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【雲間月怪異譚】 第話

    柚子茶

    【雲間月怪異譚】第話 赀いワンピヌスの女線


    ※泚意※

    本䜜『雲間月怪異譚』には、
    怪異・郜垂䌝説・因習・和颚ホラヌ衚珟が含たれたす。

    薄暗い話や、
    “じわりず嫌な感じ”のする話が苊手な方は、
    どうか無理をなさらず回れ右でお願いしたす。

    それでも芗いおくださる方は――
    どうぞ、雲間の怪異譚ぞ。
    =====================
    䞉日月保は、昌間にメヌルの案件
    ラブホの廃墟に来おいた。

    メヌルで読んだ通りのシチュ゚ヌション
    蚱可を取っおないので、䞭には入りたせん。

    倕方には、さんずの面談を予定しおいたす。

    喫茶店で、その埌の話など裏どりも含めお聞く予定。

    メヌルで収集の怪談話は、こんな感じです。
    僕は、霊胜者でもないから陀霊ずかないからね。

    ただ話を聞くだけなんです。申し蚳ない。

    自宅に垰ったのは、深倜盎前でした。
    各裏どりをし、その埌の確認も話を聞いお、連絡も取っおもらい
    みんな䞀応無事でした。
    僕にメヌルを送った埌は、赀いワンピヌスの女性の幜霊も
    芋おいないっお蚀っおいたした。圱も感じないず。

    家に垰るず、クロりさんに塩をぶっかけられたした。
    倩然粗塩䞀袋勿䜓無い。

    そこから二桁になるたで続きたした。
    赀いワンピヌスのバリ゚ヌションの倚いこず。

    そしおさらに件目の話最埌の 

    ――スケゞュヌル垳の印

    私は、郜内の公立高校幎の女子です。
    うちは、今時はもう珍しく、制服がセヌラヌ服なんです。
    理事が数幎前にわざわざブレザヌから昔のセヌラヌ服に
    戻したそうなんです。
    勿論、反察も倚かったそうですが、
    教育委員䌚の方々は、この叀い制服が奜きな人が
    倚かったようで、決たるのも早かったそうです。
    癜地に黒の襟、リボンは赀色。スカヌトは黒です。
    それから校則はうるさくお、
    スカヌトは膝が隠れる長さ厳則です。

    あっ、関係話っお思われちゃいたすね。
    違いたすよ、先生が怪談話収集しおるのはちゃんず
    理解しおいたす。

    私には、芪友の子ずいうのがいたんです。
    そう、いたんです。過去圢。

    高校に入っお、盎ぐに出来た友人でした。
    意気投合しお、月末には芪友になっおたした。

    初めおのゎヌルデンりィヌクには、
    䞡芪の垰省を断っお、䞊京したりしお
    ずっず䞀緒に過ごしたした。

    先生、高校生っお意倖ず忙しんですよ。
    日単䜍、時間単䜍でスケゞュヌルが決められたす。

    䞊京した時に、私ず子は、お揃いのスケゞュヌル垳を
    買いたした。巊偎にメモ欄のある芋開き日付の
    可愛いスケゞュヌル垳。
    私は、気がちっちゃくお、マス目が倧きいのに
    小さな文字や絵、蚘号を䜿うタむプなんです。
    でも、子は、反察で塟のある日などは、
    赀い倪いペンで✖印なんお曞いちゃう子でした。

    そんな䞭、倏䌑み前には、䞡芪にお願いしお
    同じ塟にしお貰いたした。
    高校生になっお塟の倉曎なんお遅いなんお
    担任の進路盞談で怒られたくらい。
    公立なのにうるさいんですよ。

    でも、同じ塟に通うようになっおから
    子の様子がおかしくなっおいったんです。

    䌚話に䞊の空になったり、
    時には些现なこずにむラむラしたり

    でも、塟で数孊の田䞭先生の授業は、
    誰よりも集䞭しおお、授業の最䞭に話しかけようものなら
    怖い目で睚たれたりするんです。

    でも、今思うず ある時の垰り際
    出入り口で田䞭先生ずすれ違った時に

    「おっ、今日の髪型はポニヌテヌルか、シュシュいいな」っお
    蚀われた時があっお、
    それから子は、髪を䌞ばし始めお
    冬にはポニヌテヌルに出来るたでになっおたんです。

    先生の事が奜きっお聞いたこずもありたす。
    でも、子は「簡単に蚀わないで」っお
    すっかりずトゲトゲした口調になっおたした。

    幎の月、期末の終わった頃
    町もクラスも冬䌑みずクリスマスの話で盛り䞊がっおた頃
    クラスの提出曞類のこずで子が職員宀に行っおた時に
    圌女のカバンからお揃いのスケゞュヌル垳が芋えたの。
    私、悪気なくそのスケゞュヌル垳開いおみおしたったんです。

    月、月盞倉わらず塟の日に
    ✖印クスっお笑っおしたいたした。

    月塟の日は、✖印だったけど、
    クリスマス・むノの日は、ハヌトマヌクだったの。

    うわぁっお思った所で、戻っおきた子に
    スケゞュヌル垳を奪われた。

    芋䞊げた顔は、真っ赀に怒りに震えおいたした。

    「絶亀よ」っお叫ばれお
    それきり口を聞いお貰えなくなりたした。

    そう、それが子ず亀わした最埌の䌚話になったんです。

    月日のクリスマス・むノの日

    子は、塟の入っおいたビルの屋䞊から
    飛び降りお亡くなっおしたったんです。

    ポニヌテヌルにふわふわシュシュの髪食り
    赀いワンピヌスが真っ赀に染たっおいたした。

    ええ。圌女は私の目の前に萜ちおきたんです。

    日も塟は普通にありたした。
    冬䌑みになれば、冬期講習に突入したす。
    私たちは、ただ本栌的な受隓生ではないですが、
    受隓生のこの時期の真剣さは、類を芋たせんよね。
    子の気持ちを田䞭先生が慮るなんおありえなかったんです。
    でも、圌女の倱恋は、呜よりも重かったんですね。
    私は、芪友なのにそれがわからなかった。
    だから 蚱しおくれないんでしょうね。

    ずっず、赀いワンピヌスの圌女が芋えるんです。
    圌女ずお揃いのスケゞュヌル垳、私のスケゞュヌル垳が
    日、日ず✖印が远っおくるんです。

    倜の郚屋の窓倖を逆さたに萜ちる子
    毎日、毎晩芋えるんです。

    そしお、続く赀い✖印

    郚屋から赀いペンを無くしおもダメでした。
    スケゞュヌル垳は、今真っ赀に染たっおいたす。

    âž»

    保はメヌルを読み終えた埌、
    少し長く黙る。

    クロりが珍しく煙草を消しお、
    「で」ずだけ聞く。
    圌が気にする時、怪異は本物である。

    保は、それを螏たえながら考えた。

    机の䞊の赀ペンを芋ながら、

    「  予定っおさ」

    ず呟く。

    「埋たっおる方が、安心する時あるよね」

    みたいな、
    栞心から少しズレた返答をする。

    ズレおいるのかな
    ノヌトパ゜コンのメヌルを起動しお、
    今読んだこの少女のメヌルに返信を送ろうずした。

    クロりが埌ろから声をかけおきた。

    「その少女もう亡くなっおるよ」

    蚀われた瞬間に
    起動したメヌル蚘事の本文が
    赀い✖印がいっぱいに埋たっお行った。

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    こんにちは、柚子茶です。 ミステリヌや、ファンタゞヌ物語が奜きです。 今は、久々に 『転生したら魔法の仕様が芋えるんですが〜元テクニカルラむタヌが、異䞖界魔法をデバッグしたす〜』 お寄りくださるず幞いです。 静かな田舎で賑やかな猫達ずの時間を倧切にしおたす🍋

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