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青春の記憶~その夜、開けてはならない扉を開けた~

    みなさん、こんにちは。

    暑くなっても食べられるもの
    それは、ラーメン🍜。

    たった一杯の嗜好品から
    鮮明に呼び戻される記憶。

    今回のお話は、「いじめはイカン!」に
    登場する父親との思い出。
    時はそこから遡る事、4年(だったはず)。

    やじの回想シリーズ~青春編~第3弾!

    回想、スタート!


    私が中学生の頃、父がなぜか有名な
    フルート奏者のコンサートチケットを
    もらってきた。

    私も父も、クラシック音楽なんて
    縁がない田舎者。

    なのに父は、なぜか私を連れて行きたがった。
    多分、1人で行きたくなかったんだろう。

    助け船を出してほしかったのだが
    めんどくさい父に係りたくない
    母は知らない顔です。

    やだなぁ~などと思いながら
    車で会場まで行き、場違いな空気を
    二人で噛み締めながら最後まで頑張った。
    (良さがわからなかったっす)

    ...やっと帰れる😑

    車に乗り、国道を走り始めて
    10分ほどすると左手にラーメン屋の看板が…

    「やじ、ラーメンでも食ってくか?」

    私の父は麺類に目がなくてねぇ、外出すると
    必ずこんな感じになる😵‍💫

    有無を言わさず駐車場に乗り入れる父。
    中に人はけっこう入ってる感じー
    なんか嫌〜な予感がしたんすよぉ、そん時。

    カランカランっていう
    店のドアの音と共に入店すると、

    はい、終了。


    なんでかって?


    店内は、店員が1人で切盛りしてるが
    客は、見たまんまヤクザしかいねぇし😰

    ただの"ヤカラ"ではない事は一目でわかる

    そのヤクザ連中は、ラーメンや食べ物
    なんて全く頼まず、コーラとか飲み物飲んで
    机に座ってるし〜

    なんだか窓の外を警戒してる感じというか

    なんか、監視してる?

    オヤジは普通に振る舞ってたけど
    目が泳いでたような気が、、、

    心の中で泣いてたんじゃないでしょうか?


    「1人、2人、、、、6人くらいかぁ」

    私はというと最悪の事態を想定し、
    何かあったら父には悪いが
    一番弱そうな奴を盾にして脱出
    してやろうかな?

    などと

    頭の中で作戦練りながら
    ラーメンすすってました。

    じろじろと嘗め回すように
    睨みつけてくる強面の方々

    結局、ソッコーで食べ終わり
    父が震える声で「お勘定!」って言って
    店を出たんだよね。

    店をでて車に向かってる時に
    父がぽつりと一言。

    「この店はあれだなぁ…
       ちょっと普通の店じゃないなぁ」

    トホホ(涙)

    オヤジ、そんなの入った瞬間にわかってんだよ
    完全にヤクザだったじゃねぇか―
    😖

    多分、オヤジは一人であの店に入ってたら
    カツアゲされてたんじゃないかなぁ。

    私がいたから、
    相手もちょっと気使ったんかな。

    しかしまぁ

    ほんとに情けねぇ父親だとは思ったけど、

    まさか、本当に息子を置いて逃げるような事は
    ないだろうなぁ?などと訝しみながら帰った気がする。

    「父親になったら毅然とした親でいたい」

    そう誓った夜になった。

    みなさん、ヤクザに囲まれて食べるラーメンも
    なかなか風情があっていいですよ🤣🤣🤣

    昭和ならではの光景だと思いません?

    (あれ?平成元年だったかな?)


    昔はふつ~にいたよね?やーさん。
    ヤクザより不良外人の方が怖いんだけど…



     
     
    クリエイターなんて大げさですが、書くのは好きです。 掌編小説とエッセイ中心に、笑いあり、モヤモヤあり、たまにほろり。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

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