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Photo bybe_hamachi

現代文読解 ① 読み方解き方 まとめ


本記事について

本記事は現代文で読む時、解く時に必要な思考法、道具についてまとめたものになります。
文脈から前後関係からという中身のない曖昧な言葉ではなく、できるだけ具体的で実践しやすい形で読み方と解き方の考え方を纏めました。よくある用語やキーワード、文法のまとめではありません。思考の体系化という学習者にとって、なかなかしにくいものをまとめました。かなりの数の参考書や授業の内容が盛り込まれていますので、学べる所は必ずあります。
共通テストにも対応できるように、複数の文章や特殊な文章の所で、詩や実用的文章についても手厚く扱っています。

本記事を読むことで長文問題集の解説を読む時に他の問題にも生きるような形で深掘りがしやすくなります。たとえば、「〜行目に…とあるので正解③になる」のような解説を読んだ時に、〜行目を特定する理由が書いていなかったとしても、こういう理由で解答根拠が〜になると自信を持って自力で言えるようになります。
これは選択肢のタイプだけではなく記述式でも同様です。自分でなぜその解答の要素が入るのか、どうやって見つけるのか説明できるようになります。
こういった深掘りが自力でできるようになると、ただ漫然と取り組んでいる状態から脱却でき、今学んたことが次に活きていると実感できるので、自分の勉強に自信をもって取り組むことができます。なにより成果を実感できるのでモチベーションを維持しやすいです。

本記事の内容を頭にいれて使う練習をしてくだされば、最終的には読み方に関しても、解き方に関しても問題集にのっている解説よりしっかりとした解説を自力で組み立てられるようになります。
本記事を読んで学習の質を一気に高めてほしいです。

記述に特化したい方はこちらをご覧ください。

本記事の論理関係の部分だけを補足を入れながらまとめ直しました。併せてご活用ください。

英文読解についてはこちらです。


他の有料記事については以下にまとめてあります。理系科目以外はメンバーシップに加入していただくと全て見ることができます。


オススメの使い方

私が教えている方にはここから抜粋しながら、個人によって調整を加えていくのですが、この記事だけ利用してくださる方向けに説明を加えておきます。

まず記事を読んでへーこんなこと書いてあるだー、こういう考えがあるんだーと書いている内容の場所の把握、考えの存在を認識します。この段階で頭にいれる必要はないです。

次に問題集や過去問を解いて復習の時に、ここの説明納得できないな、誤魔化されている気がする、解説が微妙などを感じるシーンや、問題を分析するシーンに、該当箇所を確認して、確かにこの間違いのパターンが使われている、こう考えれば試験場で自分が実践できる形で解説を落とし込めるように、問題分析の質向上、解説の補強に使っていただきたいです。過去問や模試は解説が微妙なことが多いので特に活躍します。
基本は制限次数内におさめることができないから圧縮の仕方を見て補強しようなど自分の弱点に合わせて部分的につまんでいくのが基本です。

実際にこのまとめを使った解説を見たい場合はメンバーシップのプラスアルファに加入してください。


評論

読解の基礎知識 評論

*読みの大前提
・文章の内容を理解し構造化する
※大枠と中身の意識が大切
・関係性がある文はきちんと対応させる
・予測、追跡、修正、対応、整理を行う
・論理が発生している所、わかりにくい所にはどういうこと?なぜ?とツッコミを入れて整理する
・スピード調節や往復を大切にする
※一定速度、一方通行で読まない
・読みの難易度と解きの難易度は基本等価交換 簡単な話、知っている話と思っても油断しない 逆に難しい文章も諦めずにしがみつく 問題は簡単なことが多い

*解きの大前提
・文章を全て読んでから解く 読みながら解かない
※これ自体が設問条件
・順番に解く 
・解答根拠は本文中から探す(設問→解答根拠→選択肢の流れ)
※めんどくさがって設問から選択肢に直接突き進まない 必ず根拠を明確にする
※本文中にどう書かれてあったかしか聞かれていない
・傍線や設問を徹底的に分析する
→無駄なことは書いていない バツ選べ、複数選べは要注意 答え方が指定されていることもある 傍線部や設問が探す物を教えてくれるので徹底的に分析する
※なぜかどういうことかなどの1番シンプルな形以外は設問条件 使い切ることを意識する
・解答根拠や正解を探す前に設問や解答根拠を噛み砕き探す物を明確にする
→探す物の理解が甘いと解答根拠を探したり、正解の選択肢を探したりするのが遅くなる
・解答根拠には線を引く
・選択肢と照らし合わせるのは本文 選択肢同士を比較しだすと間違える
※構造的な比較はOK
・もっともらしい選択肢ではなく設問に答えているものを選ぶ
・積極法→消去法で解く
→設問から解答を作れないものは消去法でいくしかない 小説では消去法が有効なことが多い
※積極法はポイントの情報が含まれているかで考えること
・解答根拠を探す時の精読を通して本文をさらに理解していく
・難し問題ほど形で解いていく意識を大切に
・同じようなことをさせる時は工夫引っかけ意識
※本当は違うのに思い込んでいるだけかもしれない

*文章ジャンル
・評論→筆者の主張を書いたもの
・小説→登場人物の心情を書いたもの
・随想→筆者の心情を書いたもの
※随想は評論と小説の間の位置付けだが、ものによって評論よりであったり、小説よりであったりする

*主張の性質
・表現で強調される
・繰り返し述べられる
・一般論、常識批判が多い
・通常一つの文章につき一つ

*解く時の基本の道具
→傍線処理、文法、論理、設問で解く
※設問の対処法を知らないものは設問条件をいつもより注意深く読む 答えを一つに決めるためにきつくなっていることが多い
※難しい時ほど構造的、形式的読解を大切に

*主語の発見
→まずはP(述語)に注目し、「は、が、さえ、も、でも」を手がかりに対応するS(主語)を探す
主語が前文と同じ場合や自明な場合は省略される
※入れ子の構造や複数のセットが連結していて見えにくくなっている場合があることに注意
※傍線分析の時に利用する

*Sの省略
→前文のSか自明なものがSになる
※小説ではよく省略される 
※傍線で省略されている場合解答にもよく絡み、心情把握、整序、空所、内容説明、理由説明など色々な設問形式で主語の把握は威力を発揮する

*読解で大事なもの
・は→主題提示、対比の合図
・も→類比の合図
・のだ、のである→前の内容の説明
・という→同格 実戦的にはイコール
・さえ、まして、いわんや、なおさら、すら→抑揚 前後に反対の内容と共通の内容

*指示語
→普通の指示語とまとめの指示語がある
※まとめの指示語 このように、そのように、こうして、そうして、ここから、そこから

*指示内容
→指示語を含む一文(後ろ)を見てヒントを掴み、前に指示内容を探しに行く 指示内容を見つけたら指示語に代入して意味が通るか確認
※ 等位接続詞andと似た感覚
〈注意事項〉
・指示内容は指示語と同じ形もヒント
  ex同じ要素で使われている
・主語で使われている時は必ず述語と対応させる
・強調文中の指示語と指示内容には印をつける
〈指示内容の特徴〉
(i)普通の指示語
→具体的なものを指す
(ii)まとめの指示語
→抽象的なものを指す、もしくは具体的なものを複数指す
※this +名詞系はまとめの指示語扱い
※後ろの論に置かれたまとめの指示語は普通前の論を指す(例は飛ばす)

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ルカ

 
 
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