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GSO 15cm F4のテスト撮影2

    (マニアックです. ご注意.)

    GSO 15cm F4ニュートン式につき, 先日のちょい撮りテスト↑では,

    • SkyWatcher F4コマコレクタを付けてAPS-Cサイズで四隅まで良好な星像が得られることを確認

    • 斜鏡のスパイダの曲がり(?)による光条の割れがぁ…

    • 笠井トレーディングの0.8xレデューサではNG

    という結果でした. それで, 気になる光条割れについては斜鏡のスパイダの直線性を見直して調整し(やはりちょっと曲がってたみたい), 再度光軸を合わせて実戦でのテストへ…

    今回は笠井トレーディングの2インチEDバローレンズを, バックフォーカスを調整して1.5xくらいにした場合の星像もテストしました.

    結果はこんな感じ.

    • 光条割れの問題は解決

    • 風の影響は, R200SSと比べるとかなり軽減されて風速2m/sくらいでも実用できる(ガイドずれはRMSで1"前後)

    • バーローレンズで1.5x拡大するのは, 星像が放射状に伸びてしまってボツ

    • 1"の正方形センサ(ASI533)では, ほぼフラットフレームが不要な感じ

    今回は一応見られる写真になるくらい, いくつかの対象を撮ってみました. いろいろ撮ったので, 1つの対象にガチで時間をかけたわけじゃないですが, 結果はいい感じ.

    アンドロメダ銀河(M31)

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    アンドロメダ銀河 (M31): GSO150F4, SkyWatcher F4コマコレクタ, Fujifilm X-T10 ISO1600, 27x3分 (合計81分); AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapee/Gimpでtone/WB調整.

    すばる(M45)

    これ撮るとご覧のように光条が派手に出ます. 光条割れは解決したようです♪♫ また光条の長さも, スパイダーに厚めのつや消し黒塗装で, 過剰ではなく尋常な感じになったらしい.

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    おうし座プレアデス星団 (すばる, M45): GSO150F4, SkyWatcher F4コマコレクタ, Fujifilm X-T10 ISO1600, 20x3分 (合計60分); AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapee/Gimpでtone/WB調整.

    ミラーレスカメラは最近使っているFujifilm X-T20やX-T30ではなく, 少し古いX-T10を使ってみました. これも良かったのかも. この世代(いわゆる第2世代のX-E2, X-T10など)のX-Transセンサはピクセルが4.82μmと大きくノイズが少ない. Fujifilmさん新しい機種は次々と画素数が増えて結局ノイズは大きくなっている(ソフトで処理はしてるんだろうけど)し, バッテリー消耗は早くなっている. 一般撮影だとAFやその他の機能的な改善されて使いやすくなっていますが, 基本的に露出不足でノイズに敏感な星用だと, 新機種のご利益が少なく, むしろ昔のモデルの方が有利という結論.

    上の2つの写真では, 周辺減光を補正するためのフラットフレームは使わず, 周辺減光補正をしていません. 背景のレベルを落として周辺減光をゴマカシてるだけ. もっと淡い天体をあぶり出すような処理ではフラットは必要です.

    1"正方形センサ(1辺がAPS-Cの縦の7割くらい)のASI533MC Proでも撮ってみました. こっちは冷却機能があってセンサ温度が制御できるので, ノイズを低くできるのと, 現場でダークフレームなどを撮る必要がなく時間の節約ができるというのが利点. なので, 画角が間に合えばこっちを使うようになっています. 上記のFujifilmの第2世代XTransと比べるとピクセルサイズは少し小さい(3.76μm)けど, 高感度低ノイズです.

    こぎつね座ダンベル星雲(M27)

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    こぎつね座 ダンベル星雲(M27): GSO150F4, SkyWatcher F4コマコレクタ, Sightron Comet BPフィルタ, ASI533MCP, ASICapで撮影(0C, gain 200/ss 180s) 17コマ; AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapeeでtone/WB調整.

    これもフラットフレームなしですが, 見た感じ背景はかなりフラット. このくらいの狭めの画角ならホントにフラット不要かも.

    はくちょう座 チューリップ星雲(Sh2-101)

    これは初めて撮ってみましたが, 割と写りやすいようです. 星雲の右側にはX線源, またブラックホールとして知られるはくちょう座X-1があり, ブラックホールから噴出するガスの先端の衝撃波が光る星雲もあるはずですが, 今回は写りませんでした. もっと露出時間が必要か?

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    はくちょう座 チューリップ星雲(Sh2-101): GSO150F4, SkyWatcher F4コマコレクタ, Sightron Comet BPフィルタ, ASI533MCP, ASICapで撮影(0C, gain 200/ss 180s) 10コマ; AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapeeでtone/WB調整.

    ペガスス座の銀河たち

    NGC7331の中に7月に現れた超新星SN2025rbsがまだ写るかな?と思って…
    左上のでかいやつがNGC7331. 超新星は銀河の中心核に近く, この写真では白飛び気味で見えません. その左側にある小さい銀河たちと合わせてDeer Lickグループと呼ばれます. 下の方にチョコチョコっと在るのがステファンの5つ子と呼ばれる銀河群で, 一つを除いて約3億光年という遠くにあるらしい.

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    ペガスス座の銀河たち(NGC7331とDeer Lick群, ステファンの5つ子銀河): GSO150F4, SkyWatcher F4コマコレクタ, Sightron Comet BPフィルタ, ASI533MCP, ASICapで撮影(0C, gain 200/ss 180s) 25コマ; AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapeeでtone/WB調整.

    NGC7331のところだけクロップして, トーンカーブを調整してみたら超新星が何とか見えるようになりました↓ 7月末ごろには銀河の中心核に近い明るさになってましたが, 今はかなり暗くなりました.

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    上の写真の拡大: NGC7331に今年7月現れた超新星SN2025rbsは, 7月末ごろには銀河の中心核に近い明るさになっていましたが, だいぶ暗くなりました. 一応写ってた.

    1.5xバーロー作戦は?

    バーローレンズで焦点距離を伸ばすのは, コマ収差などの観点では易しい方向に行くはず(?)と思って期待していましたが, 試してみたらみごとに星像が放射状に伸びてダメでした. やはりF4という明るさだと収差には厳しいようです. おとなしくコマコレで使うことにしましょう.

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    こぎつね座 ダンベル星雲(M27): GSO150F4, 笠井2"EDバーローを約1.5xで使用, Sightron Comet BPフィルタ, ASI533MCP, ASICapで撮影(0C, gain 200/ss 180s) 5コマ; AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapeeでtone/WB調整.

    ちょっと小さめの銀河や惑星状星雲だと, 900mm F6で使えるのは魅力なんだが… コマコレの後ろにテレプラスとかは??

    【了】

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    天の川(いて座〜はくちょう座): Samyang 12mm F2.0 @F2.8, Fujifilm X-T10 ISO1600 6x2min (合計 12分); AstroPixelProcessorでスタック/光害補正, RawTherapeeでtone/WB調整.
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    撮影中〜

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