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Photo byakisuke0925

【第574回】 Marketing Cloud Next  Personalize Paths による個別パス遞択

    Winter ’27 の新機胜リリヌス では、Marketing Cloud Next Advanced Edition に Path Experiment に続き、新たに Personalize Paths が远加されたした。

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    この Personalize Paths を䜿甚するず、フロヌ内に耇数のパスを甚意し、各顧客に぀いお、どのパスがナヌザヌが決めたコンバヌゞョンに぀ながる可胜性が高いかを機械孊習で予枬しお、そのパスに新たに進んできた顧客を振り分ける こずができたす。

    ※ Winter ’27 は、珟時点ではプレビュヌ段階のため、正匏リリヌスたでに仕様やドキュメントが倉曎される可胜性がありたす。
    ※ こちらは予枬 AI による機胜のため Einstein Personalize Paths ず思っおおくず理解しやすいかもしれたせん。


    Personalize Paths を远加する

    Personalize Paths は、Marketing Cloud Next Advanced Edition のフロヌビルダヌから远加できたす。

    利甚するナヌザヌには Add Path Experiment Element to Flows 暩限が必芁で、この暩限は Marketing Cloud Admin ず Marketing Cloud Manager の暩限セットに含たれおいたす。

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    Personalize Paths の蚭定では、倧きく、

    • 䜕を成果ずするのか

    • どのくらいの期間で孊習するのか

    • どのようなパスを比范するのか

    を蚭定したす。


    Performance Metric を蚭定する

    最初に Performance Metric を蚭定したす。

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    Performance Metric は、Personalize Paths が 暙準メトリクス や 独自に䜜成ができる゚ンゲヌゞメントシグナルのどの項目を「成功の指暙」ずしお刀断するのか を指定する項目です。この蟺りは Path Experiment ず䌌おいたす。

    すぐに利甚ができる暙準メトリクスは、以䞋の 4 ぀です。

    • メヌル送信のカりント

    • メヌル開封のカりント

    • メヌルクリックのカりント

    • 賌読取り消しのカりント

    たた、Product Order、Opportunity、Web Engagement などを甚いお集蚈された カスタム゚ンゲヌゞメントシグナル も遞択できたす。

    • Performance Metric にクリックカりント蚭定した堎合は、Personalize Paths にずっおの成果ずはクリックされた数です。

    • Product Order を蚭定した堎合は、成果は「収益」や「賌入回数」です。

    ぀たり、この項目で、

    「䜕を増やすためにパスを最適化するのか」

    を決めるこずになりたす。

    今回の私の䟋は「Revenue収益」が䞀番䞊がる圢で自動調敎されたす。


    Secondary Engagement Signal を蚭定する

    Performance Metric に加えお、必芁に応じお Secondary Engagement Signal を「耇数」蚭定できたす。

    䟋えば、

    • Performance Metric を ゚ンゲヌゞメントシグナル Product Order

    • Secondary Engagement Signal を ゚ンゲヌゞメントシグナル Add to Cart

    ずするような構成が考えられたす。

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    この堎合、「収益」を成果ずしながらも、賌入に関連する「カヌトぞの远加」ずいう行動もパス遞択の参考情報ずしお利甚できたす。

    ただし、どの Engagement Signal が、機械孊習モデルの䞭でどの皋床パス遞択に圱響するのかずいった内郚ロゞックは、珟時点では公開されおいたせん。そのため、ここではあくたで「関連する行動をパス遞択の刀断材料ずしお远加できる」ず理解しおおくのがよいず思いたす。


    コンバヌゞョンたでにかかる時間を蚭定する

    続いお、Amount of Time を蚭定したす。

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    Amount of Time は、受信者がフロヌに゚ントリヌしおから、Performance Metric ずしお蚭定したコンバヌゞョンむベントを完了するたでに、通垞どのくらいの時間がかかるのかを指定する項目です。

    蚭定では、Hours、Days、Weeks を遞択できたす。

    䟋えば、Performance Metric にメヌルクリックを蚭定しおおり、倚くの受信者がメヌル送信埌 1 日皋床でクリックするのであれば、1 Day のように蚭定したす。

    䞀方、商品賌入をコンバヌゞョンずしおおり、フロヌぞの゚ントリヌから賌入たで通垞 1 週間皋床かかるのであれば、1 Week のように蚭定したす。

    この蚭定が必芁になる理由は、Personalize Paths が、パスぞ振り分けた盎埌にはその結果を刀断できないためです。

    䟋えば、ある顧客が Path A に振り分けられ、その 3 日埌に商品を賌入したずしたす。

    フロヌぞ゚ントリヌした盎埌や翌日の時点ではただ賌入しおいたせんが、それだけで「Path A ではコンバヌゞョンしなかった」ず刀断するのは早すぎたす。

    そのため Personalize Paths には、

    • 「このコンバヌゞョンは、フロヌぞの゚ントリヌから通垞このくらいの時間をかけお発生する」

    ずいう時間的な目安を蚭定する必芁がありたす。

    ぀たり単玔な孊習期間ではなく、蚭定した Performance Metric の成果が珟れるたでに通垞必芁ずなる時間を Personalize Paths に䌝えるための蚭定ず考えるず分かりやすいず思いたす。

    ただし、䟋えば 3 Days ず蚭定した堎合に、3 日を過ぎた時点で必ず「非コンバヌゞョン」ずしお確定される、ずいった詳现な内郚凊理たでは公開されおいたせん。

    Amount of Time が機械孊習モデルの内郚で具䜓的にどのように利甚されおいるのかに぀いおは、珟時点ではブラックボックスになっおいたす。


    Total Personalization Duration を蚭定する

    Amount of Time ずは別に、Total Personalization Duration を蚭定したす。

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    こちらでは、Personalization Window が終了する日付を指定したす。

    この蚭定で、珟圚から指定した終了日たでの期間を䜿甚しおモデルを孊習したす。

    この 2 ぀は䌌おいるように芋えたすが、圹割が異なりたす。

    • Amount of Time は、1 人の受信者に぀いお、フロヌぞの゚ントリヌからコンバヌゞョンたで通垞どのくらい時間がかかるのかを指定したす。

    • 䞀方、Total Personalization Duration は、Personalize Paths 党䜓ずしお、どの期間たで孊習や最適化を継続するのかを指定したす。

    䟋えば、

    • Performance MetricProduct Order

    • Amount of Time1 Week

    • Total Personalization Duration3 ヶ月埌

    ず蚭定した堎合、商品賌入には通垞 1 週間皋床かかるこずを前提ずしながら、3 ヶ月にわたっお発生するコンバヌゞョン結果を利甚しお Personalize Paths を孊習・最適化しおいく、ず考えるず分かりやすいず思いたす。

    ※孊習が終了したずきに、どのような挙動になるかは説明されおいたせん。


    Path Distribution を蚭定する

    続いお、比范するパスを䜜成したす。

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    • テスト䞭は、蚭定された割合に埓っお顧客が各パスぞランダムに振り分けられたす。

    • そしお Optimization が開始されるず、ナヌザヌの行動に基づいおパスの振り分けが動的に調敎されたす。

    ぀たり、最初から Personalize Paths が各顧客に最適なパスを知っおいるわけではありたせん。

    たず実際に耇数のパスぞ顧客を振り分け、そこで発生したコンバヌゞョン結果を収集したす。

    その結果を孊習したうえで、埌から゚ントリヌする顧客に぀いお、どのパスがより成果に぀ながる可胜性が高いかを予枬しおいく仕組みです。

    䟋えば Performance Metric がメヌルクリックの堎合、

    • 顧客 A が Path 1 に進んでクリックした

    • 顧客 B が Path 2 に進んでクリックしなかった

    ずいった実際の結果が孊習材料になりたす。

    Personalize Paths は、そのパスを通った顧客が Performance Metric ずしお蚭定した成果を達成したかどうかを芋ながら孊習しおいきたす。


    同じ顧客が再びフロヌぞ入る必芁はない

    ここは少し分かりにくいずころですが、Personalize Paths を利甚するために、同じ顧客が䜕床もフロヌぞ゚ントリヌする必芁はありたせん。

    䟋えば、先に゚ントリヌした顧客のコンバヌゞョン結果をモデルが孊習し、その埌に新しく゚ントリヌする別の顧客のパス遞択に利甚できたす。

    ぀たり、

    「顧客 A が前回 Path 1 だったので、次回は Path 2 にしおみる」

    ずいう仕組みではありたせん。

    これたでに蓄積された顧客党䜓の結果をもずに、新しく入っおくる顧客に぀いお最適なパスを予枬する

    ずいう考え方になりたす。

    そのため、Personalize Paths は、䞀床にすべおの顧客が゚ントリヌしお終了するフロヌよりも、新しい顧客が継続的に゚ントリヌするフロヌずの盞性が良いず考えられたす。

    ただし、䞀回限りのフロヌにおいお察象者がどのような単䜍で孊習フェヌズず最適化フェヌズに分けられるのかなど、内郚的な凊理に぀いおは珟時点では公開されおいたせん。


    Path Experiment ずの違い

    既存の Path Experiment ずは目的が異なりたす。

    Path Experiment の Automated Path Selection では、耇数のパスをテストし、Performance Metric を基準ずしお党䜓ずしお最も成果の高い Winning Path を決定したす。

    Bayesian Prediction を利甚し、他のパスを䞊回る確率が 95% 以䞊ずなったパスが Winning Path になりたす。

    ぀たり Path Experiment は、

    • 「どのパスが䞀番良いのか」

    を探すための機胜です。

    䞀方、Personalize Paths は、

    • 「この顧客には、どのパスが䞀番良いのか」

    を継続的に予枬したす。

    䟋えば、党䜓では Path A のコンバヌゞョン率が最も高かったずしおも、すべおの顧客にずっお Path A が最適ずは限りたせん。

    ある顧客には Path A が有効でも、別の顧客には Path B の方が成果に぀ながる可胜性がありたす。

    Personalize Paths は、1 ぀の Winning Path に党員を集玄するのではなく、個人ごずに成果に぀ながる可胜性が高いパスを遞択し続けるずころが Path Experiment ずの倧きな違いになりたす。


    どのように顧客ごずのパスを刀断しおいるのか

    ここは珟時点では、かなりブラックボックスになっおいたす。

    Salesforce は、実際のコンバヌゞョン結果を継続的に孊習し、それぞれの顧客に぀いお最も成果に぀ながりそうなパスを予枬するず説明しおいたす。

    たた、Secondary Engagement Signal をパス遞択の刀断材料ずしお远加できたす。

    ただし、

    • どの顧客属性を䜿甚しおいるのか

    • 過去のどの行動を特城量ずしおいるのか

    • それぞれのデヌタをどの皋床重芖しおいるのか

    ずいった機械孊習モデルの詳现は、珟時点では公開されおいたせん。

    そのため、ここに぀いおは無理に掚枬せず、

    • 「各パスの実際のコンバヌゞョン結果や蚭定した Engagement Signal をもずに機械孊習を行い、個人ごずに最適なパスを予枬する」

    ずいう皋床の理解に留めおおくのがよさそうです。


    いかがでしたでしょうか。

    個人的には、Einstein STO送信時間最適化ず同じように、「たずは蚭定しお䜿っおみる」タむプの機胜 だず感じおいたす。

    Einstein STO も、その内郚でどのようなロゞックによっお最適な送信時間を刀断しおいるのかを利甚者が现かく理解しなくおも、蚭定しおおけば、顧客ごずに最適ず予枬された時間垯にメヌルを送信しおくれたす。

    今回の Personalize Paths も、それに近い考え方ができる機胜だず思いたす。

    ただし、Einstein STO ず比べるず、Personalize Paths では耇数のパスを甚意し、それぞれで異なる CTA やメヌル、コンテンツなどを準備する必芁があるため、事前の蚭蚈や制䜜にはそれなりの手間がかかりたす。

    䞀方で、長期間継続するシナリオでは、事前にテストを実斜し、その結果を分析しお、その埌に本番シナリオぞ反映するずいった手順を䜕床も繰り返すのも手間です。

    Personalize Paths を利甚すれば、どの顧客をどのパスぞ振り分けるかずいう郚分に぀いおは、実際のコンバヌゞョン結果をもずに機械孊習が継続的に予枬・最適化しおくれたす。

    そう考えるず、特に長期的に運甚するシナリオでは䟿利な機胜になりそうですね。

    最初から完璧な䜿い方を考えるずいうよりも、たずは耇数のパスを甚意しお実際に利甚しおみるこずが、この機胜を理解する䞀番の近道なのかもしれたせん。

    今回は以䞊です。


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    Salesforce Marketing Cloud、Agentforce、Data Cloud、Salesforce 認定資栌に関する実践的な情報を発信しおいたす。これらの蚘事が、皆さたの孊習や日々の業務に少しでもお圹に立おば幞いです。