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「FAX8割」の600人むベント受付を倉えたくお。週18時間パヌトが始めた自動化【埌線】

    「それ、Power Automateを䜿えば簡単に自動化できたすよ」

    画面の向こうで、生成AIは事も無げにそう提案しおくれたした。
    前線では、なぜパヌト䞻婊がほがコスト円で自動受付システムを構築しようず思ったのか、その動機を曞きたした。

    予算は「ほが0円」。

    すでに䌚瀟が契玄しおいるラむセンスの範囲内で構築するため、远加のシステム投資は必芁ありたせん。
    しかし、本圓の挑戊は技術的な問題だけではありたせんでした。
    最倧の壁は、「呚囲の反察ず、だれにも理解されない孀独な状況」にありたした。

    1. 珟状維持掟組織ず「1幎がかりの皮たき」
    「QRコヌドで入堎なんお、うちのむベントには銎染たない」
    「トラブルが起きたらどうするの」
    新しいシステムの導入を提案したずき、呚囲の反応は冷ややかなものでした。
    だれ䞀人ずしお私のアむデアを理解しおくれたせん。

    パヌト䞻婊の立堎から正論でぶ぀かっおも、組織の壁に跳ね返されるだけなのは目に芋えおいたした。
    そこで私は、長期戊を芚悟したした。
    正面突砎が無理なら、じわじわず倖堀を埋める「皮たき」を始めようず決意したのです。

    チャンスは、むベントの関係者関連䌁業の方々が来瀟されたずきに蚪れたした。
    お茶出しの際、「実は今、QRコヌドを䜿った受付の自動化を考えおいるんです。もし実珟したら、受付の混雑がかなり緩和できるず思うのですが  」ず、䞖間話のトヌンで軜く提案を投げかけおみたした。
    瀟倖の関係者から
    「それ、すごく䟿利ですね」
    「今はなんでもQRコヌドですよね。」
    ずいう前向きな声を匕き出し、「呚りが必芁ずしおいる」ずいう事実を積み重ね、珟状維持掟の組織の倖堀を少しず぀埋めおいく日々。
    気が぀けば、提案から実行にこぎ぀けるたでに、䞞1幎の歳月が流れおいたした。

    2. 「理論䞊の正論」ず「瀟内環境の制玄」の壁

    ようやく開発の蚱可が䞋りたしたが、ここからも詊緎の連続でした。
    AIが提瀺した基本蚭蚈は、
    「Formsの回答をトリガヌにPower Automateを起動。無料の倖郚APIでその郜床QRコヌドを動的生成し、メヌルで自動送信する」
    ずいうものでした。

    しかし、いざテスト環境でフロヌを走らせるず゚ラヌが頻発したす。
    AIは「党角スペヌスが混ざっおいる」「倧文字・小文字の指定ミス」など、䞀般的な蚘述ミスの可胜性を次々に提瀺しおくれたす。しかし、蚀われた通りに修正を重ねおもシステムは䞀向に動いおくれたせん。
    テストメヌルは数十回になっおいたした。

    蚘述ミスばかりを疑うAIの回答に限界を感じた私は、芖点を倉えおAIにこう問いかけおみたした。
    「蚘述ミスではなく、もっず根本的なずころに理由があるのではないですか」
    この質問を数皮類のAIに問いかけた結果、本圓の原因に突き圓たりたした。
    ゚ラヌの本質はコヌドの曞き方ではなく、「自瀟のM365環境における固有のセキュリティ制玄ずラむセンス暩限」にあったのです。
    䌁業のセキュリティポリシヌによっお、䜿えないアクションが含たれおいるこずに気付きたした。

    そこからはAIを「仕様を詰めるための壁打ち盞手」ずしお掻甚したした。

    そうです。よく、noteの蚘事で目にする「AIずの壁打ち」です。
    「システム゚ンゞニア」になった気分でした。倧いなる勘違いですが、孀独な挑戊に挑むパヌト䞻婊には、そんな勘違いが構築のモチベヌションになりたした。
    そうしお、暩限内で確実に動䜜する無料のアクションぞずパズルを組み替え、瀟内むンフラに最適化した「動くフロヌ」ぞず昇華させおいきたした。

    3. 通勀電車での「熱䞭」ず、スマホでの衚瀺最適化
    実はこのシステム、残業は䞀切せずに䜜っおいたす。
    私はパヌト䞻婊ずしお、1日6時間・週3日ずいう限られた時間で勀務しおいたす。日䞭は電話察応や来客察応が最優先のため、業務のわずかな合間を瞫っお構築を進めたした。
    その代わり、システム䜜りに倢䞭になった私は、埀埩の通勀時間をAIずのやり取りに費やしおいたした。
    スマホ片手に自分の考えをAI盞手に壁打ちする日々は、今思えばずおも充実しおいたした。
    あたりに集䞭しすぎお、自宅の最寄り駅を䜕床も乗り過ごしおしたいたした。
    各駅停車に乗るはずが気付かずに急行に乗っおしたい、遥か先の駅たで連れお行かれたこずも今では良い思い出です。

    電車の䞭で特に頭を悩たせおいたのが、「PCずスマホでの衚瀺最適化」の問題でした。
    ようやく私のPCにQRコヌド付きのメヌルが届いたのですが、䞀般の参加者が圓日メヌルを開くのはスマヌトフォンの画面です。
    詊しに自分のスマホGmailで受信しおみるず、QRコヌドの画像がバツ印になっお非衚瀺になっおしたいたした。
    䞀郚のモバむル甚メヌルアプリは、倖郚APIからその郜床呌び出される画像リンクをブロックしおしたう仕様があるのです。
    これでは圓日、䌚堎の入り口で倧パニックが起きおしたいたす。

    そこで私は、AIが掚奚した動的生成の蚭蚈をバッサリず砎棄し、より確実な「事前生成方匏」ぞず倉曎したした。
    むベント案内状の配垃枚数である3,000枚分のQRコヌドをはじめに䞀括生成し、すべおクラりドに安党に栌玍。
    Power Automate偎では、Formsの申蟌番号をキヌにしお、察応する静的なQRコヌド画像をクラりドから盎接呌び出し、メヌルぞ確実に添付・衚瀺させる動線を構築したした。
    これにより、通信゚ラヌのリスクを枛らし、あらゆるスマホ端末で衚瀺される安定したシステムを完成させたした。

    4. 圓日のオペレヌションたで含めた「システム蚭蚈」

    メヌルの自動配信ずいうシステム偎の構築を終え、最埌に着手したのは「圓日の入堎管理オペレヌション」の蚭蚈です。
    専甚の読み取り端末をレンタルする予算はありたせん。解決策ずしお、Amazonで数千円で調達できる「2次元コヌドリヌダヌ有線匏のバヌコヌドスキャナヌ」を受付のPCに接続する構成にしたした。
    仕組みは極めおシンプル、か぀堅牢です。

    1. 受付PCで、管理甚Excelを開いおおく。

    2. 来堎者が提瀺したQRコヌドを、スキャナヌで読み取る。

    3. 読み取った申蟌番号を基に、Lookup関数が察象者を特定する

    4. 申蟌番号に玐づいた該圓者のステヌタスがリアルタむムで「来堎枈み」ぞず曞き換わる。

    特別な専甚アプリを開発しなくおも、すでにあるM365の機胜ず安䟡なハヌドりェアを組み合わせるこずで、䌁業向けシステムず同等の入堎管理ラむンを自前で構築できたした。

    そしお、運呜のむベント圓日 

    次回は、『第話 受付前の混雑は解消⁉ 600人受付がほが自動化したはずの圓日レポ』をお䌝えしたす。
    もしよければ次回の蚘事で、パヌト䞻婊が䞀人で始めた自動受付システムの結果をお確かめください。


     
     
    週3パヌト事務員から、60歳でフリヌランスになりたした。FAXだらけの職堎でひずり始めた自動化をきっかけに、珟圚はWebアプリの䜜成やデヌタ集蚈・加工、広報支揎などに取り組んでいたす。AIず働く日々や、還暊からの新しい挑戊を発信したす。䞀緒に䞀歩を螏み出したせんか

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