友達のおもちゃを欲しがる3歳|「見るだけならいいよ」で手を引っ込められる場面が増えた
友達やお店のおもちゃを見ると、
「ぼくの!」
「ほしい!」
そう言って、手を伸ばそうとすることがありました。
もちろん、人のおもちゃを勝手に触るのはダメ。
以前の私は、
「ダメ!」
「触っちゃダメ!」
と言って止めていました。
でも、わが家では「ダメ!」だけではなかなか切り替えられず、毎回泣いてしまいます。
私も、
「どうしたら切り替えられるんだろう」
と悩んでいました。
そこで考えたのが、
「全部ダメじゃなくて、少しだけ気持ちをかなえられる方法はないかな」
ということでした。
人のおもちゃを勝手に触ることはできない。
でも、見ることならできる。
そこでわが家では、
「見るだけならいいよ」
と伝えるようになりました。
「ダメ!」だけでは、なかなか切り替えられなかった
友達のおもちゃを欲しがるたびに、
「ダメ!」
「触っちゃダメ!」
と言って止めていました。
でも、毎回泣いて、なかなか切り替えられない。
私もそのたびに止めたり、抱っこしたりして疲れていました。
もちろん、人のおもちゃを勝手に触らせるわけにはいきません。
ここは変えられないルールです。
でもある日、
「全部ダメにしなくてもいいのでは?」
と思いました。
触ることはできない。
持って帰ることもできない。
でも、
見ることならできる。
「ダメか、いいよか」の二択ではなく、その間にできることを一つ作ってみることにしました。
わが家では「見るだけならいいよ」と伝えました
最初から、うまくいったわけではありません。
息子は、
「ぼくの!」
と言って、おもちゃを取ろうとします。
そんなときは抱きかかえながら、まず、
「あのおもちゃで遊びたかったんだね」
と伝えました。
そのあとで、
「これはお友達のおもちゃだから、君のじゃないよ」
「でも、見るだけならいいよ」
と伝えます。
それでも、
「ほしい……」
と手を伸ばそうとすることもありました。
そんなときは、
「あっちに新しいおもちゃあるよ」
「あれ貸してもらおうか」
と、別のおもちゃへ気持ちを向けられるよう声をかけました。
もちろん、魔法のように一回で変わったわけではありません。
抱っこして止める日もありました。
それでも、同じように伝え続けているうちに、少しずつ変化がありました。
「見るだけ」で手を引っ込められる場面が増えた
人のおもちゃに手を伸ばそうとしたとき、
「触りたいね。でも、これは君のおもちゃじゃないよ」
「見るだけならいいよ」
そう伝えると、自分で手を引っ込められる場面が増えてきました。
毎回すんなり切り替えられるわけではありません。
それでも以前のように、最初から「ダメ!」だけで止めるより、わが家では切り替えやすくなったように感じています。
私自身も、
「どうやって諦めさせよう」
と考えるのではなく、
「どこまでならできる?」
と考えるようになりました。
おもちゃ以外でも「見るだけ」が使えるようになった
この「見るだけ」は、おもちゃ以外でも役立っています。
例えば、壊れ物や置物が並んでいるお店へ行くとき。
以前は、
「触らないで!」
と何度も言っていました。
今は最初に、
「あれ、きれいだね」
「でも、お店の物だから触らないでね」
「見るのは大丈夫だよ」
と伝えています。
すると、触らずに見てくれることが増えました。
「見るだけ」という約束が、少しずつ身についてきたのかなと感じています。
最初にルールを伝えるだけで済む場面も増えて、お出かけのハードルも少し下がりました。
「ダメ/いいよ」の間に、できることを一つ作る
全部叶えてあげることはできません。
でも、全部ダメにする必要もありません。
人のおもちゃを勝手に触らない。
お店の物を触らない。
守ってほしいルールは変えずに、
「じゃあ、どこまでならできる?」
と考えてみる。
わが家の場合、その答えの一つが、
「見るだけならいいよ」
でした。
もちろん、この言葉ですぐ切り替えられるようになったわけではありません。
それでも繰り返しているうちに、手を引っ込められたり、見るだけで終われたりする場面が少しずつ増えました。
子どもが動いてくれないとき、
「どうやって言うことを聞かせよう」
と頑張るだけではなく、
子どもが受け入れやすい選択肢を一つ作ってみる。
わが家では、その方が親子とも少しラクになりました。
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