
フラたろとの暮らし②たくさん食べたあとは
1日のなかでフラたろが一番元気になる時間は夕食後だ。
ご飯をペロリと食べて満足そうな顔をしていると思えば、出して出してとでも言うようにゲージをカリカリ引っかいてくる。
犬が何かを要求してくるとき、その要求に応えてしまうとワガママなヤンチャっ子に育ってしまう。本当かどうか分からないが、これが何年も続くのかと想像するだけでくたびれそうだ。
しつけはしっかりしよう。
本音を言うとフラたろより僕のほうが一緒に遊んでもらいたい気持ちがあると思う。
それでも、ここでゲージの扉を開けたら、この小さな習慣が毎日になる気がして、心を鬼にして知らんぷりをする。
程なくするとカリカリの音が聴こえなくなる。
チラッと覗いてみると笑ったようにお座りしている。
世界で一番、賢くて優秀な子だと思うのは親バカだろうか?
フラたろも僕も我慢をしたご褒美にゲージの扉を開けると一目散に走ってどこかに言ってしまう。
そのうち「待て」を教えることになるのだろう。
すぐに戻ってきたと思ったら、どこから見つけてきたのか方一方だけの靴下を持ってきた。ご飯を食べ終わった時のような満足げな顔をしている。
すでに、ヤンチャっ子かもしれない。
靴下を忘れるくらいに楽しそうなおもちゃを充実させる必要がありそうだ。
▷前回の話「ご飯の匂いが立ち上がるころ」
いつもと同じルーティン。
フラたろとの暮らしシリーズ
①ご飯の匂いが立ち上がるころ
②たくさん食べたあとは
③とんでもないやつだ