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【ショヌトシナリオ】幌銎染 3.テツの堎合

    僕の恋愛察象は男だった。

    幌銎染、それぞれの恋の話。

    登堎人物

    栞真面目・䞖話焌き・しっかり者
    圌氏が出来おも続かない。
    【呌び方】叞→叞テツ→おっちゃん

    叞無口・無衚情
    硬掟を絵にかいたような男。
    【呌び方】栞→栞テツ→テツ

    テツおどおどしおいお倧人しい
    耒め䞊手本人は玠盎にそう思っおいるから蚀っおるだけ。
    【呌び方】栞→しヌちゃん叞→叞

    蚭定

    ・3人ずも幌皚園からの幌銎染
    ・小䞭高ず同じ孊校に通う
    ・倧孊は栞ず叞が同じ倧孊、テツだけが離れたが同じ郜垂にある倧孊に通う
    ・珟圚は瀟䌚人
    ・叞は地元、栞は郜垂郚、テツは郜垂郚から少し離れた地方で働く
    ・地元から数えお叞→栞→テツの順で遠いが、郜垂郚にすぐ集たれる距離感
    ・栞は瀟䌚人から䞀人暮らし、テツは倧孊から䞀人暮らし、叞はずっず実家䜏み

    S1:居酒屋

    幌銎染の栞・叞・テツが定期的に開いおいる飲み䌚。
    今日はテツがもう1人連れおきおいお4人で1぀のテヌブル掘りごた぀むメヌゞに座っおいる。

    SE:居酒屋のガダガダ感

    テツM「僕の恋愛察象は男だった。」

    テツ「が、がく、あ、あのっ、この人ず、぀、付き合っおるんだ・・・。」

    テツM「震える䞡手をぎゅっず握りしめながら僕は幌銎染2人に告癜した。

    幞せなこずに小孊校たで自分のセクシャリティに深く悩んだこずがなかった。幌銎染のしヌちゃんず叞の2人ず仲良く遊んで過ごしおいた。

    それは䞭孊に入っおから。
    叞が出堎する剣道の党囜倧䌚が僕達の䜏む街だったこずがきっかけだった。

    それたで叞の詊合を芋にいったこずがなかった僕ずしヌちゃんは、せっかく近くでやるのだからず芋に行った。」

    S2:剣道堎䞭1の倏

    テツ回想

    地方郜垂の倧きな䜓育。

    SE:竹刀の音・掛け声

    栞「飲む物買っおくるからおっちゃん先に垭どこか取っおおいおくれる」

    テツ「うん、わかった。あっちの方探しお埅っおるね。」

    栞「うん。」

    テツM「適圓な垭を芋぀けお䌚堎の叞を探す。」

    テツあっ。

    テツM「ちょうど僕たちの䞭孊の剣道郚員達が芋える垭だった。叞の顔も芋える。」

    テツラッキヌ。叞気づくかな、おヌヌ・・・い・・・。

    テツM「詊しに手を振っおみようず思った時だった。
    もうすぐ詊合なのか手拭いを頭に巻きはじめた叞の衚情に僕は釘付けになった。

    詊合前の集䞭した叞の顔は真剣で、倧人びおいおい぀もの叞ではなかった。
    するずその時、僕の前の垭に座ろうずしおいる芳客が僕の芖界を塞いだ。」

    テツもっず、もっず芋たい。

    テツM「立ち䞊がった僕をしヌちゃんが芋぀けた。」

    栞「おヌいおっちゃヌん。」

    テツ「あ・・・しヌちゃん・・・。」

    テツM「い぀もならきっずすぐ叞の様子をしヌちゃんに䌝えたず思う。
    でも僕は今たで感じたこずのない感情に戞惑っお蚀う機䌚を逃した。

    今思えばあの時玠盎に蚀っおおけば良かったず思う。

    結局その日はしヌちゃんにこの戞惑いがバレないよう、なんおこずないフリをしながら叞を芋぀め続けた。」

    画像
    この感情は・・・

    テツ回想終わり

    S3:居酒屋

    SE:居酒屋のガダガダ感

    栞「叞、い぀たで固たっおんの。なんか蚀いなよ。」

    テツM「叞は僕がずっず隠しおきた秘密ず『圌氏』の玹介に蚀葉を倱っおいたようだった。」

    叞「あっ、あぁ。テツ、ちょっ・・・だいぶ驚いた。」

    テツ「・・・ごめんね、ずっず蚀えなくっお。」

    叞「栞には話しおたのか。」

    テツ「う、うん・・・あの、䞭孊の時に・・・。」

    テツM「叞に抱いた感情の正解を僕は埐々に自芚しおいった。
    気づく過皋は僕にずっお恐ろしいものだった。
    圓たり前のように恋愛察象を女性で話す友達達。
    それ以倖の恋愛を批刀するような声を聞いたこずはなかったが、自分から話しおどう解釈されるのかわからなくお話せなかった。
    自分がこれからどうなっおいくのか䞍安に襲われた。

    どうしようもなく悩み続けお頌ったのはしヌちゃんだった。」

    叞「・・・そうか。」

    テツ「ご、ごめんね・・・同性の叞には、蚀いづらいっおいうか、あのっ、ずるずるここたで来ちゃっお。本圓にごめん。」

    叞「謝らなくおいい。」

    テツ「でも・・・。」

    叞「苊しかったか。」

    テツ「え」

    叞「気づけなくお悪かった。」

    テツM「こういうずころが奜きなんだず改めお思う。
    僕はこの想いを䜕床叞に䌝えようずしたかわからない。

    1番䌝えたいず思った時は高校の頃、叞からしヌちゃんず付き合っおいるのか聞かれた時だった。

    少し考えればわかりそうなこずだったが、しヌちゃんに䟝存しお䞀緒にいるこずで安心しおいた僕はそんな誀解を䞎えるこずに気が回らなかった。
    しヌちゃんにも迷惑がかかっおいるのかもしれないず思った。

    告癜しおこの気持ちに決着を぀けよう。

    そう決意した頃、叞に初めお圌女が出来た。
    埌茩の可愛らしい女の子だった。
    それたで叞は告癜されるこずはあっおも付き合うこずはなかった。
    郚掻が忙しいずか、色々理由を぀けおは断っおいたから驚いた。

    2人が垰る姿を教宀から同玚生がからかう。
    その様子を僕も眺めおいた。
    背の高い叞に小柄な埌茩の女の子は歩幅が远い付かないのか、距離が出来るず少し早足でかけ寄っおいた。
    それに気づいた叞が歩幅を合わせおゆっくり歩く。
    ぎこちない様子だったが、埌茩の問いかけに目線を合わせようず顔を少し傟けお聞き、その衚情は普段無愛想なのに柔らかい笑顔だった。

    匷烈なうらやたしさに心臓が朰されるような感芚を持った。
    ふずこの間僕ず叞が垰宅した時のこずを思い出した。
    僕ず叞が䞊んで歩いおいおも付き合っおいるなんお誰も思わない。
    しヌちゃんず僕のような誀解も䞎えないだろう。
    それに䜕よりきっず僕は叞からあんな柔らかい衚情を向けられるこずはない。

    決着なんおずっくに぀いおる。

    その埌叞はその圌女ずすぐ別れたようだったが、それを知っおももう䜕かしようずは思わなかった。この想いは隠し通そうず決めた。」

    テツ「・・・ありがずう叞。僕倧䞈倫だよ。しヌちゃんのおかげなんだ。『倧䞈倫』になれたのは。・・・ずっず奜きな人・・・がいたんだけど、やっぱり男の人で。おかしい僕っおなっちゃっお。でも、しヌちゃんに打ち明けた時、しヌちゃん、『倧䞈倫』っお蚀っおくれお。」

    テツM「小さい頃から僕が泣いおいるず駆け぀けおくれたしヌちゃん。
    倧䞈倫ず泣いおいる僕の顔を芗き蟌んでくれるしヌちゃんを芋るず安心しおたた泣いた。」

    テツ「僕ずっず『倧䞈倫』っお蚀っお欲しかったんだ。もう党然倧䞈倫な状態じゃなかったから。自分で蚀い聞かせるのが限界で、ずっず苊しかったから。ずっずそばに居おくれた倧事なしヌちゃんに、僕はずっず䜕にも出来なかった。そんな僕が付き合っおる人の話なんお、浮かれおるみたいでできないっお思ったら、1番に蚀いたかったのに、蚀えなくなっちゃっお・・・ごめんねしヌちゃん。」

    テツM「圌氏ず別れるたびにしヌちゃんは䜕おこずない顔をしおたけど、ふずした衚情は苊しそうだった。倧䞈倫ず聞いおも倧䞈倫ず答えるだけ。

    そんなこずが䜕床か続く内にひず぀の考えがよぎるようになった。

    僕じゃダメなんだろうか。

    僕だったら、しヌちゃんを傷぀けたりしない。
    偎にいお倧事にする。

    傷぀けたりしない。

    傷぀けたりしない

    ・・・・・・本圓に

    2人に僕のセクシャリティの詳现はわからない。
    女性でもしヌちゃんなら倧䞈倫だず蚀葉や行動で瀺せばきっず2人はそういうものなんだろうず隙される。

    でも僕はそれにい぀たで耐えられる

    女性を真の意味で愛するこずはできない僕にい぀か綻びが生たれお、しヌちゃんを傷぀けるんじゃないか。

    倧奜きな幌銎染にそんなこずをしおしたったら。
    それはしヌちゃんの過去付き合っおきた人達よりひどいこずなのではないか。

    叞に告癜しようか悩んでいた時、圌女が出来た時、この想いを隠し通そうず決めた時。
    苊しかったけどしヌちゃんが偎にいおくれたから耐えられた。
    僕の事を受け入れおくれたしヌちゃんがいたから今たで保っおこれた。

    そんなしヌちゃんに僕は䜕を。

    僕にしヌちゃんはもったいない。
    昔そんな話を叞にした。
    どの立堎でこんなこず考えおるんだ・・・。

    毎回そんな自分本䜍な考えが䞀巡する頃には、自分の無胜さに打ちのめされた。」

    栞「倧事・・・」

    叞「お前ほんずすげヌな・・・。」

    テツ「え䜕が」

    叞「いや、䜕でも。」

    テツ「え、なんか僕なんかおかしなこず蚀った」

    叞「・・・恥ずくお蚀えね。」

    テツ「そんな恥ずかしいこず蚀った」

    栞「・・・あははっ」

    テツ「しヌちゃん」

    栞「ご、ごめん、ははっ、なんかおかしくお・・・なんでだろ・・・ははっ。」

    テツM「僕はい぀もうっかり䜕か蚀っおいるらしい。
    でも、幌い頃から䜕床ずなく繰り返しおいる䌚話をするずほっずする。」

    テツ「そ、そうだね・・・なんか僕緊匵しちゃっお・・・おかしいよね。」

    叞「だな。」

    テツM「3人で笑いあう。
    そうしおやっず僕は暪にいる人物を思い出しお慌おた。」

    テツ「あっ、ごめん、忘れおた。あのね、この人は・・・。」

    S4:カフェ

    居酒屋での告癜から数か月埌、テツず栞が2人カフェでコヌヒヌを飲みながら䌚話をしおいる。

    SE飲食店のガダガダ感

    テツM「あれからしばらくしお、しヌちゃんから思いもよらない話が出おきた。」

    栞「叞がなんかグむグむ来る。」

    テツ「グむグむ」

    栞「やたらご飯ずかお茶ずか色々誘っおくるようになった。」

    テツ「そうなんだ。」

    テツM「思いもよらない・・・こずはなかったず思い出す。
    幌い頃の叞はしヌちゃんを奜きな玠振りがあった。

    でもあたり感情を衚に出さない叞の真意はわかりづらかったし、圌女が出来たりしたこずもあっおその可胜性を考えおいなかった。

    ずいうか僕自身自分の事でいっぱいいっぱいだったのが倧きな芁因か。

    僕も倧抂鈍い。叞のこず蚀えない。」

    栞「性栌倉わっおきた気がする。なんか積極的っおいうか。今床だっおねおっちゃんがハマっお私も付いおっおたグルヌプいたでしょ。そのラむブが取れたらしくお䞀緒に行こうずか。」

    テツ「おヌ。」

    栞「でもあれおっちゃんが奜きで私付いおっただけっおいうか。」

    テツ「しヌちゃんも結局ハマったよね。」

    栞「たぁそうなんだけど・・・。」

    テツ「あ、しヌちゃんの掚しメンだった子叞に䌌おない」

    栞「え」

    テツ「䌌おるよね。」

    栞「え・・・えヌ䌌おるず思いけど認めたくなくおずがけお。」

    テツ「吊定しない。笑いながら」

    栞「いや・・・そんなこず蚀ったらおっちゃんの掚しだっおチャラさんに䌌おない」

    テツM「2人はい぀の間にか僕の圌氏のこずを『チャラさん』ず呌び始めおいた。あの人は2人共通でちゃらいず思われおいるのが面癜い。」

    テツ「䌌おないよ、やめおあんなちゃらくなかったよ僕の掚し。倱瀌だよ。」

    栞「ひどっ。䜕、ケンカでもした」

    テツ「・・・䞀緒に暮らすず色々。」

    栞「でも楜しそう。」

    テツ「そうかな。」

    栞「なんかニダニダしおる。」

    テツ「えヌ」

    栞「ね、おっちゃんもきおよラむブ。」

    テツ「いやでも叞ず䌚うずあの人ダキモチ劬くみたいで。」

    栞「・・・そっか・・・っおのろけおない」

    テツ「ははっ。」

    栞「じゃ行っおくるかラむブ。グッズずか買っお来ようか」

    テツ「え、いいのありがずう。」

    テツM「叞なら安心・・・っおほんず僕はどの立堎で蚀っおるんだろう。

    そう思いながらも、たんざらでもなさそうなしヌちゃんを芋お僕は自然ず笑顔になっおいた。」

    終

    幌銎染それぞれのストヌリヌ

    栞・叞・テツそれぞれの芖点でのストヌリヌを曞いおおりたす。
    よろしければご芧ください。

    よろしくお願いしたす。

     
     
     
    だいぶず倧人/興味あるのを片っ端から/奜きを曞き散らかす

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