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8月前半「夏の真ん中、心に残ったひととき」しばじゅん編集部メンバーのnoteをご紹介!

    あとから何度も思い出す夏は、必ずしも花火大会や旅行のような大きなイベントの中にあるわけではありません。

    昔、友人と夢中になった夏休み。父親がビールを飲んでいた風景。近所のお祭りで見た子どもの横顔。冷めないうちにコーヒーを飲めた静かな午後。

    そのときは何でもなかった時間が、何年も経ってから、自分にとって大切な「夏の1コマ」だったと気づくことがあります。

    8月前半、メンバーシップ「しばじゅん編集部」でおすすめしたのは、そんな夏の真ん中にある「なぜか心に残ったひととき」をnoteのテーマにすることでした。

    今回も、「しばじゅん編集部」のメンバーさんたちが、それぞれまったく違う視点から書いてくれました。

    35年前の青春が戻ってきた人もいれば、一杯のビールから亡き父を思い出した人もいる。子どもの成長、家族旅行、母親を休んだ夏、子どもの発熱、初めての飲み物、保護ネコ活動。そして、noteを続けた先で始まった大きな挑戦もありました。

    ひとつずつ紹介します。


    ぐっちーさん

    未来が見えた夏祭り

    ぐっちーさんの記事は、近所の小さな夏祭りで、ふと数年後の息子さんの姿が見えた話でした。

    6歳の長男とポテトの列に並んでいると、前にいた小学生3人組が100円玉を数えながら、「あと300円ある」「次は何を買う?」と相談している。

    その姿を見た瞬間、「あと数年もしたら、この子も友達だけで祭りに来るんだ」と気づきます。

    今はまだ「ヨーヨー釣り、もう一回やっていい?」と親に聞いてくれる。でも、そんな時間にも終わりが来る。

    子どもの成長は、誕生日や入学式だけで感じるものではありません。知らない子どもたちの会話から、未来のわが子が突然見えてくることもある。

    まさに「夏の1コマ」を切り取ったnoteでした。

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    まさみん

    夏の真ん中、女子3人で旅をした

    まさみんの記事は、娘さん2人との山梨旅行を、単なる旅行記ではなく「家族の変化」まで描いたnoteでした。

    富士急ハイランド、鳴沢氷穴、初めてのグランピング、BBQ、満天の星、バギー。初めてがたくさん詰まった女子3人旅です。

    宿で次女から「久しぶりに一緒にはいろ?」と誘われ、久しぶりに髪を洗ってあげる。「こんな時間はあと何回あるんだろう」と思う。

    旅の終わりに娘さんから言われた最高の一言「毎年旅行ができるのは、あたりまえじゃないよね。幸せ」

    シングルマザーでも、自分で長距離を運転し、娘たちと旅を楽しめたことは、まさみん自身の小さな自信にもなったそうです。

    楽しかった夏旅の中に、子どもの成長と自分自身の変化が見える素敵なnoteでした。

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    まりこさん

    私らしさは、探すより、残していくと見えてくる。

    まりこさんの記事は、夏だけ訪れるお気に入りのカフェで飲んだクリームソーダから、「私らしさ」を考えていくnoteでした。

    レトロな店内を眺めながら、「ここはこのお店らしさが詰まっているから居心地がいい」と気づく。そこから、自分が作っているクリームソーダ柄のバッグへ思考が移っていきます。

    夏には人気なのに、秋冬になると手に取られなくなる。そこで素材を変え、刺繍を加え、少しずつ自分らしいバッグへ変えていく。

    この話が、最後にはnoteの「ひとり図書館」へつながります。

    私らしさは、頭の中で探して突然見つけるものではなく、好きなものをひとつずつ残していった先で見えてくる。

    クリームソーダという夏の一杯から、ものづくりと発信の「自分らしさ」まで広がったところが、とてもよかったです。

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    りずさん

    子どもの急な発熱。仕事を休んだ私を助けてくれたのは、過去に書いた文章でした

    りずさんの記事は、子育て中の「予定どおりにいかない夏」を、”書く副業”の価値につなげたnoteでした。

    保育園から「38℃あります」と電話が入れば、その後の予定は全部変わる。早退して迎えに行き、看病して、病院へ行き、夜も眠れない。やっと一人治ったと思ったら、今度は上の子。そして最後には自分まで体調を崩す。

    仕事も副業も進まない中で、りずさんを助けたのが「過去に書いた文章」でした。

    自分が動けない日でも、以前作った記事から少しずつ収益が生まれる。

    ここは、しばじゅん編集部で目指している「書く力を収入に変える」にもそのままつながります。

    今日書いた文章が、数か月後の自分を助けることがある。

    子育てと仕事の現実をきれいごとにせず、「書くことを資産にする」という意味を実体験で見せてくれたnoteでした。

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    せいちゃん

    「はじめての一杯」が、忘れていたワクワクを連れてきた

    せいちゃんの記事は、子どもの「サイダー初挑戦」から、大人になって忘れていたワクワクを取り戻すnoteでした。

    子どもたちのおやつを作る仕事で、夏の人気メニューはフルーツポンチ。いつもシロップを選んでいた男の子が、ある日「今日は僕、サイダーにしたい!」と言います。

    飲み終えたあとの満面の笑顔を見て、「初めて」が子どもを少しずつ成長させることに気づく。

    そして、その日の夜。今度はせいちゃん自身が、今まで避けていたノンアルコールカクテルに挑戦します。

    その小さな初体験が、さらに「デジタルイラストを描いてみたい」という、昔好きだった絵への気持ちまで呼び戻していく。

    大人になると、「初めて」は待っているだけではなかなか来ません。自分で扉を開けることで、次のワクワクが始まる。

    夏の一杯から新しい挑戦へつながる、せいちゃんらしいnoteでした。

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    いむれさん

    子どもがいない夏休み。『お母さん』を休んだ1週間

    いむれさんの記事は、子どもたちが小さかった頃の「何もしない夏休み」を振り返ったnoteでした。

    夏休みになると、姉弟二人だけで飛行機に乗せて義実家へ帰省させていた。当時はいむれさん自身、義実家への帰省に苦手意識があり、「嫁なのに行きたくないと思っていいのか」という罪悪感もあったそうです。

    でも、子どもたちは親の心配をよそに、祖父母との夏休みを満喫する。

    そして、いむれさんには久しぶりの「ひとり」が残ります。

    誰にも呼ばれず、冷めないうちにコーヒーを飲む。自分のペースで買い物をして、眠ければ昼寝する。

    何でもない時間ですが、いむれさんには、それが何より必要だった。

    「ひとりになりたい」と思うことと、子どもを愛していることは別の話。『お母さん』を少し休むことで、また笑って「おかえり」と言える。

    夏休み中のパパママにこそ読んでほしいnoteでした。

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    りずさん

    このままでは、終わりたくない。私は正社員から〇〇になることを決めました。

    この夏、りずさんは大きな決断をしました。

    医療職として13年間働き、今は未就学児3人を育てながら副業にも挑戦しているりずさん。仕事が終われば保育園へ走り、帰宅後はご飯、お風呂、寝かしつけ。気づけば子どもより先に眠ってしまい、「今日もやりたいことが何もできなかった」と思う日々が続いていました。

    仕事が嫌いなわけではない。安定した収入も必要。でも、「子どもが大きくなったら」「いつか時間ができたら」と、自分のやりたいことをずっと後回しにしていいのか。

    そこで、働き方そのものを見直す決断をします。

    りずさんにとって、最初に文章から得た収入は、有料noteが売れた100円だったそうです。その小さな経験から「自分にも、自宅でできる仕事がある」と可能性が広がり、note、Kindle、ライターの仕事へと少しずつ挑戦を重ねてきました。

    そして今回、「書くこと」にもっと時間を使うために、自分の働き方にまで舵を切った。

    時間ができるのを待つのではなく、未来の自分に使う時間を自分で作る。

    これは、しばじゅん編集部で目指している「好きな書くことを収益につなげる」を、かなり大きな一歩で実践した記事だと思います。

    何を選んだのかだけでなく、安定、収入、家族、時間、やりたいことの間で、どう迷い、どう決めたのか。その過程まで率直に書かれたnoteです。

    「このままでいいのかな」と思いながらも、簡単には今の仕事を手放せない人に、ぜひ読んでほしい記事でした。

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    YUKIEさん

    「あの時から、あんたはクレイジーだったよ」——始発の電車から始まった夏

    YUKIEさんの記事は、高校生活最後の夏に仲間と本気で作ったステージと、35年後の再会をつないだエッセイでした。

    始発で学校へ行って練習し、ピンク・レディーのライブを何度も見に行き、衣装を作り、仲間を集める。途中で足を捻挫してもやめず、文化祭当日は体育館が埋め尽くされるほどのステージを完成させた。

    そして35年後、当時一緒に走った友人から「あの時、あんたがいてくれたから、俺はあの世界に進むことができた」と伝えられます。

    自分では忘れかけていた昔の行動が、誰かの人生にはずっと残っていた。

    若い頃の無茶や夢中になった時間は、あとになって人生の意味を持つことがあります。青春の勢いだけでは終わらない、余韻のあるnoteでした。

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    村中ハジメさん

    父を思い出す、ほろ苦いラガービール

    村中ハジメさんの記事は、一杯のキリンラガーから、亡くなったお父さまとの夏をたどるnoteでした。

    お盆が近づく暑い夜になると、普段はほとんど飲まないラガービールがなぜか飲みたくなる。グラスに立つ白い泡を見ていると、扇風機が回る部屋で、お父さまと親戚のおじさまが楽しそうにビールを飲んでいた景色が戻ってきます。

    当時は、それが毎年続く当たり前の風景だと思っていた。でも、お父さまは49歳で突然亡くなります。

    「あのとき、もっと話しておけばよかった」という思いを経て、今飲むラガーの苦さには、若い頃とは違う味が重なっている。

    飲み物は、味だけではなく時間まで記憶している。

    「#飲み物のある時間」というnote公式のテーマを、会いたくても会えない人の記憶まで広げたnoteでした。

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    ほっしーさん

    読書感想文が「書けない子」と「スラスラ書ける子」の決定的な違い|元国語教師が18年かけて気づいた「たった1つのこと」

    夏休みも後半になると、親子を悩ませるのが「読書感想文」です。

    「何を書けばいいの?」と原稿用紙の前で固まる子どもに、つい「どう思ったか書いてみたら?」と言いたくなる。でも、ほっしーさんは、そこに“書けない理由”が隠れているといいます。

    元国語教師として18年間、7万件以上の文章を添削してきて気づいたのは、読書感想文が書けない子の多くは、感想がないわけではないということ。

    「自分が感じたことを、そのまま書いていい」と思えていない。

    だから、「面白かったです」「主人公は優しいと思いました」と、先生や親に褒められそうな“正解”を探してしまう。

    一方で、スラスラ書ける子は、「ここでイラッとした」「よく分からなかった」「正直つまらなかった」と、自分の感情を言葉にしていいという安心感を持っている。

    ほっしーさんが伝えているのは、単なる「読書感想文の書き方」ではありません。型を教える前に、普段の親子の会話の中で、その子の感じたことを否定せず受け止める。それが、やがて「自分の言葉で書く力」につながっていく。

    夏休みの宿題という身近なテーマから、書く力の土台は、文章を書く瞬間よりずっと前につくられていることを教えてくれる記事でした。

    これは子どもだけの話ではないと思います。

    僕たち大人も、「正しいことを書こう」とした瞬間に、自分の言葉が消えてしまうことがあります。

    読書感想文に悩む親子はもちろん、「自分らしい文章って何だろう」と考えている大人にも読んでほしいnoteでした。

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    ケンビさん

    保護ネコ活動『ムギの部屋』

    今回、ケンビさんの記事では、内容そのものはもちろん、初めて有料noteに挑戦したその一歩にも注目したいと思います。

    約38年間、ネコと暮らし、20匹以上の野良ネコや保護ネコと関わってきたケンビさん。先月末に仕事を退職した理由のひとつにも、保護ネコ活動がありました。

    今回作った「ムギの部屋」は、ネコたちの日常を写真や動画で楽しんでもらいながら、売上の一部を保護ネコ活動の資金につなげる有料noteです。

    これ、とてもいい商品設計だと思います。

    有料noteというと、自分のノウハウや成功体験を売らなければいけないと思いがちです。でも、自分が長く大切にしてきたことを形にして、共感してくれる人とつながり、その収益を活動へ戻していく方法もある。

    しかも、初回募集分は完売。

    初めて「自分の好き」に値段をつけるのは、思っている以上に勇気がいります。そこを越えて実際に出したこと自体が、まず大きな一歩だと思います。

    「好きなことを、誰かが応援できる形にする」。しばじゅん編集部で増やしていきたい挑戦のひとつです。

    記事はこちらです↓


    永野ヨウさん

    書き続ければ、人生後半の景色は変わる。107本から教わった、50代noteの可能性

    今回、僕が特に「これはすごい」と思った挑戦のひとつが、永野ヨウさんのnote1周年企画でした。

    50代以上の方から自薦noteを募集し、集まったのは107本。

    凄いのは数だけではありません。

    107本を本当に全部読み、一本ずつスキを押し、コメントを返した。

    当初は「ひとこと」のつもりだったコメントも、途中から本気になっていき、完走には8日間かかったそうです。

    これは簡単にできることではありません。

    企画を立てる人はたくさんいます。でも、予想をはるかに超える応募が来たあと、ひとつずつ読んで、言葉を返し続けるところまでやり切れる人は多くありません。

    そのうえで印象に残った作品を紹介し、チップまで贈っている。

    ヨウさん自身は、この企画を「50代の声を聞く」「インプットとアウトプットを速く回す」「どんな球が来ても打ち返す対話の練習」と位置づけています。

    でも、それ以上に僕が感じたのは、書き手への敬意です。

    1年前には「50代の言葉なんて、誰も読まない」と思っていた人が、1年後には107人の言葉を受け取り、返す側になった。

    書き続けることで変わるのは、文章力だけではありません。見える景色も、人とのつながりも、自分が担える役割も変わっていく。

    そのことを、企画そのもので見せてくれたnoteでした。本当に素晴らしい挑戦だと思います。

    記事はこちらです↓


    何気ない一場面を掘り下げると、その人にしか書けない記事になる

    今回紹介した記事を並べてみると、「夏」という同じ季節から始まっているのに、着地は驚くほど違います。

    青春時代の本気。亡き父との記憶。成長していく子ども。娘たちとの旅。ものづくりの「私らしさ」。子育てと副業。新しい挑戦。母親を休む時間。保護ネコ活動。そして、noteを通じて人とつながる大きな企画。

    これが、僕がテーマを提案している理由でもあります。

    テーマは、同じ記事を書いてもらうためのものではありません。

    テーマは「どこから自分の記憶や経験に入っていくか」を見つける入口です。

    たとえば、「夏の思い出を書いてください」と言われると、旅行や花火のような特別な出来事を探してしまいます。

    でも、村中さんの記事の入口は、一缶のラガービールでした。ぐっちーさんは、知らない小学生が数えていた100円玉。いむれさんは、冷める前に飲めたコーヒーです。

    書く材料は、こういう小さなところにあります。

    大切なのは、その出来事そのものより、「なぜ自分はそれを今も覚えているのか」を考えること。

    そこに、その人にしか書けない記事の種があります。


    経験を「書いて終わり」にせず、価値に変えていく

    「しばじゅん編集部」では、自分の経験を文章にするところで終わらせず、それを読者に届く価値へ変えていくことを大切にしています。

    今回の記事にも、そのヒントがたくさんありました。

    りずさんは、子どもの発熱で自分が働けない日に、過去の記事が助けてくれた経験を書きました。これは「書くことが資産になる」ということを、実体験で伝えています。

    ケンビさんは、長年続けてきた保護ネコへの思いを、初めて有料noteという形にしました。「好き」を記事にして終わらせず、読者が応援できる商品に変えています。

    永野ヨウさんは、自分の1周年を祝ってもらうだけではなく、107本の記事を読むことで、周りの書き手が主役になる企画を作りました。その結果、永野さん自身の存在や発信の意味も、さらに大きくなっています。

    書くことで収益を上げるというと、つい「売れるノウハウを書かなければ」と考えがちです。

    でも、本当はもっと広い。

    自分の経験を誰かの役に立つ形にする。好きなことを応援してもらえる形にする。人と人がつながる企画にする。そして、必要であれば有料noteやサービスへつなげていく。

    サービスの出発点は、特別な実績ではありません。
    自分が経験してきたことです。

    8月前半の記事を読んで、あらためてそう感じました。

    「しばじゅん編集部」では、これからも月の前半・後半に、記事テーマのヒントを出していきます。

    「何を書けばいいかわからない」から抜け出し、自分の経験を記事にする。そして、その文章を読者に届く価値へ変え、好きな「書くこと」を少しずつnote収益化につなげていく。

    そんなことを、みんなで実践していくメンバーシップにしたいと思っています。今回書いてくださったみなさん、ありがとうございました。

    次は、どんな記事が生まれるのか。楽しみにしています。

     
     
     
    編集者が教える「書く力」で生きる方法|メンシブ主催|KADOKAWAウォーカー編集長→起業14期目|50社&1,000名以上のSNS&noteの言語化・収益化を伴走|「文章で生きていく」メルマガ発信中→https://utage-system.com/p/sXpNl2SzJkUX

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