
校 ・・・・・・【主人公の名字】くんさ。最近悩んでることない?
主 悩みですか? そうですね・・・
仕事とは関係ないんですけどいいですか?
校 もちろん!
主 ・・・好みが最近変わってきたんですよね。
最近スポーツ観戦よりも将棋を見てる方が落ち着くし、
お笑いよりも落語を見てしまうし・・・
自分も年取ったのかなって・・・
校 ・・・・・・あのさ。この前教材室に用あったでしょ。
主 はい。来月の学芸会で必要なものを探してて・・・
校 それってさ「玉手箱」?
主 え!? なんで知ってるんですか・・・?
校 浦島太郎やるって言ってたでしょ? だろうなと思って。
で、その玉手箱開けた?
主 開けましたけど・・・
校 ・・・やっぱりかぁ。
主 え。もしかしてあの玉手箱って本物・・・
校 本物というか何というか・・・
あの玉手箱はね「精神的に老けさせる」煙が入ってたんだ。
主 ・・・はい?
校 確か1日で3歳老けさせるとか言ってたから・・・
教材室の鍵借りたの先々週の金曜日だもんね?
ということは3×14で42歳。
んで【主人公の名字】先生は25歳だから、足して67か。
僕より年上じゃないw
主 ど、ど、どうすればいいですか! これ以上年取りたくないですよ!
このままだと私、仙人になってしまいますよ!
校 なこと言われてもねぇ・・・
主 どうにか治す方法はないんですか!?
校 うーん・・・ 一つだけあるんだけど・・・ うちにあったかなぁ・・・
主 な、なんですか!?
主人公 すがる思いで校長に「若返る方法」を聞く。