
これぞ新古典主義のボールパーク! New York Citi Field 訪問記(3/4)
New York Mets のホームグラウンド、Citi Field に訪問した時の記録第3弾。前回の記事はこちら。
入口すぐの円形広場「Jackie Robinson Rotunda」
入場ゲートをくぐると、広い円形の広場が広がっている。この広場は「Jackie Robinson Rotunda」と名付けられていて、このスタジアムの名所のひとつ。Rotunda(ロタンダ) とは、上部がドーム状になっている円形のスペースのことで、Citi Field がモデルとしたEbbets Field にも同様の円形スペースがあったらしい。つまり、これも古き良き時代へのオマージュだ。
また、Jackie Robinson はBrooklyn Dodgers で活躍した初のアフリカ系アメリカ人選手。彼の背番号42はMLB全球団で永久欠番になっているほどの伝説的なプレイヤーだ。
こちらの動画で Jackie Robinson Rotunda の様子がおわかりいただけると思う。
下の写真のようなJackie Robinson の背番号を表すプレートの前では、スタジアムDJらしき2人が、この日の試合の展望や各選手への期待などについて語っていた。

Jackie Robinson は Mets の選手ではなかったものの、MLB全体の象徴であり、さらには同じブルックリンが生み出した英雄だということだろう。
Jackie Robinson については、こちらの映画「42」がお勧め。前回の記事で紹介した Ebbets Field が主な舞台になっている。
Mets Team Store (グッズ売り場)
入口すぐの円形広場 Jackie Robinson Rotunda からは、グッズ売り場に入っていける。

売り場は広大で、(当たり前だが)New York Mets のグッズで溢れている。日本の球場だと、対戦相手チームのグッズが売られていることも多いが、ここには一切置いていない。完全にMets のものばかりだ。

私は特にMets のファンというわけではないが、訪問の記念にこちらのクッションを購入した。今でも我が家のリビングのソファで使われている。

コンコースを廻るだけでも楽しい
スタジアムに入ったのは試合開始の1時間ほど前のこと。試合開始まで時間的な余裕があったので、球場全体をいろいろ廻ってみた。
廻り始めてすぐ、新古典主義で造られたこのスタジアムの最大の美点はコンコースにあると感じた。「コンコース」とは観客席を取り囲むように設置された通路のことなのだが、このスタジアムは、単なる通路ではなくここを歩くこと自体が快適でワクワクするように造られている。
まず、コンコースの大半の場所から試合の様子を観ることができる。下の写真はいずれも(座席からではなく)コンコースから撮影したものだが、様々な角度からグラウンドを見られることがお分かりいただけると思う。

さらにはコンコース自体がとても広くて快適だ。ドリンクや食べ物を売るショップも豊富で、それを買うための行列ができていても余裕でコンコースを歩き回ることができる。(日本の球場はこの点がかなり劣る)

コンコース上のところどこに小さなテーブルが置かれていて、それを囲んでドリンクと試合のどちらも楽しみながら仲間と楽しく会話することもできる。

コンコースの途中には、下の写真のような「橋」が設置されている。この橋は、その下にあるブルペンを跨ぐためにあるのだが、New York マンハッタンに架かっている多くの橋を象徴したものでもある。また、橋の名称として Mets 球団創設に尽力したWilliam Alfred Shea の名前が冠されている。

上層階に上がると球場全体や周辺の眺めが楽しめる。スタジアムは LaGuardia Airport の近くにあるので、そこに着陸する飛行機が頻繁に通っていく。下の写真でも、Coca Cola の看板の右側に空港に着陸する飛行機が小さく写っている。

こちらの動画は、上層階スタンドからの眺めを捉えたもの。急角度で切り立ったスタンドはとても見やすく、次に観戦する時はこのあたりで良いのかなと思わせた。
試合前の「スタジアム自体の見学の記録」はここまで。次の記事では、試合観戦でのことを報告する。
<次回記事に続く>