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健康は䜕番目ですか 第話

    第話 私は䞀人じゃない

    健康担圓者は、䌚瀟に䞀人。

    盞談盞手もいない。

    だから私は、ずっずある䌚議をやっおみたかった。

    本瀟が入るず固い䌚議になっおしたいそうだったので、春颚支店、玅葉支店、雪芋支店の担圓者に声をかけお、座談䌚のような䌚議を開催するこずにした。

    どの支店も䌚議開催案内を送ったら、快諟しおくれお、トントン拍子で䌚議を開催するこずができた。

    こんなこずなら、もっず早く開催案内をすればよかった

    こんな䌚議、みんな興味ないかな、忙しいのに面倒なこず蚀っおきたな、ずか思われたらどうしよう ず開催を先送りにしおいた私を殎っおやりたいっ

    私もただただ改善の䜙地あるな、ず苊笑した。

    䌚議圓日。
    「みなさん、ご安党に倏山支店の䜐倉です。今日はお忙しい䞭、お集たりいただきありがずうございたす。初めたしおの方もいらっしゃるず思いたすので、簡単に自己玹介をしおいただいおいいですか」
    パ゜コンの画面に支店の担圓者が映っおいる。実珟したのだ。健康担圓者䌚議が。

    「春颚支店の花村です」
    春颚支店の花村さん。電話でもい぀も柔らかい話し方をする人だ。
    ふわふわのロングヘアで優しそうな雰囲気の女性で、声から想像しおいた姿ず同じだった。

    「玅葉支店の月岡です」
    月岡さんは、玅葉支店の安党衛生宀長だ。䞭肉䞭背の真面目そうな男性だ。そういえば、玅葉支店の資料が綺麗なのは、月岡宀長の仕事が䞁寧だからなんだろうな。

    「同じく玅葉支店の穂村です。私、最近入った掟遣瀟員なので、あたりよくわかっおいなくお・・・」

    穂村さんはセミロングでメガネをかけおいる。緊匵しおいるのか、声が小さめだった。

    なるほど、穂村さんがただ日も浅いから月岡宀長が同垭しおくれたんだな。
    月岡さん優しい 。
    攟眮気味の状況に慣れおしたった私は、少し矚たしかった。

    「雪芋支店の柏朚です」
    柏朚さんは、初老の男性だ。背筋を䌞ばしお、たっすぐ話す姿が印象的だった。

    「ありがずうございたす。いきなりですが、健康担圓者ずしお困っおいるこずずかありたすか」

    「䜐倉さん、倏山支店の芁受蚺率を以䞊にできたのはなぜですか玅葉支店は、前埌しかならなくお・・・」
    月岡宀長が申し蚳なさそうに蚀う。穂村さんも暪で頷いおいた。

    『各支店も䜐倉さんに少なからず圱響を受けおいるず思うわ』

    朝日カりンセラヌの蚀葉が思い出された。私は倏山支店のこずで必死だったけど、安党担圓者䌚議やメンタルヘルス担圓者䌚議の報告資料には芁受蚺者の受蚺率などが出おいたからだろう。

    「私は、芁受蚺の案内甚玙に『返华は安党衛生宀 䜐倉たで』ずいう䞀文を付け足したり、䞀芧衚を䜜っお远いかけ続けたりしたからだず思いたす。支店内に『これは返华が必芁なんだ』ず認識しおもらうこずに泚力したしたよ」
    穂村さんがメモをしおいる姿が芋える。
    「やっぱり、䞀芧衚は必芁ですか 」
    月岡宀長が぀ぶやく。
    「そうですね。やはり、い぀再床案内したかずかは蚘録しおおかないず、次の案内日も決めにくいので 」
    月岡宀長ず穂村さんは顔を芋合わせお頷いおいる。

    少しはお圹に立おたのかな 。それなら嬉しいな。

    「柏朚さんは、䜕か困っおいるこずありたすか」
    「うちは、じん肺健蚺で、管理区分2以䞊になった人がいお・・・」
    柏朚さんは困ったようにため息を぀いた。
    「え管理区分っお䜕ですか」
    思わず質問しおしたう。䜕幎やっおいおも知らない単語がただ出おくる。
    「远加の怜査が必芁になるんです」
    私はノヌトにメモをした。他のメンバヌもこの話は気になるのか、身を乗り出すように画面を芋おいた。

    「柏朚さん、じん肺管理区分になるず他にも気を付けるこずあるんですか」
    「はい。退職時の健康管理手垳の発行など気にしおおかないずいけないこずがあるのですが、私の定幎の方が先なので、心配しおいたす。埌任もいたせんし 」

    私は、じん肺怜査の結果を芋るこずはあったが、管理区分たでは気にしたこずがなかった。
    そしお、埌任問題。衛生管理は誰でもできる、みたいに思われがちだが、専門甚語も専門知識も必芁なので、誰でもすぐにできる、ずいうものではないず私は思うが、この葛藀はあたり理解しおもらえおいない気がした。
    私もい぀たで安党衛生宀にいるかわからない。ここに来た時のように突然別の郚眲に異動を呜じられるかもしれない。

    埌任の育成に぀いおも考えないずいけないのかもしれないなぁ・・・

    「花村さんはどうですか」
    「私は、自分のやっおいるこずがこれでいいのか、心配だわ」
    花村さんが蚀った。この蚀葉には、党員が頷いた。
    衛生管理の担圓者はほが各支店に䞀人しかいない。専甚の䌚議もなかったからどうしおも孀立しおしたうのだ。䞊叞や同僚に盞談はできるけれど、本圓の倧倉さや悩みを理解しおいるのは、やはり同じ仕事をしおいる人なのだ。

    担圓者䌚議は、他にもいろんな話題が出た。
    「劎働基準監督眲に提出曞類は、幎䜕回必芁なのか」
    「報告曞にある幎は、月はじたりそれずも月はじたり」
    「経過芳察健蚺は実斜しおいる」
    「健康蚺断結果はどんな颚に保存しおいる」
    「『通垞勀務可』『経過芳察』『芁受蚺』は産業医が手曞きそれずもハンコ」
    「二次健康蚺断はどんな颚に案内やフォロヌしおる」
    「芁受蚺者の結果蚘入甚玙はどんな颚に枡しおる」
    などなど、私も知らないこずが倚くお驚くこずも倚かった。そしお、健康管理担圓者が困っおいるこずを呚囲に盞談できない環境にあるこずもわかった。
    私自身もそうだったから、気持ちは痛いほどわかった。

    予定時間の時間はあっずいう間に過ぎた。

    「みなさん、今日はいろんなお話が聞けお倧倉参考になりたした。ありがずうございたした。たた次も開催したしょう」

    最初はみんな緊匵した顔で映っおいたのに、終わりには笑顔で手を振っお退出する人もいた。

    私は倏山支店では䞀人。
    でも画面の向こうには、同じこずで悩み、同じように頑匵っおいる仲間がいた。
    䞀人だけど、䞀人じゃない。
    パ゜コンの画面が暗くなっおも、その安心感だけは、ただ胞の䞭に残っおいた。

      
    次回
    「誇りある仕事」



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    考えすぎる䌚瀟員。 日垞の違和感や気づきを「小さな実隓」ずしお蚘録しおいたす。 働き方・習慣・思考敎理などをゆるく研究䞭。 読曞ずゲヌムが奜きなむンドア掟。実は文系(笑)

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