
【絵本】Charming Prince Pierre
姉が描いた、一冊の絵本。

美しいお城があった。
王さまと お妃さまと 王子さまが暮らしていた。」

「ときどきカンシャクを起こした。
『マシュマロを全部持ってきなさい!!!』と怒鳴った。」

「なぜだか いつも寂しくて、退屈していた。
いつも赤いバッグを持ち歩いていた。
たったひとつのお気に入り。」

街じゅうの女の子たちが夢中だった。」

暗い道を歩いていると、3人のろくでなし姉妹に出くわした。」



ピエール王子は なかなか面白いと思った。」

かなりキツかったけど——チャーミングだった。」

かなり歩きにくかったけど——刺激的だった。」

「この感じは……なんだ?」

「彼の踊りはすごいぞ!」

「興奮した、
すっごく興奮した、
すーーっごく興奮した。」

「おしまい。」
姉の絵を、少しずつ見せていく。
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主な作品集はこちら:
【絵本】Charming Prince Pierre
【ペン画】ペンに籠る執念
【デジタル画】おどろおどろしいのに落ち着く
【油絵】ピエールの世界に生きる蛙たち
【番外】かわいい一面もあります
【スケッチブック】姉の死と、姉弟観と、親子観。(有料パート)