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第120話 「ライダー日記 4」

    1月27日。2003年版ライダーカード第二期発売が開始された。第一期ラッキーカード改訂版のゲットのために時間を費して、大幅に出遅れた上に多大な予算オーバーを食らっているので、なんとか挽回したいところである。第二期のカード番号は 327番から 436番迄で、今回の異種カードは OR6 から OR10の5枚のみである。ラッキーカード3種と雑誌付録のチェックリストカード3種を合わせて、全121種達成の記録である。

    今回は趣向を変えて、第一期終盤で当たりに当たったコレクターズボックスから攻めるとする。何せ、ラッキーカード三種は確実に入手したい。私の目論見はこうである。先ず、コレクターズボックスからは少なくとも1枚は出ると予想されるので、一枚目は計算できる。そしてこのボックスにはお敗けとして、カードアルバム一冊が与えられる。だがこれは、私にとっては無用の長物で、これを利用せぬ手はない。ラッキーカード1枚との交換を募り、二枚目の入手を狙うのである。最後の三枚目は最早常連となった問屋でのケース買いによって3枚目を入手すれば、コンプリート楽勝という算段である。

    早速この作戦を実行したいところであるが、生憎問屋は第二期入荷が未だらしく、コレクターズボックスの到着も2月下旬なので、それまでは購入を控えることにする。作戦通り行けば、二三日でコンプリート出来る筈だから、嘗ての 99年版の二セット目でもトレードしながら焦らず待つとする。

    【2月10日】1月31日の発売日から大分過ぎて、某雑誌付録のチェックリストカード3種を入手。本屋で最後の一冊を購入。99年版に意識が集中する余り、危うく忘れるところであった。

    【2月26日】予約済のコレクターズボックスが到着。カード108枚中、ノーマル新規60枚、OR6, OR7, OR10(二枚)の計4枚に加えてラッキー1枚を取得。残り43枚が重複だが、思惑通りの展開。早速アルバムとの交換希望者を募る。

    【2月28日】スーパーで7袋購入。14枚中、新規取得8枚、重複が6枚。約半分が重複カードとなる。アルバムとの交換希望者は出現せず。

    【2月29日】問屋で待望のケース買い。2箱購入。1箱目は 48枚中、新規25枚と、OR6, OR8 を取得。重複は21枚と重複率約5割をキープするも、ラッキーなしで出端を挫かれる。こんなこともあるさと気軽に2箱目を開封。新規11枚と OR6, OR8 をゲットするも、またまたラッキーなし。がーん。而も 35枚が重複。「ラッキーカードは1ケースに1枚入っているとは限りません」の文字が目に沁みる。

    【3月1日】気を取り直して、第一期で編出した必殺針点買いを試してみる。5袋10枚を購入し、新規1枚のみ。矢張り、ケースから一度もラッキーが出てないのに針点買いも何もない。再度、アルバムとの交換希望者を募る。

    【3月2日】流石に3箱連続でラッキーなしの可能性は薄いと見て、1箱買いを決断。48枚中、新規3枚、OR8 が1枚、重複44枚で、何とラッキーなし。ががーん。状況は段々酷くなる。一体何時になったらラッキーが出るのやら。そして交換希望者も出現せず。

    【3月6日】こうなれば自棄で、店にあるだけ全て買い占める。開封状態の半箱分と在庫の2箱で、〆て 2箱半の購入。これだけあれば流石に一枚はある筈だ。先ず、半箱の28枚からは新規2枚、残り26枚は重複するも、これでノーマルカードはコンプリート。あとは完全未開封の2ケースからラッキーカード二枚と OR9 が出れば十分である。だが1箱目の結果は、何れのカードもなし。そして2箱目から待望のラッキーカード。一枚目と同じ絵柄のラッキーカードだが、これで漸く二枚目である。

    【3月15日】OR9 とラッキー二種目を交換によってゲット。結局、一向に希望者の現われないアルバム交換策は諦め、三種目のラッキーカードはオークションから競り落とし、全種コンプリート。

    斯くしてコンプリートは遂げたものの、苦戦を強いられた第一期よりも更に多額の金を食って作戦失敗に終ったが、私も只では転ばない。これを反省し、第3期のコレクターズボックスを既に二箱予約しておいた。コンプリートの余韻も醒め遣らぬ 3月20日、第3期コレクターズボックスが届き、開封すると何と吃驚することに、各箱からラッキーカードが2枚ずつ。全て同じ絵柄だが合計4枚を取得し万事OK. 重複カードを交換して一週間後には、残すところ 546番と OR14 のみとなり、4月5日には交換によって OR14 をゲット。残り最後の一枚は、奇しくも最終番号である 546番。ここで旅行の準備調査予約の活動が入った為、一ヵ月休止を置いての 5月11日、交換によって最後の一枚を入手し、第三期蒐集も完了。

    重複カードの枚数も半端ではなく、番号の管理間違いで、放出してはならぬカードをトレードに出して仕舞ったり、既に所有のカードをトレードで入手してみたり、もう一セット揃って仕舞ったり、買う必要のなかったラッキーカードを高値で購入して仕舞ったりと色々なトラブルがあったが、こんな遊興は二度としたくないので、V3の復刻は止めて欲しいと密かに願うのである。

    というか、野村義男のカードは二度と出さないで貰いたい。

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    142話までは「パブロフの屁」(ぱりぱり噛めん:Parikame) のテキスト復刻版です。見出し形式「第○○話」がテキスト本編、「no.○○」が対応するダイジェスト図解版です。ご贔屓いただけると新作公開の励みになりますのでよろしくお願いいたします。え?頑張らなくていい……ですか

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