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【第575回】 Marketing Cloud Next : メール送信後の遷移先 URL の変更

    Nobuyuki Watanabe

    Marketing Cloud Engagement の Email Studio には、以前から「Update Job Links」という、送信後にトラッキングリンクの遷移先 URL を変更できる機能があります。

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    ※ Journey Builder (Triggered Send 扱い)では利用できない機能のため、遷移先 URL の変更ができる認識が薄い人もいたかもしれません。

    Winter ’27 新機能リリース では、これと同様に送信後のリンクを修正できる「Post-Send Link Editing」が Marketing Cloud Next にも追加されました。

    例えば、以下のようなケースで役立ちます。

    • 仮の URL を設定したまま、誤ってメールを送信してしまった

    • キャンペーン終了後も、過去に送信したメールからキャンペーン用 LP へアクセスできる状態になっている

    • リンク先のページ側で URL を変更する必要が生じた

    この機能で特に興味深いのが、現時点では

    「カスタマーサポートへのケース申請が必要」

    という点です。

    ケースを通じてカスタマーサポートがリンク先の変更処理を行うと、処理完了後、変更内容は 5 分以内に反映される とされています。

    ただし、この仕組みについてはまだ分からない点も多くあります。

    例えば、カスタマーサポートの対応状況によっては、週末や休日に実行されるようにスケジュール対応してもらえるのか、また、このようなリンク修正のケースがどの程度の優先度で処理されるのかなど、現時点では不明です。

    緊急時に利用する可能性のある機能であることを考えると、将来的には Marketing Cloud Engagement の Email Studio のように、ユーザー自身が画面上から変更できるようになると、より使いやすくなりそうですね。


    考慮事項

    • クリックのトラッキング機能が有効化 されていることが前提です。

    • リンクに 差し込みフィールドなどの動的な値 が含まれている場合、変更後は 1 つの静的 URL へのリダイレクト となります。

    • すべての編集内容は、ユーザー、タイムスタンプ、変更前の値、変更後の値 とともに監査されます。

      • ⇒ これらの監査情報をユーザーがどこから確認できるのかについては、現時点では不明です。


    いかがでしたでしょうか。

    この機能は、さすがに私自身でもまだ試すことができません。また、現時点では公式のヘルプドキュメントも公開されていないため、詳細な仕様については分からない部分が多くあります。

    ただ、Winter ’27 の新機能リリース以降は 「送信後でもリンク先を修正できる仕組みが Marketing Cloud Next に存在する」 ということを知っておくだけでも、万が一リンク先を誤ったままメールを送信してしまった場合などに役立つ可能性があります。

    いざというときのために、ぜひ覚えておきましょう。

    今回は以上です。


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