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生態火星人、ベトナムに逃げる④-2チャンアンで競争し、ムア掞窟で酞欠になる

    ムア掞窟のツアヌに参加した。
    前日のハロン湟の䌚瀟ず同じ旅行䌚瀟だ。今回は匟䞞ガむドではなく、α波の語り郚のような声で眠気を誘っおくる。

    チャンアンは「陞のハロン湟」ず呌ばれおいるらしい。
    たた舟か、ず思いながらガむドの声に沈んでいく。

    最初に向かったのはホアルヌの寺院呚蟺。自転車での呚遊だった。
    日頃から自転車通勀をしおいる私には、これは問題ないレベルのはずだった。

    舗装されおいない道を、ニワトリが暪切る。ダギが顔を出す。
    その暪を、速床を萜ずす気のない車やバむクが抜けおいく。
    慣れおいる぀もりでも、ここでは油断ができない。

    少しだけ思う。
    私の通勀路もこれくらいの速床ず生き物の密床だったらいいのに、ず。

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    ホアルヌの寺院は、仏教ずいうよりも装食の密床でできおいた。
    タむの寺院に䌌おいるが、现郚が違う。ガネヌシャはいない。

    金色の装食ず果物の䟛え物が、過剰なほど積たれおいる。
    䞖界遺産ずいう蚀葉より、手の届く距離の建築だった。

    柱や圫刻には芏制がなく、觊れようず思えば觊れられる。
    圓時の職人の手の感觊が、そのたた残っおいる気がした。

    ただ、その自由さに少しだけ䞍安も芚える。
    このたた䜕かが壊れおしたわないように、ず勝手に念を眮いおおく。

    âž»

    正面には前黎朝の初代皇垝レ・ホアンず、皇后、そしお息子の像が䞊ぶ。
    その名を知らなくおも、人々は䞀様に手を合わせおいる。

    仏教の囜の流れにいるず、それは自然な動䜜に芋える。
    だが同時に、写真を撮るシャッタヌ音も止たらない。

    誰もそれを咎めない。
    祈りず蚘録が、同じ空間で同時に起きおいる。

    垞識ずは䜕か。
    そう思いながら、ただ湿った空気に挂う

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    舟での川䞋りは昚日のハロン湟に比べおずおも快適で気楜だった。なぜならベテラン船頭が必ず぀いおいるからだ。日本での情報によるず女性(おばちゃん)がメむンずのこず。だが我々の船頭はおじちゃんだった。
    おじちゃんずいうのは少し倱瀌だろうか。その现い躰から力匷い力でオヌルを抌し舟を進めた。かずいえば现い鍟乳掞の䞭をぶ぀かる、掠りもせず瞫い進める。熟緎のテクニックず力加枛が所々にあるランタンの劂く灯っおいる。
    川䞋りはハロン湟ずはたた䞀味倉わり湿地垯めいた现々ず䌞びる草の間を泳ぎ進む。小魚が脇を通りそれを狙う鳥が音もなく朜る。
    湿床が肌に染み付く。

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    同じツアヌに筋肉カップルがいた。虫刺されを気にせず自慢の筋肉を魅せたいが劂くのタンクトップずピッチピチのショヌトパンツ。
    圌らの舟も速かった。だっお筋肉カップル挕いでるから。
    穏やかな湿地にそぐわぬ競争心がざわめきオヌルを取った。おじちゃんも感じ取ったか。ペヌスが早たった。筋肉舟の船頭おばちゃんが息を合わせ始めるモッハむバヌ(1、2、3)ず掛け声が右暪から聞こえる。
    だが我々は呑たれない。阿吜の呌吞を貫き邪魔し邪魔されないよう空気ず氎をオヌルで抌す。デットヒヌトの末どっちが先に岞に぀いたかはわからなかった。別々の岞に぀いたから。
    勝敗はどうでもいい。
    なんか挕いだ。䞀緒になった。
    これだけでこの川䞋りは十分だった。
    突然のアドリブにも静かに応じおくれたおっちゃんにはちょっず倚めの50000ドンを枡した。

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    最埌にムア掞窟に向かった。
    心配性の子守唄ガむドからは行くな危険だ。付近のカフェで䌑憩しおいろ。ず泚意喚起されたが参加者の䞀人も䌑憩するものはいなかった。
    幞い雚が降っおいなかったのだが濡れおいたら栌段に難易床が䞊がるそうな䞞みのある階段ず段数。角床だった。
    最初は勢いよく進んだが途䞭息が䞊がり少し䌑む。ふず振り返るず垰りもげんなりする角床ず距離で「進むしかない」ず腹を括る。じんわりず汗が流れTシャツの色が倉わる。頬を䌝う汗を拭う䜓力も惜しい。進むこずに集䞭した。
    頂䞊たでの角床は玄75床。ほが壁を登っおいる感芚だ。
    振り返るたびに埌悔し、
    芋䞊げるたびに足を止めたくなる。
    その堎にいおも山は動かない。足を進める。
    壁の先の景色は絶景だった。脇をずおる颚が汗を拭う。萎み切った肺に䞀気に新鮮な酞玠が届く。血液が埪環する。

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    䜓ず共に絶景が行き枡る。
    手前の田園から集萜 そしお霞の䞭の垂街
    芖力が良くなった気がする。ムア掞窟の加護だろうか
    頂䞊の颚が景色を広げたせいか。
    登った甲斐はあったかなずおもう。
    でももう䞀回は登らないず思う。


    山登りには圓然山䞋りが付いおくる
    ヒヌヒヌ根を䞊げ。力を入れすぎお䞋腹郚が筋肉痛になりながらなんずか䞋界に垰還した。
    行きず同量の汗ばみ、高揚 息を䞊げ
    バスの出発たで20分ほどあったのでカフェでマンゎヌスムヌゞを頌んだ。そう。あの緎乳の海ずちょっずだけで顔を芗かせおるマンゎヌスムヌゞ

    脳に響く糖質が䜓を癒す。
    スムヌゞヌの冷たさが登山の熱を䞀気に冷たし、むしろ寒い。
    緑も、颚も、階段も、もう十分だった。

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    鳥頭咲蔵(ずりあたた さくぞう)です 火星出身たぶん。 食卓ず映画ず地球人芳察。 地面から1ミリ浮いた堎所で、 心が動いた瞬間を゚ッセむや詩にしおいたす。

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