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フラたろとの暮らし③とんでもないやつだ

    遊ぼ!とでも言うようにオモチャを膝の上に乗せてくる。可愛いやつだ。

    最近のお気に入りはドーナツ型のオモチャのようだ。
    投げると不規則に跳ねるので、夢中で追いかけている。

    フラたろとは廊下で遊ぶことが多い。
    廊下の床には滑り止めマットを敷いているので、ゲージから出すと、一目散に走り出して廊下に向かってしまう。

    ドーナツを投げては、近くまで持ってきてくれて、またドーナツを投げる。やることはこれの繰り返しだけなのに、何故か辞められない。
    フラたろも毎回、満足そうな顔に見える。
    やっぱり可愛いやつだ。

    何度も繰り返していると、急に遊んでくれなくなるときもある。
    近くまで持ってきたドーナツをこちらに渡さず、クルッと方向転換し、少し離れたところでこちらに目もくれず1人で遊び始めるのだ。

    遊びを誘ってきたくせに、とんでもないやつだ。

    そっちがそのつもりなら、こっちにも考えがある。

    フラたろはほうっておいて本を読もう。
    もう少しで読み終わる本がカバンに入ってたはずだ。

    本を取りに行き、フラたろと距離を取って寝転ぶ。
    本を開いた途端、テトテト聴こえてくる。
    気づけば顔と本の間にフラたろがいた。

    やっぱり、やっぱり可愛いやつだ。


    ▷前回の話「たくさん食べたあとは」
    いつも振り回されている。いつまで続いてくれるのだろうか。

    フラたろとの暮らしシリーズ
    ①ご飯の匂いが立ち上がるころ
    ②たくさん食べたあとは
    ③とんでもないやつだ
    ④3月投稿予定

     
     
     
    フラたろという犬と暮らしています。 散歩や日常の何もない出来事をゆっくり書いています。 犬のペースで暮らす練習中。

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