
エスコンフィールドと札幌・函館満喫旅の記録(6/16) 〜球場そのものを楽しむ
エスコンフィールド北海道でのプロ野球交流戦観戦を主目的に、3泊4日の北海道旅行をした時の記録第6弾。
前回の記事はこちら。
今回はエスコンフィールド北海道の魅力を存分にお届けしたい。
外観を見ているだけで飽きない
シャトルバスを降りてすぐにエスコンフィールドの迫力に圧倒されてしまったわけだが、その堂々とした佇まいはどれだけ見ていても飽きない。純粋に建築物としてここまで楽しめる野球場が他にあるのだろうか?
下の2つの写真は、少し遠い位置から撮ったものだが、屋根が開いていることがお分かりいただけると思う。

写真からも分かるとおりこの日は美しい青空が広がる良い天気で、試合開始前はその陽射しを取り込むべく屋根が全開の状態だった。
エスコンフィールドの芝は、内野こそ人工芝が使われているが、面積の大部分を占める外野は天然芝である。美しい天然芝を維持するためには、晴れた日に屋根を開けて陽射しを取り込むことが必要なのだろう。
なお、この屋根は試合が終わる頃には完全に閉まることになるのだが、そのことについてはまた改めて紹介したい。
下の写真はもっと近くに寄って撮影したもの。

もう迫力満点で、ずっと見ていても飽きないほどだ。
アウェイサポをおもてなし
「#アウェイサポをおもてなし」というキーワードはnoteのお題のひとつだ。「アウェイ」も「サポ(サポーター)」も主にサッカーで使われる用語で、野球ではそれぞれ「ビジター」「応援団」と呼ぶのだろう。しかしnoteのお題に合わせて、この記事でも敢えてこの用語を使わせていただく。
これまでに複数書いてきたが、今回の旅ではドラゴンズのユニフォームを着た人達を大量に目撃した。それは球場の中だけでなく、移動中の電車の中や試合が終わってかなり時間が経ってからの札幌市内においてもだ。
そしてそのドラゴンズファンを「おもてなし」するエスコンフィールドの姿勢も印象に残るものだった。
下の写真は、ドラゴンズのマスコット「ドアラ」とファイターズのマスコット「フレップ」が仲良くしている様子を描いたポスターと関連グッズ。

試合終了後にスタジアムビジョンに表示されたドラゴンズファンへのメッセージ。

さらにはファイターズの新庄監督までもがドラゴンズからファイターズに移籍した選手(福谷、山本、マルティネス 〜彼らが気になるドラゴンズファンは多い)を積極的に起用していた。
これらいずれもドラゴンズファンにとっては「また北海道まで来てみたい」という気持ちにさせてくれることだ。これは球団/球場としてのマーケティングの観点で見ても実に理に適った施策だ。それだけに留まらず、大量のドラゴンズファンが試合を見に北海道にやって来ることは、北海道の経済にも少なからず寄与することになる。
それにしても、他のプロ野球の球団は同様のことをしているのだろうか?
「セ・パ交流戦」に限って言えば、私が訪れたことがあるのは2024年の千葉でのマリーンズ vs. ドラゴンズの試合だけで、そのような「アウェイサポをおもてなし」的なものがあったことは印象に残っていない。
このファイターズの「アウェイサポをおもてなし」の姿勢は、プロ野球全球団が見習うべきことだと思ったのだがどうだろうか?
いよいよ球場内に入場
スタジアムに着いてから1時間近くは球場内には入らず外を楽しんでいた。それくらいに球場の外にも楽しみがあることは強調しておきたいが、勿論本来の目的は球場内に入って野球の試合を楽しむことだ。午前11時を過ぎた頃にゲートを通って球場内に入った。
エスコンフィールドの入場ゲートの殆どは、「Coca-Cola GATE」「リポビタン GATE」「Fulltech GATE」「F NEOBANK GATE」と言ったように、スポンサーの名称が付けられている(Fulltechは札幌に本社のある自動ドアの会社)。
我々は南側のCoca-Cola GATEから入った。看板にCoca-Colaのロゴが使われていて、実際に入場するとCoca-Colaのボトルの巨大オブジェが天井から吊り下げられている。

これ、球場全体の意匠とマッチした実にセンスの良い広告手法だと感じた。
球場に掲示された広告看板は、球団や球場の資金源として必要不可欠なものだが、(例えば東京ドームの外野席の上にあるようなデカデカとしたものなど)球場の美観を損ねるのと同時に純粋な野球観戦にとっても目障りに感じることもある。
ところがエスコンフィールドの広告は、どれも球場全体の美観を損なわないようにバランス良くデザインされている。このCoca-Colaボトルのオブジェも、「うざい広告看板」というよりは球場の名物のひとつになってしまっている。
フィールドが見渡せるコンコース
下の記事でも書いたが、最近出来た米国MLBのスタジアムは「新古典主義」というスタイルで作られている。
その新古典主義に基づいたスタジアムの特徴のひとつが「フィールドが見渡せるコンコース」だ。おそらくエスコンフィールドも米国流の新古典主義のスタジアムを多く研究したのだろう。スタジアムを一周するコンコースは、十分に広く快適で殆どの場所からフィールドを一望できた。
また、下の写真のようにところどころにテーブルが置かれ、仲間と語らいながら飲食と試合を同時に楽しむことができる。

コンコースから楽しめるのは、フィールド上の試合だけではない。エスコンフィールドという壮大な建築物も楽しめる。
開いた状態のエスコンフィールドの屋根は、Star Warsに出てくる帝国軍の宇宙戦艦を思わせる。

お伝えしたいエスコンフィールドの魅力はまだ沢山あるが、長くなったので今回の記事はこのあたりで。
<下記の記事につづく>