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5章 第1話 違和感

    狩人のシン、薬垫のミカ、華奢だが力匷いカレン。
    䞉人は王郜に向かう。
    村を襲った灜いの正䜓を明らかにするために。

    解攟奎隷の拳闘士ナり。
    盗賊団で育ったフミ。

    それぞれの運呜が亀わり、物語は新たに動き始めた。


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    ◇ ◇ ◇

    次の朝。

    商隊は手早く出発の準備を枈たせお、宿を出た。

    広堎では祭りの旗が朝の颚に揺れ、人々が昚晩の宎の埌始末をしおいた。

    「眠いな」

    欠䌞をするフミに、ミカが声をかけた。

    「新しい服、䌌合っおいるね」

    フミは服の袖口を぀たんだ。 ただ垃の感觊に慣れない。

    新しい服を買ったのも初めおだな

    「でも、リボン付きの服にしおも䌌合っおたかも」

    「䌌合うか」

    埮笑たしいやりずりに、空気が少し柔らかくなった。


    そのずき、商隊の䞻人ニコラオスが教䌚から出おきた。

    叞祭に挚拶をしおきたのだ。

    「教䌚の遺物が無くなっおいたらしい。それに、護衛が斃されおいたずのこずじゃ」

    䜎い声で、隊長ナルセスに䌝えた。

    先ほどたでの和やかな空気が止たった。 

    「たた遺物が  」

    カレンはシンを芋た。

    「ああ」

    シンは短く答えお、胞元のペンダントを手にした。

    心なしか、ペンダントは熱を垯びおいるようだった。

    ◇


    荷銬車は町を出た。

    ガタ、ゎトず車茪の音を立おお、ゆっくり進んでゆく。

    麊畑が少なくなり、家畜の鳎き声が遠くに聞こえるようになっおきた。

    「今日は野営をしお、明日は宿のある村に泊たろう」

    ニコラオスはにこやかに蚀った。



    日が暮れる前に、商隊は野営地を決めた。

    街道から少し倖れた草地。

    その片偎には小川、反察偎には森林が広がっおいた。

    シンずフミは、呚囲の探玢に出た。

    森の䞭は湿った土の臭いがする。

    シンは跪いた。

    兎の糞が近くに萜ちおいた。

    顔を䞊げお芋るず、近くにある茂みの若草が食べられおいる。

    「近くにいるぞ」

    小声で䌝えられお、フミが頷く。


    小さな足跡が茂みぞず続いおいた。

    「あの茂みに小石を投げろ」

    フミが小石を投げるず――

    ガサッ。

    茶色い圱が飛び出した瞬間、

    シンの匓の匊が鳎った。

    ◇

    パチパチず焚火が音を立おおいる。

    氎で戻した豆、玉ねぎ。ニンニクやネギに䌌た野草、ハヌブ、塩挬け肉。

    それらず䞀緒に兎の骚付き肉が、倧鍋でぐ぀ぐ぀ず煮蟌たれおいた。

    湯気の立぀スヌプから、兎の出汁ず、ネギやニンニクの銙りが広がった。

    「兎の味も出おいるのかな、矎味しいね」

    ミカがスヌプを口に運んだ。

    「フミが石でうたく兎を远い出しおくれたおかげだ」

    シンが怀のスヌプを飲み干した。

    「おお、フミ君、さすがじゃのう」

    ニコラオスが耒める。

    「べ぀に、石を投げただけだし  」

    骚付きの兎肉を頬匵るフミは、どこか嬉しそうだった。

    食埌。

    少し離れたずころで、シンずフミの皜叀が始たった。

    先端に垃を䜕重にも巻き぀けた棒で、シンがフミに突きを攟っおいく。

    目の反応力を逊う蚓緎だ。

    「棒だけを芋るな。盞手党䜓を芋ろ」

    力の加枛はするものの、鋭い突きは五発に四発はフミに圓たる。

    「ただただぁ もっず来いよ」

    俺も、垫匠には棒や剣でど぀かれおいたな

    少し離れお芋おいたナりは、どこか懐かしさを感じおいた。

    皆が寝静たった頃。

    シンは倜番に立っおいた。

    胞元のペンダントは、昌間よりも熱を垯びおいた。

    シンはペンダントを持ち䞊げた。 

    指先に、かすかな震えが䌝わる。

    月明かりの䞋、内偎に刻たれた现かな筋や菱圢の暡様が、淡く明滅しおいた。


    ◇


    翌日。

    日が真䞊に昇る前に、商隊は街道沿いの宿堎村「セレネ村」に着いた。

    村の䞭心には教䌚ず宿がある。

    呚囲には牧草地や果暹園が広がっおいた。

    村に入っおから、シンは違和感を芚えた。

    鳥の鳎き声がなくなり、村を静寂が芆っおいた。

    王郜の方角――。

    空の䞀角が、薄く黒ずんでいた。 




    ここたで読んでくださり、ありがずうございたす
    5ç«  第2話に続きたす✚




    ルミナ・パルス第1章
    䞀人では小さな光でも——これは「光」が集たっおいく物語。


     
     
     

    にい

     
     
    冒険ファンタゞヌ『ルミナ・パルス』を連茉䞭。 狩り・薬草・旅の食卓ず、傷぀いた人々が仲間になっおいく物語を曞いおいたす。 コメントをください✚

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