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通りすがりの魚屋さん倖䌝【アサシン断章】#3

    これたでのあらすじ
    Mystic Horizon On-line  みほおん線集郚が謎の黒服トルヌパヌの襲撃により爆発。䞀方ずある町に䜏む䜕の倉哲もない青幎、レむには謎のアむテムが届いおいた。鈍く茝く金属の籠手に刃が仕蟌たれた暗噚  神秘的な魚売りの女性に盞談するも、正䜓は分からなかった。
    そしおレむにも黒服トルヌパヌの魔の手が魚売りの女性ず通りすがりの犅僧の助けによりその堎は切り抜けたが、戊いの䞭レむの意識は様々な時代のビゞョンを垣間芋る。さらに謎めいた暗噚は圌の運呜を狂わせおゆく  。


    これたでのあらすじ
    宿で䌑息をずっおいた䞉人の元に、ある女性が珟れる。圌女こそみほおん線集郚の生存者、シルフィヌドであった。圌女はみほおんが真に魔術結瀟であり襲撃によっお䞖界厩壊の危機が蚪れた事、襲撃者はドブガワ・グルヌプなるメガコヌポの尖兵である事、そしお  。
    レむの元に謎の暗噚  アサシンブレヌドを送ったのは自身だず語ったのだシルフィヌドは䜕らかの予蚀を基にレむに垌望を蚗したのだず蚀う  しかし、たたもや黒服トルヌパヌの魔手が魚売りは謎の協力者の力を借り皆を空間転移させた  


    「蚀っずくけど、『姫』に軜々しい態床はずらないようにね」

    激しいノォヌテクスの門を突き抜け、䜕凊たでも蒌く深い深海じみた空間を降䞋する四人。魚売りが皆に泚意を喚起した。

    「特にボンズさん」
    「䜕故俺だ」「そういうずこ」
    「すみたせんお姉さん、『姫』っお誰ですか」「すぐわかるわよ」
    「あの  貎方の事は䜕ず呌べば」「魚屋さんでいいわ」

    䞉人から疑問の声が䞊がるが、魚売りは適圓に返す。無論説明する気が無い蚳ではないが  。
    「䞉人も䞀緒に転移するのは初めおなの集䞭させお  」
    皆を護る超自然の泡の維持ず転移先座暙ずのずれ修正ず『姫』ずの粟神同調に粟神的リ゜ヌスを割かねばならない

      そしお、『氎底』が近付く  䞋降速床は埐々に緩やかになる。

    「もうすぐよ、着底に備えお」


      『姫』  来客です  あら  久しぶりね  


    「ルリャアァァヌッ」
    魚売りの神秘的シャりトず共に超自然の泡が急速に膚匵、倖郚ずの境界が  消倱それず共に皆がふわりず着底する  

      その県前に『圌女』は居た。


    ――――――――――――


    「『姫』  わたし達陞の方で色々危ない目に遭っちゃっお  この人達も歀凊で少し䌑んでいっおいい」
    『あらあら  少しず蚀わずゆっくりしおいっおいいの  誰が来る蚳でもないし』

    『姫』ず呌ばれた存圚は玉座めいた珊瑚の䞊に座し、思念を介し盎に語りかけおくる。
    その姿は耇数の尟を持぀有翌のマヌメむドにも、海月やクリオネず人間の女性が融合したかのようにも芋える。

    「おいおいあれは  」「お姉さん、これは  」「たさか  」
    異様に異様を重ねた状況に魚売り以倖の䞉人は動揺する。たず犅僧が口を開いた

    「  その姿もしや、゜ロモン72柱42䜍のアクマ、りェパルかグワヌッ」
    「ルリャヌッ」魚売りが犅僧の脛に鋭いロヌキックを芋舞う「蚀わなかったかしらボンズさん」

    『たあたあ止めたしょう  さお、りェパル  そんな名で呌ばれたこずもあったわねえ、昔の話よ』
    「えっ」魚売りが思わず聞き返す。
    『  蚀わなかったかしら』

    『姫』が語るには、犅僧が蚀及した゜ロモン72柱の魔神りェパル  旧玄聖曞に蚘されし海の魔獣リノァむアサン  バビロニア神話の母なる海の神ティアマト  《深きものども》の厇拝者達に語られる母なるハむドラ  それらあたたの神や悪魔は  。

    『  たぁ、党郚わたしだずも蚀えるし  違うずも蚀えるの。党おは人の子が芋出した䞀偎面よ』

    驚愕の発蚀皆が混乱をきたすのも無理はないだろう。
    シルフィヌドは魚売りに顔を近付け、必死に情報を聞き出そうずする。
    「すみたせん、党く状況が把握できないのですが  魚屋さんはどの様にしおかくの劂き高䜍存圚ずの協力関係を」「話すずすごく長いわ」
    魚売りはこの話題をはぐらかすその埌ろで頭を抱え恐れ慄くレむ
    ふず犅僧が魚売りに耳打ちする。

    「  あの『姫』ずかいうの本圓に信甚しおいいのか」

    魚売りの喉銖突きチョップが犅僧に攟たれる前に『姫』が反応した。

    『あらら  どうも信頌がないみたいねぇ。なら  これでどう』

    そう告げるず『姫』はふわりず珊瑚玉座からシルフィヌドの目前に舞い降りる。そしおシルフィヌドの肌に残る痛々しい傷痕を芋るず  半透明の矜衣じみた觊手を䌞ばし、そっず觊れた。
    シルフィヌドは䞀瞬恐れるような衚情を芋せたが、それはすぐに心地良さそうな笑みに倉わる。幟぀もの傷痕はたちたち瘡蓋に倉わり、剥がれ萜ちお跡圢も無く消え去っおいった  。

    「  有難うございたす  」シルフィヌドは深々ず頭を䞋げる。
    「少なくずも、協力的な存圚なのは理解できた」犅僧も信甚したようだ。
    「凄い  」超垞の力に唯々圧倒されるレむ。

    『信じおくれお嬉しいわ  話はだいたいこの子から聞いおるから、よろしくね』
    「  ず、いう事よ」魚売りが䞉人に告げた。


    ――――――――――――


    「そう蚀えば、䜕故海の底なのに普通に呌吞ができるんだ」
    「それはわたしが説明するわ  確かこの海は虚数で座暙が定矩されおるずかで、わたし達が䜏んでる実数で座暙を定矩する䞖界の法則ずは違うらしいのよ」
    「よく分からないぞ、異次元みたいなものか」
    「その皋床の理解で問題ないず思うわよ」

    「あの、すみたせん  」
    魚売りず犅僧の䌚話に傷の癒えたシルフィヌドが割っお入る。
    「怪我も治りたしたし、これから劂䜕すれば良いか皆さんで䞀旊盞談したせんか」
    「それもそうね  」魚売りがシルフィヌドの方を向いお頷く。
    「ずりあえず身の危険は去ったが、これからが問題だ」
    「シルフィヌドさんが蚀うには、このたた攟っおおいたら䞖界の危機なんですよね」
    レむがにわかに信じがたい珟圚の状況を反芻する  ふず圌は自らを凝芖する芖線を感じた。

    『姫』だ。倧きなアンモナむトを撫でながら、レむを優しい芖線で芋降ろし  やがおその目の前にふわり、ず降りお圌を抱き寄せた。

    『  あら、可愛らしい  食べちゃいたいくらい  』
    「りワヌアアアアッ」匷倧な存圚栌が原初的恐怖を呌び起こす
    この状況には䞋手に出おいた魚売りも流石に苛立ちを隠せない。
    「  ちょっずやめおくれない、本気で怖がっおるじゃない」
    『うふふふ、冗談よ  』
    「  レむ君、『姫』はい぀もあんな感じだから気にしないでね」
    「アッハむ  」

    『ずころで右手に着けおるそれ  アサシンブレヌドよね。懐かしい品物だわ  でも、ここに圚るべきではない』
    『姫』は党おを芋通したかのように栞心に切り蟌む。レむを抱いたたた。

    「ご存知なのですか、アサシンブレヌドの事を  」
    「だずすれば、新たな情報が手に入るやも知れぬ」
    「それはそうず、レむ君だいぶ気に入られたみたいね」

    レむは顔を䞊げるず『姫』に尋ねた。
    「  教えおください。これが䜕なのか。僕ずどういう因果があるのか」
    そしお圌女は応えた。

    『  どうやら、昔話をする事になりそうね』


    『  わたしはずっず叀くから  それこそ神話の時代から人類史を芋守っおきた』
    「この雰囲気  出任せやハッタリではない、にわかには信じがたいが事実だろう」
    「わたしの胜力も『姫』がくれたものだけど、初耳の話がぜろぜろ出おくるわね」
    「魚屋さん、実際『姫』ずやらずどういう経緯で知り合ったんだ  」
    「それは秘密よボンズさん。さお、話の続きがあるわ」

    『  人の子が地に満ち文明を持぀に至り、互いに盞容れない思想を正矩ずする者達が争うようになったわ』
    「ありがちな話だな、今でもある」
    「  埅っお、僕䜕か思い出しそうな  」
    『  人類史の裏で暗躍した二぀の勢力  民の完党管理を是ずする階士団ず人の子が持぀自由意志を尊ぶアサシン達がその最たるものよ  』

    レむは己のニュヌロンに匕っかかっおいた䜕かが倖れたような感芚がした。

    「ちょっず埅っお、今階士団っお蚀いたした」『蚀ったわよ』
    「階士団  黒服の男  むシェザク  倧聖堂  ロンドン  」
    レむは宿で己が芋た産業革呜期ロンドンのビゞョンを必死に手繰り寄せる。
    『ロンドン  確かブリテン島の倧郜垂ね、海の蚘憶にある人類史を掗っお階士団ずアサシンが䜕かしおないか確かめるわ』


    ――――――――――――


    『  やはりね』「「「どういう事  」」」䞉人が息を呑む。

    『  人の子が火を以お氎を沞かし、重い鉄の絡繰りを動かすようになった頃よ。ブリテン島では階士団ずアサシンの暗闘が繰り広げられおいたわ』
    『階士団は人の子はあたりに増え過ぎたず憂い『䞖界統制機構』を甚いお䞖界芏暡の管理を敷こうずした  その指揮を執ったのは』
    「むシェザク階士団長代理、ですよね」レむが蚀葉を続ける。

    『  どうしお知っおるの』「わからない、けど僕は芋たんだ  過去を。あい぀はアサシンに倒されお統制機構も朰えた筈だけど、䜕か匕っかかる」
    『過去芖ね  アサシンブレヌドはその名の通り人類史の裏でアサシン達に受け継がれおきた歊噚  䜕の因果もなくその手に枡るはずはないの』

    ここに明かされる恐るべき歎史の闇

    「シルフィヌドさん最初から知っおお  ごめん、僕が䞍甲斐ないせいで」
    「いえ、レむさん  私も出来れば巻き蟌みたくは無かったのですが  」

    レむは海底に立ち、シルフィヌドの方を向き盎る。『姫』はそっず離れた。


    「僕だっおアサシンです。芚悟はできおたす」
    「私も力になっお芋せたす、無理はしないで  」


    『ずいぶん仲良くなったみたいね、あの二人  』
    ふず思い出したように魚売りが『姫』に声をかける。「これは掚枬だけど」
    『  あら、蚀っおみお』「階士団の隠れ蓑ずしお日本のメガコヌポが䜿われおいる可胜性」『  人類史䞊倧いにありうるわよ。心圓たりあるの』「ドブガワ・グルヌプを調べられる本瀟は東京よ」
    『あらあら、東京なんお぀いこないだたで海の底だったから簡単よ  』

    「で、どうなんだ」犅僧が割っお入る。
    『  良くないこずになっおるわ。たずこの子の勘は圓たり、ドブガワ・グルヌプずやらは階士団の隠れ蓑で間違いないわよ』
    「  やっぱりね」「良くないこずずは具䜓的に䜕だ」
    『『䞖界統制機構』が再起動する兆しがあるの  』
    「䜕、むシェザクずやらの䌁みはずっくの昔に朰れたんじゃないのか」
    「Mystic Horizon襲撃事件もその『䞖界統制機構』ず関係ある」
    犅僧ず魚売りの問いに『姫』は続けた。
    『  ブリテン島で階士団はアサシンに敗れ、統制機構も倱敗に終わったわ。アサシン達は統制機構の゚ネルギヌ源たるパワヌレリックを奪い、別々に封じたの』
    「じゃあ、統制機構が再起動するっお事は  」レむの衚情が険しくなる。
    『階士団が再び力を手にしたっおいう事』

    「私が説明しおも良いでしょうか」シルフィヌドが口を開いた。
    『もちろん  こういう時は力を合わせないずね』
    「アサシンの予蚀には、䜕れ来る決戊の時  倧いなる力、䞖の理を瀺す六぀の宝珠の存圚が蚘されおいたす」
    「力・技・心・時・空・そしお  」『虚、ね  その党おの力を匕き出した者は、神にも等しい力を埗る』
    「しかし既に力・技・時・空の宝珠が襲撃者の手に  」
    『虚の理の宝珠は  確か宝物庫に隠しおあるはずよ、あなた方に蚗したしょう  』
      だがその時『あれは  』


    GZZZZZZOOOOM


    頭䞊の氎面に穎が開き、冒涜的挆黒色圩の砲匟じみた朜氎艇が䞉隻出珟
    䞭倮の小型艇䞀隻を護衛するように嚁圧的な倧きさの二隻が随䌎する。

    『あなたたち、ここはわたしの領域よ挚拶もなしに䜕しにきたの』『姫』が思念波で呌びかけるが反応なし話の通じる盞手ではない
    小型朜氎艇の船銖䞋郚から䞖の理に背く黒よりもなお黒い光線が攟たれ、城砊めいた岩山の䞀角を抉り抜く

    『目的は宝物庫っおわけね』

    『姫』の思念が匷たり、増倧する存圚栌に魚売り䞀行も抌し朰されそうになる
    「これが歎史の䞊で神栌ずされた所以か  」「  ここたでのはわたしも芋た事がないわよ  」「  ひえぇっ  」「海が  怒っおいたす」それに呌応し、無数のアノマロカリスや円錐圢オりム貝が朜氎艇を包囲

    小型朜氎艇䞋郚が展開し岩山の穿孔郚ぞマニピュレヌタが䌞びる  。
    アノマロカリスが、円錐オりム貝が、甲冑魚が、宝物庫を守るべく朜氎艇にアタックをかけるだが護衛朜氎艇の冒涜挆黒倪陜じみた魚雷を受け、次々ず消滅


    CA-BZZZZZZCA-BZZZZZZ


    「あの魚雷、レむ君を襲った奎らが䜿った手抎匟ず爆発が䌌おるわ」
    「ここたで攻めお来やがったか、チクショり」

    その間にも、マニピュレヌタが䜕か珠のような物を掎み  瞮み始める

    『    さぬ』

    「「「「え」」」」

    『  断じお蚱さぬぞ』


    『我が聖域に穢れた力で抌し入り、宝物庫たでも涜すずは  矮小なる人の子よ、その業は汝の手に負えぬ物ず知れ』


    『姫』の口調は぀い先皋たでの穏やかなものから䞀倉、今や鬌神の劂き荒ぶる海の怒りの䜓珟者である
    曎にその䜓はカむゞュりめいお巚倧化、錚めいお湟曲した角ず倧海蛇めいた尟に鰭めいた翌を備えた倧海竜ず化した
    その恐るべき嚁容に、皆はただ圧倒されるのみだ  。

    DOMDOMDOMDOMDOMDOMDOMDOM
    護衛朜氎艇がより倧量の魚雷を倧海竜に攟぀しかし  。

    『キュオオオォヌッ』GOOOOOOM

    『姫』の口から竜の吐息じみお攟たれた波動が党匟を跡圢も無く消滅させ、護衛朜氎艇の分厚い装甲を倧きく歪たせる
    護衛朜氎艇がぐら぀いた隙を突き、曎に竜の尟をしならせ打撃を芋舞う


    『小さき我が眷属よ、共に戊っおもらいたい』倧海竜の県が魚売りに向く。
    「勿論、喜んで」魚売りは片膝から跳躍し、戊闘態勢

    反察方向から数発の魚雷魚売りは『姫』の力を借りパワヌを増幅した回転氎流障壁を展開
    「ルリャヌッ」
    ミスティック・シャりトず共に超自然氎流が魚雷の軌道を曲げ逞らすその䞀発が発射した護衛朜氎艇に呜䞭

    CA-BZZZZZZ

    挆黒倪陜じみた悍たしい爆発珟象が装甲を倧きく抉る
    「今よ行けぇヌっ」
    その呌び声に応え圌方頭䞊から珟れたのは  癜亜玀の海を支配した海蜥蜎の王、モササりルスに他ならないワニの劂き恐るべきあぎずで朜氎艇の装甲が抉れた郚分に食らい぀き、䜓をスクリュヌ回転しながら容赊なく噛み砕く癜亜玀

    CLAAAASH

    船䜓が海底に叩き぀けられる


    もう䞀方も  

    『裁きを受けるがよい』
    護衛朜氎艇は臎呜的なダメヌゞを受け、航行するのがやっずの状態だ。䜕ずか離脱を詊みるが  『逃がさぬ』
    『姫』は翌を広げ、竜角を構えお突撃した

    CLAAAASH

    船䜓を倧海竜の角が貫通、爆沈

      だが既に護衛されおいた小型朜氎艇は姿を消しおいた。
    虚の理の宝珠も持ち去られたようだ  。


    ――――――――――――


    『  怖がらせちゃっおごめんなさいね  』
    「いや、俺は倧䞈倫だ」「僕も倧䞈倫」「凄い物を芋る事が出来たした」
    今は『姫』も穏やかな姿ず口調に戻っおいるが、心䞭は穏やかでないのが明らかだ。

    「結局、事態は奜転するどころか悪化しおるのよね  戊力差は歎然だし」魚売りが悲しげに口を開く。
    『  倧䞈倫よ』「  『姫』  」

    『わたしさっきので決めたの  ドブガワ・グルヌプだっけ階士団ず戊うなら、力を貞すっお』

    その蚀葉に、皆の顔が明るくなる。
    「『姫』  ありがずう」「心から感謝する」「ありがずう」「有難うございたす  」
    『うふふ、お瀌なんおいいの  わたしはそういう笑顔をこれからもずっず、芋守っおいたいだけ』

    『぀いでにわたしのファンクラブの皆も呌んでこようかしら』

    「ファンクラブ  」犅僧は少し怪蚝な顔をしたが、少なくずも敵ではないず刀断した。


    ――――――――――――


    日本某所、ずある離島。

    この島は戊時䞭芁塞ずしお䜿われおいたが、今は無人島  ずいうのは衚向きの話である。実際はある湟岞カルトの隠れ里ずなっおいるのだ。
    その奥の掞窟でフヌドを被った屈匷な男が座犅を組む。
    右腕にはむルカ、巊腕にはロブスタヌのタトゥヌが芗く  。



    「  海が  母なる海が呌んでいる  」



    【#4に続く】

     
     
     
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