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第119話 「ライダー日記 3」

    2003年10月27日。どうせ続編なら第四弾と銘打って欲しかったライダーカード復刻続編の登場である。2003年版と称し、約半年間で第一期、第二期、第三期と威勢よく売り出し攻勢に出た某社だが、今の私は一年を前期・後期とか上期・下期の如く半年区切りで認識する事が多いので、この呼び方にはどうも馴染めない。前回で懲りたのか今回は蒐集しない面々がいるかと思えば、カード販売で儲けを企む新参者もいる有り様で、某社とカード業者とコレクターの夫々の思いが渦巻いて、平成ライダーの世界とは一味違う大人の闘いが再び始まるのであった。私も止む無くライダー日記の続編を書かねばならず、いい迷惑である。

    第一期のカード番号は217番から326番までだが、257番と260番は異種のパラレルカードが各一枚づつ存在し、カード番号も260Aの如く記号で区別されている。これらのカード112種に加え、3種のラッキーカードと今回から新登場のオリジナルイラスト(OR)カード5種が追加され、全120種を集めなければならない。と思ったら、表面はナイスなライダーの画像で、裏面には第一期全カードのリストが記載されたチェックリストカード3種が、雑誌付録として某社より提供されているので見逃してはならない。という訳で、全123種達成の記録である。

    【11月14日】家内が偶然見つけて購入開始。一袋に二枚入りであることが判明。某社掲示板を訪問してみると、先行発売地域では既にコンプリート真近な者もおり一瞬焦りを覚えたが、公式発売日は10月27日。まだ日は浅いので安心。

    各弾70数枚程度の99年版でも相当な苦戦を強いられたので、123枚とは尋常ではない。ちまちま買っても一気に買っても最終的に掛かる総額は同じ筈だから、今回はケース単位で買うことにする。何しろ全123種である。袋単位で一喜一憂するのも何だか儚いので、一気に決着をつけるのが賢い方法である。

    【11月15日】1箱目購入。48枚中、ノーマル新規38種、257A, 257B, OR2, OR3 を取得。だが、ラッキーカードが出ず落胆。こんな事が許されていいのか。「ラッキーカードは1ケースに1枚入っているとは限りません」と書いてあるじゃん、と家内に突っ込まれる。1日発売の雑誌を購入しチェックリストカード3種をゲット。

    【11月16日】2箱目購入。48枚中、ノーマル新規26種、260A, OR3、及び初ラッキーをゲット。だが、デザインがダサくて唖然とする。

    【11月23日】3箱目は開封状態の21個を購入。42枚中、ノーマル新規12種、257A, OR2, OR4、及びラッキー2種目ゲット。26枚がダブる。

    【11月28日】4箱目購入。48枚中、ノーマル新規13種、257A, OR5 を取得。ラッキーなし。33枚がダブる。確かに「ラッキーカードは1ケースに1枚入っているとは限りません」と書いてはあるが、それにしても魅力に欠ける特殊カードが二枚だけとは問題である。そこで、特殊カードの封入パターンを解析。

    【11月29日】そろそろ重複率も高いので、封入パターンからピンポイントで 5個だけ袋買い。予想が的中し、ラッキー3種目を取得。効率がいい。「針点買い」と名付けたい。

    【11月30日】1個袋買い。OR1 をゲット。これでORカード全種を取得。凄いぞ針点買い。

    ここ迄の約二週間で101個の購入、合計202枚の成果は、ノーマル89種、ラッキー3種3枚、ORカード5種7枚、パラレルカード260Bを除く全種ゲットの全5枚である。あとは4名と交換してコンプリート。楽勝であった。

    だが吃驚することに、これで闘いは終わりではなかったのである。勝利の美酒に酔い痴れて、余裕をこいて屁を放きながら第2期発売(1月27日)を待っている間に、驚愕の事実が発覚した。1月も半ば、一部地域では第2期先行発売も開始の折、ラッキーカードの裏面が改訂されたものがある事が発覚し、焦る。第2期公式発売日まで殆ど日がないではないか。

    問屋も品切れ状態の最中、頼みの綱のスーパー、コンビニを駆けずり回って98個を追加購入するも、結果はラッキーカード一枚のみ。しかも思いっきり初版カードである。がーん。近場の店は全て買い尽くしたので、少々高いが某社の通販商品「コレクターズボックス」に手を出すことを決意。内容は、カード9枚付きのボックス商品が12個入ったケースである。送料込みで 4105円で購入。最終販売で残り僅か30個の状態であった。

    【2月1日】コレクターズボックスが到着。聢り「ラッキーカードは1ケースに1枚入っているとは限りません」と書いてあるが、逆にこれが当たり改訂ラッキーカードを二種類ゲット。

    【2月4日】取り敢えず1999年版の貴重な異種カード二枚(138番と157番)を放出し、種類不問で改訂ラッキーカードを一枚交換でゲット。と同時にカードショップで6940円(送料込み)の予約を解約。兎も角、数だけは揃えた恰好となる。早速、ラッキー同士の交換者を募るも、提供者は現れず焦りだけが募る。

    【2月7日】第2期を目当てに問屋へ行くと、何と売り切れた筈の第1期が置いてある。在庫を訊くと3ケース。思い切って2ケースを購入。1ケースにはラッキー2枚、パラレル2枚、ORカード2枚の合計6枚も特殊カードが入っており狂喜する。でも二枚とも望みの種のラッキーカードではないので二ケース目開封に期待が掛かるが、ORカードが1枚出るのみ。天を仰ぐ。確かに1ケースに1枚入っているとは限らない。

    【2月9日】景品のアルバムを一冊お敗けすることで、改訂ラッキー同士の交換者が出現。
    【2月11日】待望の改訂ラッキーが届き、第一期コンプリート。

    そして一週間後、解約したと思っていたラッキーカードが、今更ながらカードショップから届き、唖然。

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    142話までは「パブロフの屁」(ぱりぱり噛めん:Parikame) のテキスト復刻版です。見出し形式「第○○話」がテキスト本編、「no.○○」が対応するダイジェスト図解版です。ご贔屓いただけると新作公開の励みになりますのでよろしくお願いいたします。え?頑張らなくていい……ですか

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