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ぎっくり腰で動けない(イン・ザ・フトン)

    昨日の朝、朝食のパンを焼こうと、腰より低い位置に置かれたトースターに手を伸ばしたところ、ギクリと来た。

    それでも、いちおうは動けた。だから、軽く済んだようだと、ひとまず安心して、食事の準備をして、食事を済ませた。
    腰を庇いながらでも、なんとか歩けたのである。ぎっくり腰は、初めての経験だ。

    その後、いつもどおりに読書をして、昼過ぎに眠くなったので昼寝をした。
    横になると、ほとんど痛まないので、そのまま気持ちよく2時間ほど眠った。

    目が覚めた時、腰が良くなっているようだと思って起きようとしたら、腰が痛くて、四つん這いになるのが精一杯で、立てなくなっていた。

    それで、台所まで這って行き、ひとまず、ペットボトルのお茶とチョコレートだけは確保した。
    立てないので、冷蔵庫の中の高い棚に置かれている食パンなどは取り出せなかった。

    それから、寝床に戻って読書を再開した。
    横になって大人しく本を読んでいる分には、なんの支障もない。姿勢を変えようとして体を動かすと痛むだけだ。

    読んでいたのは、武田崇元・横山茂雄の共著(対談本)『霊的最前線に立て! オカルト・アンダーグラウンド全史』(国書刊行会)である。とても面白い。

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    ネット検索してみると、腰の痛みは、二、三日したら徐々に退くそうだから、それまでは頑張りたいが、なにしろ独居なものだから、いざとなれば119番するしかない。
    だがまた、この程度では、救急車を呼ぶほどのことではない、というようなことも書かれていたから、それならもう少し頑張るしかない。

    しかし、「独居老人が人知れず死ぬ時は、こんなことから始まるのかもな…」なんて考えも脳裏をよぎる。

    そして、その遺体の枕元に置かれていた本が『霊的最前線に立て!』というのは、悪くないと思った。
    無論、まだ霊魂になるつもりはない。

    こんな時、手元にスマホがあるのは心強い。これが置き電話だったら、そこまで移動するのが大変だったからだ。
    それに、こんな文章を書くこともできない。

    今朝になって、二駅ほど隣の街に住んでいる弟に電話して、義妹にカロリーメイトとポカリスエットを買って届けてもらうよう依頼した。
    昨日確保したペットボトル1本とチョコだけで3日は、いかにも心許ないからだが、面倒をかけて申し訳ない。

    この記事を読んで「ザマーミロ、そのまま死にやがれ」と思う人もいるだろう。あの人や、あの人や、あの人…。

    だから意地でも死にはしないが、万が一死んだら、化けて出はせずとも、きっと呪い殺してやる(笑)。

    (2025.12.01)


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