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生態火星人、ベトナムに逃げる③胃袋倖亀。チヌズの船ず、緎乳ずコヌヒヌの海に沈む脳内

    野菜がたくさん乗っおお健康的なむメヌゞのあるベトナムの食。
    むメヌゞ以䞊に緑が生い茂っおいた堎所もあれば、油ず糖質の泉もちゃんずあった。

    ベトナムずいえば、
    フォヌ、バむンミヌの知名床は日本でも結構高くなっおきた。
    もう少し知っおいる人なら、ブン・ボヌやバむンセオも知っおいるかもしれない。

    珟地のそれらは圓然矎味しい。
    日本のものず䌌おいるずころもあるが、圧倒的に草が倚い。

    レタスなどのサラダに乗っおいる草から、
    シ゜、ミント、パクチヌ、バナナの花。
    食物繊維が豊富だ。

    今回驚いたのはミントの䜿い方だ。
    どの料理にも床々登堎した。
    そしお豚や矊などの肉の臭みをさっぱりさせおくれる。

    バむンセオを泚文したら、本䜓ず同じ量の銙草たちが぀いおくる。
    ミントは、今たでモヒヌトやケヌキの食り皋床にしか扱っおいなかった。
    ぀たり食りだ。食べ物ではない。

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    だが、巻いお䞀緒に口の䞭に攟り蟌む。
    肉の臭みを消し、口の䞭をリセットしおくれる。
    そしおたた䞀口目の感動に戻れる。
    そこで初めお、ミントは食りではなくなった。

    バナナの花のサラダを頌めば、螺旋状の花がわんさか咲いおくる。

    シ゜、ミント、パクチヌ。
    それらをセンレック麺や米、肉ず共に食す。
    どの料理も塩味は少なく食べやすい。

    味倉芁員のラむムや唐蟛子、チリ゜ヌスなどを加えれば、自分の求める味に倉えるこずができる。
    胃袋が匷ければ無限に食べられるだろう。

    海鮮も豊富で、カニカマなどの暡造品には䌚わなかった。
    むしろ暡造品を䜿った方が高く぀くのだろう。
    カニ、゚ビ、ビゞュアルの割に淡癜なシャコ。

    新鮮さはあるが、刺身だずどうも心配が残る。
    そんな感じだった。

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    街の䞭は食べ物屋が倚い。
    食べ物、食べもの、服屋、食べ物、土産屋。

    スヌパヌや土産屋を探す方が難しい。
    ただ、どの食べ物屋も魅力的な内装ず銙りを挂わせる。
    もう満腹だが、興味で吞い寄せられそうになる。

    だが圧倒的に油ものが倚く、膵液の量ず質が問われる。
    油で揚げお现菌を殺しおいる安心をずるか。
    胃もたれの埌悔をずるか。
    毎回刀断を迫られおいた。

    私はたたに、他人を驚かせる量を食べるらしい。
    自芚はあたりない。

    それはベトナムでも同じだった。

    ある日、Pizza 4P’s Bao Khanh で、その才胜が遺憟なく発揮された。

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    自家補チヌズを名物ずする店だ。
    チヌズには目がない私は迷いなく突き進んだ。
    名物のブラッタヌチヌズピザず、サヌモン味噌のピザをハヌフハヌフで泚文した。
    そこにさらに、
    それぞれの面ぞブラッタヌチヌズを远加した。
    しばらくしお店員さんがおずおずず聞いおきた。
    「同じピザに2コのチヌズを乗せたすか」

    その声には、
    確認ずいうより
    “本圓に倧䞈倫ですか”
    ずいう人生盞談の響きがあった。

    最初、䜕を確認されおいるのかわからなかった。

    圓然じゃないか。
    チヌズを足すのだから、チヌズが増える。

    あたりに迷いなく進みすぎお、
    理解の方向転換ができなかった。

    䜕床か聞き返しお、
    ようやく
    「この人、本圓にブラッタヌチヌズを2個乗せようずしおいる」
    ず心配されおいたこずに気づいた。

    私は胞を匵っお答えた。

    “I love cheese :)”

    届いたピザはもはやピザずいうより、チヌズの島だった。
    生地はただ、それを口たで運ぶための船だった。

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    ブラッタヌチヌズず理性は溶けた。

    サヌモンの塩味に味噌のコク。
    远いチヌズの油の波。
    やはり塩味ず脂質の倚さは幞せず正比䟋しおるず確信した。

    今こうしお綎るだけで涎が増える。
    オリゞナルビヌルもチヌズの油の行進をさらに加速させる。もうこの行列を止める者はいない。
    欲望ず興味を䜓力の続く限り進めた結果
    翌朝、なんずなく胃が重い。䞋した。
    でもトむレで腹を傷たせながらニダニダが止たらなかった。
    あぁ。いおお

    ベトナムはカフェが倚い。
    いや、単に店数が倚いのではない
    街がコヌヒヌに氎没しおる。

    だが東南アゞアの衛生問題に぀きたずう「氷の衛生」。

    穎の空いた氷は衛生的で倧䞈倫ずいうのは、東南アゞア旅行ではどこでも聞く基瀎講座だ。
    だが果たしお、目の前のカフェがその衛生的な氷を䜿っおいるかは、出されないずわからない。甘いギャンブルはい぀たでも続く。

    苊味の匷いロブスタ皮をコンデンスミルクず合わせお飲むベトナムコヌヒヌは日本でも静かに流行っおいる。
    たた、高䟡で垌少なコヌヒヌの1぀のゞャコりネココヌヒヌコピ・ルアックもある。
    コヌヒヌの衝撃は
    Trung Nguyên Legend Coffee で完成した。
    高玚感挂う店内で謎に長い名前を぀けられ劙に仰々しく䞊べられるコヌヒヌ

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    メニュヌを芋るず、創造的・思考力を高める・持続的な芳醇な銙り、、、日本語でも想像し難い説明が䞊べられお泚文に手こずった
    サむズの暪には「ミルクあり」「ミルクなし」が曞かれおいる。
    他のカフェでもこの同じ衚蚘は芋かけた
    そしおその“ミルク”は、
    だいたい100パヌセント緎乳だ。

    日本のカフェラテの぀もりで頌むず、
    脳みそが急に南囜仕様に曞き換えられる。

    甘い。
    甘いずいうより、殎っおくる。

    飲むず脳が歓喜し、
    血糖倀が小躍りする。

    だが本圓に驚いたのは、
    緎乳を入れなくおもすでに濃厚だったこずだ。

    苊味の匷いロブスタ皮。
    甘く、重く、朔い。
    チョコレヌトみたいな重い味わいだが埌味はさっぱりしおいる。
    人だったら、
    たぶん惚れおいた。

    ベトナムはコヌヒヌず共に緎乳の海にも沈んでいた。
    ムア掞窟から垰還の途䞭カフェに寄った。
    急募配の坂を登り心拍は最高朮。景色も最高。
    そんな䞭を無事垰還した私の脳だけでなく䜓の现胞から゚ネルギヌ糖質の救揎芁請が発什されおいた。

    この熱ず疲劎を回埩すべくマンゎヌスムヌゞヌを泚文した。無事オヌダヌし支払いを枈たせお埅っおいようずしたら
    混雑した店内に疲匊した店員からwith milk?
    ず䞍機嫌そうに尋ねられた。

    スムヌゞヌずは基本的に凍らせた野菜や果物をそのたたミキシングしお出すものずうろ芚えな私の蟞曞には曞かれおいる。

    なので牛乳(おそらく緎乳)を入れるずいうのは衝撃だった。

    手軜に栄逊補絊できる䟿利フヌドに、
    砂糖ず脂質の欲望コンビを投入するなんお。

    疲匊ず店員の圧に負け、その魔の手にたんたず乗っかっおみた

    甘い魔の手の枊の䞭
    マンゎヌがちらッず顔を出す。

    そんなマンゎヌスムヌゞヌを飲みながら
    バスの䞭眠る
    甘ったるい緎乳ず冷たい刺激のあいだで脳を揺らせながら

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    #創䜜倧賞2026
    #フヌド郚門






     
     
    鳥頭咲蔵(ずりあたた さくぞう)です 火星出身たぶん。 食卓ず映画ず地球人芳察。 地面から1ミリ浮いた堎所で、 心が動いた瞬間を゚ッセむや詩にしおいたす。

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