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🟠3つのお題に空想のひらめきを(第4回)

📝今回の3つのお題:
①スプーン
②ラベル
③風船

この3つの単語を自由に使って、詩や物語を創作してみませんか?
使い方は自由、すべて入れても、一つだけでもOK!
「思いついたまま、言葉にする」それがこの企画の醍醐味です🍊
どなたでも、ご参加お待ちしております!

かずみんさんが、お題に書いて下さいました。

かずみんさん、やさしいお話と引き込まれる絵
どちらも素敵です。

せいやくさんが、今回も参加して下さいました。

3つのお題が物語に、散りばめられて、素敵な物語に
なっています。

たゆたうヤツさんが初参加して下さいました。

不思議な世界を、ご覧ください。

付加豆美さんが、初参加して下さいました。

ちょっと心がほころぶ物語を、ご覧ください。

iさんが初参加してくださいました。

風船の雲の上の物語の世界に、入り込んだ気持ちになりました。

🎀なみあさむさんの作品です。
素敵な物語をお読み下さい。



🎈『風船に乗って』
※「3つのお題に空想のひらめきを」第4回
お題:スプーン/ラベル/風船
まえがき

今回のお題は「スプーン」「ラベル」「風船」。
単語だけを見ると、とてもシンプルなのに、
不思議な世界が動き出しました。
「スプーンを作る鍛冶屋」と「しぼまない風船」、
そして「ラベルのしるし」。
つながらないようで、どこか懐かしい気配がするこの3つを、
空想の風に乗せてひとつの物語に編んでみました。


本文:風船に乗って
片桐みかん

風船て普通、しぼむでしょ。でも、私はしぼまないの。
どうしてかって、それはね。
昔、小さな村の鍛冶屋にスプーンを作っているおじいさんがいたの。
おじいさんはスプーン一つ一つに、ラベルを張って
10本をセットにして売っていたの。
でも小さな村だから、1度買った人はもう買わないでしょ。
それで、おじいさんはしぼまない風船を作ったの。
おじいさんは風船にスプーンの注文を聞いてくるように頼んで
風船はそのいいつけを守ったのよ。
私はその祖先。
風船はしぼまないけど、時間が経つとやっぱり遠くには飛べないから
新しい風船を作ったの。
改良された風船が、少しずつ注文をとってくるようになって
おじいさんは日々の暮らしには困らなくなったの。
でもね、大きな工場ができて、安いスプーンが出回るようになったら
おじいさんのスプーンの注文は減っていったの。
でもね、どこの国だったかしら、その人は少し偉い人みたいで
おじいさんのスプーンをとても高く評価してくれて
また注文がくるようになったの。
風船で注文を聞くスタイルはまだ続いているのよ。
風船しるしのスプーンて、ラベルに書いてあるでしょ。

イラスト:ChatGPT

あとがき
いつの時代にも、手間ひまかけたものが見直される瞬間があります。
効率や便利さに押されそうになっても、
“しぼまない風船”のようなあたたかな想像力が、
きっと未来まで飛んでいってくれる。
そんな希望も込めて、風船に言葉を乗せました。
読んでくださって、ありがとうございました。


📌タグ案(note用)

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